1964年のル・マン24時間レース
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1964年のル・マン24時間レース | |||
前年: | 1963 | 翌年: | 1965 |
概要
フェラーリ買収を目論んで失敗していたフォードはフェラーリをル・マンで打ち負かそうと、ヨーロッパのレースを戦う基地をイギリスに作り、ジョン・ワイヤーを監督に招き、1963年のル・マン24時間レースに参戦していたローラ・カーズの車両を買い取って自社製V型8気筒エンジンを載せてフォード・GT40を製作し、3台を持ち込んだ[2]。ドライバーもフィル・ヒル/ブルース・マクラーレン組、リッチー・ギンサー/マステン・グレゴリー(Masten Gregory )組、リチャード・アトウッド/ジョー・シュレッサー組と一流を揃えた。
フォード・GT40Mk.1は快速だったがエンジンやトランスミッションにトラブルを起こして全車リタイヤした[2]。
ジャン・ギシェ(Jean Guichet )/ニーノ・ヴァッカレラ(Nino Vaccarella )組[1][3][4]のフェラーリ・275P[1][4]の20号車が24時間で4695.310km[4][1][3]を平均速度195.638km/h[1][4]で走って優勝した。フェラーリは表彰台独占[2]。5連勝[1][3]、8勝目[1][3][4]。
イギリスのシェルビー・アメリカンからフォードエンジンを搭載したシェルビーコブラデイトナが4位に入った。
参考文献
- 『ルマン 伝統と日本チームの戦い』グランプリ出版 ISBN 4-87687-161-2
- ドミニク・パスカル著、日沖宗弘訳『ル・マンの英国車』ネコ・パブリッシング ISBN 4-87366-068-8
- 黒井尚志『ル・マン 偉大なる草レースの挑戦者たち』集英社 ISBN 4-08-780158-6
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