鳥取城北高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 05:11 UTC 版)
教育方針
- 同校では、以下のような教育方針を掲げている。
- 建学の精神
- 質実剛毅の校訓を基底に、知・徳・体の調和と統一のとれた教育活動を展開し、明朗闊達にして進取の気象に富んだ人材の育成をめざす。
- 教育の目標
- 一人ひとりの個性を尊重し、能力・適性の伸長を図る。
- 心身の健康に努め、逞しい活力と強靱なる意志力の養成を図る。
- 自他の生命・人格を尊重し、自然愛・人間愛を大切にする豊かな情操の陶冶を図る。
- 社会に役立つ学問と礼儀正しい人間の育成を図る。
教育形態
同校では2013年度より、各授業45分、一日6限形態の授業を行っている。
また、志学コースの生徒には特別に7限授業、さらに部活動を行っている生徒に対しては、部活動終了後の時間を利用して補習を行うなど、部活動のみならず、生徒の学力向上にも力を入れている。
また、有志の生徒を対象に放課後や土日祝日にも授業を行っている。
部活動
同校では部活動が盛んに行われており、中でも現校長・理事長である石浦外喜義の指導する相撲部は照ノ富士、逸ノ城、石浦などを輩出していることで知られている。特に照ノ富士は鳥取城北初となる横綱で知られる。
硬式野球部は、夏の県大会で準優勝4回、選抜でも補欠校1位4回と、長年あと一歩で甲子園出場を逃し続けてきたが、2009年の夏の鳥取県大会で初優勝して悲願の甲子園出場を果たした。
応援部は、2008年の暮れに結成され、翌年の1月には早稲田大学の応援部を同校に招き3日間の指導を仰いだ。また、2009年の全国高等学校野球選手権大会では、創部後約半年にして本格的な応援パフォーマンスをみせ、地元メディアを賑わせた。
2012年の第94回全国高校野球選手権鳥取大会決勝。最後まで見る者の目を釘付けにした。接戦の末、本塁打を含む集中攻撃で鳥取城北が逃げ切った。鳥取城北は3年ぶり2度目の優勝。春夏連続で甲子園への切符を手にした。
第94回全国高校野球選手権大会3日目の1回戦第4試合に登場。鳥取城北(鳥取)と香川西(香川)が対戦し、鳥取城北が香川西を3-1で降し初戦を突破した。鳥取城北は春夏通じて甲子園初勝利。
2013年の第95回全国高校野球選手権記念鳥取大会で鳥取城北が八頭を7-4で下し、2年連続3度目の優勝を飾った。2連覇は第79回大会の八頭以来16年ぶり。
2015年の第97回全国高校野球選手権鳥取大会で鳥取城北が鳥取西に9-6で勝ち、2年ぶり4度目の夏の甲子園出場を決めた。
2018年の第100回全国高校野球選手権記念鳥取大会決勝で米子西に8-0で勝ち、3年ぶり5度目の夏の甲子園出場を決めた。[1]
甲子園 通算勝利数(夏)1 勝 通算敗戦数(夏)5 敗 通算勝利数(春)1 勝 通算敗戦数(春)2 敗
設置部活動は以下の通り。
- 運動部
- 剣道部
- サッカー部
- 柔道部
- 相撲部
- ソフトテニス部
- バドミントン部
- 硬式野球部(選手権:出場5回/選抜:出場3回)※2020年の選抜大会は新型コロナで中止。出場回数のみカウント
- スキー部
- 陸上競技部
- 駅伝部
- バスケットボール部
- バレーボール部(女)
- テニス部
- ソフトボール部(女)
- 新体操部
- ボクシング部
- ボート部
- ダンス部
- 弓道部
- 空手道部
- 文化部
- 吹奏楽部
- 美術部
- 応援チア部
- 放送部
- 新聞部
- 書道部
- 軽音楽部
- 茶道部
- アントレプレナー部
- グローバル部
校内施設
主な校内施設としては、講堂、図書室、自習室、情報処理実習室、OA実習室、書道室、ウェイトトレーニングルーム、第1・第2・第3体育館、柔道場、剣道場、相撲道場、食堂、グランドなどがある。全教室に冷暖房が完備されており、充実した教育環境が整っている。
志学コースの生徒のみ、普通科・商業科とは別に「志学科校舎」で授業を受けていたが、現在は全ての生徒が同じ校舎で授業を受けている。
- ^ “夏の高校野球:鳥取城北が3年ぶり5回目の夏出場 - 毎日新聞” (日本語). 毎日新聞 2018年7月25日閲覧。
- ^ 学校側は争う姿勢 鳥取城北高元講師自殺で口頭弁論 日本海新聞 2020年4月11日
固有名詞の分類
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