錦川鉄道錦川清流線 錦川鉄道錦川清流線の概要

錦川鉄道錦川清流線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/07 17:00 UTC 版)

錦川清流線
NT3000形気動車(NT-3001 せせらぎ号)
基本情報
日本
所在地 山口県
種類 普通鉄道第三セクター鉄道
起点 川西駅
終点 錦町駅
駅数 13駅
開業 1960年11月1日
三セク転換 1987年7月25日
所有者 錦川鉄道
運営者 錦川鉄道
使用車両 錦川鉄道#車両を参照
路線諸元
路線距離 32.7 km
軌間 1,067 mm
線路数 全線単線
電化方式 全線非電化
閉塞方式 自動閉塞式(川西 - 北河内間)
特殊自動閉塞式(北河内 - 錦町間)
最高速度 80 km/h[1]
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本稿では、前身となる(旧)国鉄西日本旅客鉄道(JR西日本)岩日線(がんにちせん)ならびに未成線区間である岩日北線(がんにちきたせん[注釈 1])についても記す。

概要

錦川清流線は1987年(昭和62年)に(旧)国鉄特定地方交通線の岩日線を転換して開業した[2]。施設上は西日本旅客鉄道(JR西日本)岩徳線の川西 - 柱野間にある森ヶ原信号場が起点でそこから分岐している[2]2006年(平成18年)3月20日に(旧)岩国市・錦町・美川町などが合併し、新たに岩国市が発足したことにより、全線が岩国市内となった。ほぼ全線が錦川沿いを通っており、路線名はそれに因んでいる[2]

元々岩日線は山陽本線 岩国駅山口線 日原駅島根県鹿足郡津和野町)を結ぶ陰陽連絡鉄道の一つ[注釈 2]として計画されたものであり、「岩日線」の名称も「岩国」と「日原」の頭文字を取ったものであった。1963年に錦町駅まで開業したが国鉄再建法施行により特定地方交通線の第二次廃止対象路線に指定され、以北の建設を凍結(後述)、開業済み区間は第三セクター鉄道に転換された[2]。山口県で唯一の第三セクター鉄道であり、なおかつ山口県で唯一のJR以外の鉄道路線でもある[注釈 3]

路線データ

  • 管轄(事業種別):錦川鉄道(第一種鉄道事業者
  • 路線距離(営業キロ):32.7km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:13駅(起終点駅と清流みはらし駅含む)
  • 複線区間:なし(全線単線
  • 電化区間:なし(全線非電化
  • 閉塞方式:自動閉塞式(川西 - 北河内間)、特殊自動閉塞式(北河内 - 錦町間)
  • 最高速度:80km/h[1]

運行形態

すべての列車が岩徳線に乗り入れ、岩国駅 - 錦町駅間で運行されている。運行本数は1日10往復で、3時間以上間隔が空く時間帯もある。ワンマン運転を実施している[2]




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