銀二貫
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銀二貫 | ||
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著者 | 髙田郁 | |
発行日 | 2009年6月10日 | |
発行元 | 幻冬舎 | |
ジャンル | 時代小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 上製本 | |
ページ数 | 296 | |
公式サイト | www.gentosha.co.jp | |
コード |
ISBN 978-4344016835 ISBN 978-4344415324(幻冬舎文庫判) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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大阪の書店員らが大阪ゆかりの小説の中から「ほんまに読んでほしい」本を選ぶ「Osaka Book One Project[注 1]」の第1回(2013年)受賞作品[2]。
2014年4月よりNHK総合テレビの木曜時代劇枠にてテレビドラマ化された[3]。また、2015年11月に宝塚歌劇団により『銀二貫 -梅が枝の花かんざし-』と題して舞台化、2017年6月に松竹により舞台化された[4]。
注釈
- ^ 大阪の本屋と問屋が協力し「ほんまに読んでほしい本」を選び、その本の販売で得られた収益の一部を社会福祉施設を通じて、大阪の子供たちに本を寄贈するプロジェクトで、いわば大阪版「本屋大賞」である。第4回より「大阪ほんま本大賞」と称される。
- ^ 金換算すると33両。作者の高田は、『みをつくし料理帖』第7巻巻末「みをつくし瓦版」によると、1文30円で料理の値段を決めている。1両=4000文とすると、33両(銀2貫)は396万円。
- ^ 上方で、商人の娘のこと。
- ^ 現在の大阪府高槻市原・塚脇地区[5]。
- ^ 上方で、商人の妻のこと。
- ^ 寒天を製造する場所。極寒の中で、しかも緻密な職人芸が求められる過酷な職場であり、そこで過ごす1か月は、世間での1年の奉公に相当すると言われるほどである。
- ^ ダブルキャスト。
- ^ 桂ざこば休演に伴う代役。
出典
- ^ “第2回「日経小説大賞」・「日経中編小説賞」最終候補作”. 日本経済新聞出版社. 2017年2月16日閲覧。
- ^ 久保智祥 (2013年10月24日). “大阪の書店員らが選ぶ本、第1回は高田郁さん「銀二貫」”. BOOK.asahi.com (朝日新聞デジタル) 2016年5月16日閲覧。
- ^ a b “林遣都さん主演!木曜時代劇「銀二貫」制作開始!” (2013年11月13日). 2013年11月23日閲覧。
- ^ a b “大阪の商人描く、高田郁の人情劇「銀二貫」に藤山扇治郎、赤井英和、室龍太ら”. ステージナタリー. (2016年12月28日) 2016年12月28日閲覧。
- ^ “3月16日 人情時代劇『銀二貫』主人公の藤山扇治郎さんが濱田市長を表敬訪問”. 高槻市 (2017年3月16日). 2019年5月29日閲覧。
- ^ 上田昌彦 (2014年5月24日). “「寒天のふるさと 高槻」PRを行っています!!”. 高槻市. 2019年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月31日閲覧。
- ^ “高槻の寒天づくり”. 大阪ミュージアム. 大阪府. 2019年5月31日閲覧。
- ^ “林遣都に時代劇初主演のプレッシャー!?”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2013年12月19日) 2019年5月29日閲覧。
- ^ “あまちゃん女優・松岡茉優と天才子役・芦田愛菜が“2人1役””. ORICON NEWS (oricon ME). (2013年11月14日) 2019年5月29日閲覧。
- ^ “林遣都 : 「銀二貫」で初の時代劇 撮影は「一度も気を抜かなかった」”. MANTANWEB (毎日新聞デジタル). (2014年2月11日) 2014年5月19日閲覧。
- ^ 「発表! 第81回ドラマアカデミー賞」『週刊ザテレビジョン関西版』第20巻33号(2014年8月22日号)、KADOKAWA、2014年8月22日、26頁。
- ^ “宝塚歌劇雪組 早霧せいな&咲妃みゆの全国ツアー公演『哀しみのコルドバ』、月城かなと主演のバウホール公演『銀二貫』が決定” (2015年4月24日). 2015年7月16日閲覧。
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