金沢フォーラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 10:10 UTC 版)
概要
ジェイアール西日本不動産開発[2](当時、現在のJR西日本不動産開発)が金沢市金沢駅北土地区画整理事業施行地に開発した金沢駅前開発ビル(現在のビル名はJR金沢駅NKビル)[2]にイオン株式会社(当時)のフォーラス事業部が入居・出店となり、2006年(平成18年)[1][9]11月2日に開業した[3][5]。金沢市の市街地においての大型商業施設では、1985年(昭和60年)に開業したKOHRINBO109(当時、現在の香林坊東急スクエア)以来21年ぶりの開業となった[3]。
8階建てで[1][5]、商業施設は7階のフロア構成となっている[5][6]。7階にはシネマコンプレックスのイオンシネマ[5]、6階にはフードコート(KUUGO)[5]など約180店のテナントが入居している[6]。
歴史
- 2006年(平成18年)[1]
- 2008年(平成20年)6月20日:イオンの持株会社化に伴い、運営がイオンリテールに移管される[10]。
- 2016年(平成28年)3月1日:イオンリテールのビブレ・フォーラス事業本部が株式会社OPAへ移管されたことに伴い[9]、運営会社が株式会社OPAに変更[9]。
- 2024年(令和6年)3月1日:この日より仙台フォーラスが長期休業に入ったため[11][12]、当店舗が全国唯一のフォーラス営業店舗となった。
主なテナント
現在のテナントの詳細は、公式サイトのフロアガイドを参照。
- 1階 レディス&メンズファッション・スイーツ
- 2階 レディスファッション
- 3階 ヤングレディスファッション
- 4階 メンズ&レディスファッション
- 5階 ファニチャー&グッズ・キッズ・ブック
- 6階 ダイニングリゾート KUUGO
- 7階 シネマ・カフェ&レストラン
イオンシネマ金沢フォーラス
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金沢フォーラス7階に所在するシネマコンプレックス。
開業当初はイオンシネマズによる運営であったが、2013年7月1日にワーナー・マイカルとの合併に伴い、イオンエンターテイメントによる運営に変更された[17][注釈 2]。イオンシネマズが運営していた劇場では唯一ファッションビルに入居している。
2021年2月27日に約 1.5 倍の広さを確保し、パーテーションを設置した「アップグレードシート」(以下表、US)を全スクリーンに新設した[18]。
No. | 座席数 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
通常 | US | 車椅子 | ||
1 | 208 | 13 | 2 | |
2 | 208 | 13 | 2 | 3D対応 |
3 | 110 | 13 | 2 | |
4 | 132 | 13 | 2 | |
5 | 142 | 13 | 2 | 3D対応 |
6 | 74 | 9 | 2 | |
7 | 60 | 10 | 2 | |
8 | 92 | 10 | 2 | |
9 | 92 | 10 | 2 |
ヴァンデュール金沢駅前 | ホームラン GOGO 金沢店 | |||
金沢駅/金沢百番街 | 北鉄駅前センター ホテル金沢 天然温泉 加賀の湧泉 ドーミーイン金沢 | |||
金沢フォーラス | ||||
金沢駅バスターミナル(兼六園口) 北鉄金沢駅 |
金沢都ホテル(閉鎖) |
注釈
- ^ コロナ禍に伴い、営業時間を短縮する措置を実施している。
- ^ 同じ金沢市内にあるイオンシネマ金沢(イオン金沢店内に入居)は、2013年6月30日まで旧ワーナー・マイカル運営による「ワーナー・マイカル・シネマズ金沢」であった。
出典
- ^ a b c d e f g h i 『JR金沢駅西口 広岡3丁目におけるオフィスビルの着工について〜2022年度秋開業予定〜』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道・JR西日本不動産開発、2020年8月4日 。2023年1月3日閲覧。
- ^ a b c d “大規模小売店舗 変更の届出(法6条1項) JR金沢駅NKビル”. 石川県商工労働部経営支援課 (2010年4月7日). 2023年1月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 「金沢中心部21年ぶりの大型店進出 駅東でフォーラス開業 狙いは3県「90万人」商圏」『北國新聞』夕刊、2006年11月2日、1面。
- ^ “夏物セール、先手競う 北陸のファッションビル・百貨店”. 日本経済新聞. (2010年6月25日) 2023年1月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 「北陸最大級、招待客もけた違い 1万人で早くも混雑 金沢フォーラスきょう開業」『北國新聞』朝刊、2006年11月2日、2面。
- ^ a b c d e f g “金沢フォーラス/「REBORN PROJECT 2021-2022」第2弾開始、22店を刷新”. 流通ニュース (2022年2月25日). 2023年1月3日閲覧。
- ^ a b “金沢駅前に「ポケモンセンターカナザワ」、北陸ならではのグッズ販売と情報発信目指す”. 金沢経済新聞 (2020年12月1日). 2021年4月18日閲覧。
- ^ a b “金沢ロフト、駅前に10月8日移転。引越し記念の5%オフクーポン配布中”. トラベルWatch (2021年6月4日). 2023年1月3日閲覧。
- ^ a b c d 会社情報 - OPA
- ^ “大規模小売店舗 変更の届出(法6条1項) JR金沢駅NKビル”. 石川県商工労働部経営支援課 (2011年2月10日). 2023年1月3日閲覧。
- ^ “仙台フォーラス 来年3月休業へ”. NHK NEWS WEB (NHK). (2023年8月7日) 2024年2月29日閲覧。
- ^ “仙台の商業施設・フォーラス、劣化調査のため長期休業へ”. 日本経済新聞. (2023年8月8日) 2024年2月29日閲覧。
- ^ “金沢ロフト、金沢駅前で10月に移転オープン”. 日本経済新聞. (2021年6月4日) 2023年1月3日閲覧。
- ^ “【石川】音にキレ! 能登ヒバギター 地元木材を活用、限定発売”. 北陸中日新聞Web. (2022年9月3日). オリジナルの2022年9月3日時点におけるアーカイブ。 2023年1月3日閲覧。
- ^ “石川・宝達志水に無印良品 11月、能登初出店”. 北國新聞. (2022年7月1日). オリジナルの2022年7月1日時点におけるアーカイブ。 2023年1月3日閲覧。
- ^ “金沢にポケモンセンター きょうオープン 北陸初公式ショップ”. 北陸中日新聞Web. (2020年11月20日). オリジナルの2020年11月25日時点におけるアーカイブ。 2021年4月18日閲覧。
- ^ “イオン、「ワーナー・マイカル・シネマズ」の劇場名を「イオンシネマ」に変更”. 日刊工業新聞(日刊工業新聞社). (2013年6月12日)
- ^ 全国15劇場の全スクリーンに「アップグレードシート」を拡大導入 (aeoncinema.com) イオンエンターテイメント株式会社 2021年2月24日
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