請求書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/01 04:43 UTC 版)
![]() | この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
請求書(せいきゅうしょ)とは、何らかの行為を求めていることを相手に通知するために発行する文書。証憑書類の一種である。英語表記では"bill"("Billing Statement")、"invoice"がある。
概要
主に金銭の支払い・行政手続きの執行などを請求するときに発行される。
目的
- 請求の義務があること・要求していることを明示する
- 請求の期限が近づいていることを知らせる
- 請求の期限が過ぎたことを知らせる(本来は督促と呼ぶ)
主に掲載される項目
- 宛先
- 請求する相手を書く。
- 発行日
- その請求書を発行した日付を書く。年度○月○日を書く。
- 請求者
- 請求書の発行元の名前・連絡先を書く。
- タイトル
- 請求書の文書としてのタイトル。「○月○日分御請求書」など。
- 内容
- 請求する内容を明記する。 企業間の取引の場合には、冒頭に挨拶なども書く。
- 以下、金銭支払い請求の場合の例
- 日付(代金を請求する商品の購入日)
- 項目
- 単位
- 単価
- 数量
- 合計額
- 備考
- 振込先
- 請求日…請求書を起票した日付
- 請求番号
- 期限
- 支払い・手続きなどを行ってもらう期日を書く。期日を過ぎた場合の対処などについても付記する。
法律上の扱いにおける注意点
- 民法では、債権の時効に関して次のように決められている。
- 請求書を送ることによって時効の中断を成立させることはできない。
- 時効の中断を成立させるためには催告(請求書等)が債務者に届いていることが必要であり、そのことを立証できなければならないので配達証明付きの内容証明郵便にしておくことが望ましい。
- 税法においても、次のような保存規定がある。
一般的な使用ケース
- 代金の支払いより先に商品を届けた・サービスを行ったなどの場合
- 裁判で賠償金・金銭の返還などを請求する場合
- 特許申請における審査請求及び審判請求
- 代金の支払いが確認できていない場合
脚注
関連項目
請求書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 08:13 UTC 版)
商品の納品により相手方に代金を請求するために作成される書類。取引量が多い場合には一定期間の取引分をまとめて請求し作成されることもある。
※この「請求書」の解説は、「証憑」の解説の一部です。
「請求書」を含む「証憑」の記事については、「証憑」の概要を参照ください。
「請求書」の例文・使い方・用例・文例
- 請求書の額はいくらになっていますか
- 10ドルの請求書
- 息子の使った費用の請求書を私に送ってください
- 請求書を無視する
- 請求書の支払い
- 請求書を提出する
- この請求書は正しいですか
- 弊社がクレジットカードに料金を請求したり、請求書を発行したりするのは、商品が発送されてからですので、お客様はまだイーゼルの料金を請求されていません。
- 請求書を発行する
- 請求書の誤りを修正する
- 注文品に納品書(請求書)を同封する
- 8 月10 日付けの請求書番号40293 のお支払い期限が過ぎていることをお知らせします。
- 9月15 日までに支払い金全額が受領されなければ、8%の遅延損害金が請求書に加算されます。
- 小切手を書いたり、振り込みをしたりするときに必要な情報は、請求書でご確認いただけます。
- 料金が請求書に加算されるかもしれない。
- 今回のご注文の20%割引は、新しい請求書に反映いたします。
- 今月のガスの請求書に記載されていた遅延損害金についてEメールを差し上げています。
- 私の理解するところでは、遅延損害金は、先月のガスの請求書を予定の期日に支払わなかったと見なされたために課されたのだと思います。
- 彼女への請求書が遅れたことを伝えるため。
- 彼女への請求書が間違っていることを伝えるため。
請求書と同じ種類の言葉
- 請求書のページへのリンク