蒼き流星SPTレイズナー 登場兵器

蒼き流星SPTレイズナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 09:49 UTC 版)

登場兵器

末尾のアルファベットのXは試作機、Uは特殊機、Cは量産機を表す。

デザインは大河原邦男が担当。大河原は当初、5~6メートル台のロボットを想定してデザインしていたところ、最終的に10メートル前後となった旨を語っている。また、元々はベイブルのデザイン(企画時の呼称はグレイドス)が主役機の候補として提出されていたが、スポンサーとの兼ね合いから決定稿ではレイズナーのデザインが採用されている[9]。また、大河原は自著において、紫外線によって変色するプラモデルの新素材から企画が上がったものの、実際には使用されなかった旨の言及をしている[10]。また、イラストレーター、デザイナーの鈴木雅久は自著において、「グレイドス」段階でのSPTとキャリアのラフ設定画を掲載している[11]

SPT

本作に登場する人間が搭乗する人型ロボットは、SPTSuper Powered Tracer / スーパー・パワード・トレーサー)と呼ばれている。頭部にコックピットがあるのが外見的な特徴で、透明かそれに類するハッチ・カバーを持つため、有視界戦闘も可能。異星の調査や開発用に作られた装甲強化服から発展した兵器で、その由来ゆえ用途を選ばない高い汎用性を持つ。劇中に登場する機体群の中ではもっとも旧式で低スペックとされるブレイバーですら特殊な装備無しで大気圏に突入し、その後機体に支障をきたすこともなく戦闘を継続、あまつさえそのまま単独で大気圏を離脱することが可能という強靭さ・推力・機動性を併せ持っている。登場するSPTはほとんどがグラドス製だが、終盤では地球製のSPTも登場する。

宇宙空間でのSPTは方向転換時に頭部を中心にして胴部・脚部を高速で回転させる機動を行う。胸部の装甲は概して厚く、レイズナーは10両前後の戦車に一斉に至近距離で砲撃されてもほぼ無傷である。ただしブレイバークラスの頭部、つまりキャノピー部の装甲はさほどのものではなく、グラドス軍標準装備の肩撃ち式ロケットランチャーならば一発で小破、米軍の宇宙用ミサイルならば同じく大破させることが出来る(最新型であるレイズナーでは傷一つつかない)。

SPTは元来汎用性を持つ兵器であるが、状況に応じてさまざまな武器やバックパック等を装備して任務ごとに性能を特化することが出来る。バックパックは規格が保たれており、別機種間でも使いまわすことが可能[注釈 4]。戦闘用の装備としては主に、自由電子レーザー砲「レーザード・ライフル」と、拳に備え付けられている電磁破砕装置「ナックル・ショット」を用いる。動力源は燃料電池。電力は胸部バッテリーから供給され、機体駆動時には脚部パワージェネレーターより充電される。燃料タンクは脚部にあり、燃料の注入は踵部から行う。またバックパックにも予備タンクがある。しかし、劇中では「少年少女たちが、孤立したまま敵と戦いながら逃避行を続ける」というストーリーの都合上、本来孤立していては難しい補給や修理はあまり描写されなかった。

SPTの操縦管制は、統合型コンピューターによって行われる。高性能センサーと状況分析能力を有しており、音声での状況伝達から注意の喚起、場合によっては戦術の提案まで行う。また、音声入力による機体の操作も可能であるため、初心者でも簡単にSPTを動かすことができる。

大河原邦男のデザイン画では、身長10メートル弱のSPTの頭部に人間の乗るコクピットを収めているため胴体に比べて頭部が巨大なアンバランスな体型となっているが、実際の作画では頭が小さい通常の体型で描かれることが多かった。

なお、もともとは地球人の宇宙進出に脅威を感じたグラドス人が地球制圧用に開発した人型兵器である。

SPT-LZ-00X レイズナー
第二世代SPTの試作として開発され汎用性向上に重点を置いたSPT。全高/9520mm、重量/13750kg。試験的にV-MAXシステム(後述)が搭載されている。主人公エイジが搭乗する機体で、開発にはエイジの父、ケン・アスカが関わっている。出力8.5MWの速射型レーザード・ライフル(型式番号:LDR-00R)とナックル・ショットの他、ふくらはぎの部分に「カーフ・ミサイル」と呼ばれる小型ミサイルを装備している。さまざまな専用バックパックが存在していたが、火星脱出の際に600mmグレネードランチャー装備型、火炎放射器装備型、大気圏用飛行型が放棄され、一つしか残らなかった。
機体管制は「レイ」と呼ばれるV-MAX対応コンピュータSAI2000系が行っているが、その裏にもう1機「フォロン」と呼ばれるコンピュータ人格が隠されている。フォロンは「グラドス創生の秘密」の伝承と、緊急時のレイズナー機体保持を目的として作られており、レイズナーに危機が迫った時はV-MAXを発動させ、周囲の脅威対象を無差別に殲滅する。地球解放戦線機構の実戦データ収集機としても活躍し、SPT開発の参考にされている。物語終盤、ル・カインの駆るザカールのV-MAXレッドパワーに敗北し大破。
なお、コンピュータ「レイ」には「レイの使用はアルバトロ・ナル・エイジ・アスカに限定する」という命令が与えられており、エイジ以外の使用ができないようになっている。「レイ」という名前はパイロットのロックを簡易的に行う手段の一環としてエイジが名付けたものである。他のSPTの搭載コンピュータにレイのような固体名称が存在しないのはそのためである。
なお、名称確定前は「グレイダス」という名前でメディアに発表された。
E-SPT-LZ-00X-B V-MAX強化型レイズナー
地球解放戦線機構がザカールとの戦いで大破したレイズナーから、それまでの戦闘データを分析して複製・強化した開発機体にレイ(フォロン)を移植した物。作中では「ニューレイズナー」とも呼称されている。OSのレイとフォロン、そしてグラドス創世の秘密データは旧機体からこちらに移される。全高と重量については、レイズナーとほぼ同じか、装備の増設で増加していると思われるが、詳しい詳細は不明(後述する様々なSPTの同型機についてもそれは同じ。)。
アポジモーターを14基から20基に増設(胸部に2基、背部に2基、脚部に2基)し、スラスターも強化しV-MAXの出力を23%強化した他、肩に大型放熱クーラーを増設し、V-MAX使用後の機能回復も早められている。胸部装甲を120mmから145mmに増厚、エンジン出力を217puから248puに強化、ナックルショットも強化し、ザカールのレッドパワーと互角に渡り合えるように強化されている。クスコの戦いでは地上戦でも多数のドトール相手に奮戦、通常稼働でも強力なパワーを発揮し、空中戦でも一機でソロムコ隊を撃破するなど桁外れの戦闘能力を見せた。
『刻印2000』の作中、及び小説版(アニメージュ文庫)で、旧レイズナーが大破し、本機に機能移植される際、フォロンはそれを拒んで自爆しようとしていたが、エイジから生みの親ケンの理想である地球とグラドスの二つが融和する象徴となる、そのため建造中の本機に移ってもらいたいと説得され、「エイジ、私は、私の新しい身体の完成を待つ事にする」と思いとどまったことが描かれた。『B-CLUB』(1986年7月号)での高橋良輔インタビューによると、本機は放映短縮による打ち切りが無ければ、後述するレイズナーMk.IIへのつなぎにされる予定だった。
SPT-BB-02U ベイブル
エイジがレイズナーと共に宇宙船に積んできた3体の特殊型SPTの1体。全高/9740mm、重量/15070kg。パーツの多くがレイズナーと共通する兄弟機だが、格闘戦を想定されていたことから出力240puと強化され胸部装甲は135mmとやや厚くなっている。主にデビッド・ラザフォードが搭乗し、宇宙用バックパックSP-02D型を常備している。格闘戦に特化した機体のためキャノピーが狭いのが特徴。
地球到着後、レイズナー同様に米軍に分析されたが、そのデータは3年後のドール開発に活かされる。第1部終了後、バルディと共にグラドス側に接収され、第30話でル・カインの策略により時限爆弾を仕掛けられた上でデビッドとシモーヌに故意に奪取させ、爆破されるも、その直前にレイズナーのV-MAXでコクピットに穴を開けられてエイジに救出され、二人の関係が深まった。元はレイズナーのデザイン案のひとつ。
SPT-BD-03U バルディ
レイズナー、ベイブルと共にエイジが宇宙船に積んできた3体の特殊型SPTの一つ。全高/9360mm、重量/11090kg。後方支援用に開発された機体で、パーツの多くがレイズナーと共通する兄弟機だが、胸部装甲105mmとやや薄くなっている。第1部では第6話で、エネルギー切れで稼働出来ないレイズナーの代わりにエイジがこの機体で戦う。以降はロアン・デミトリッヒが搭乗。
連射型レーザード・マシンガンを装備しているが、出力5.5MWと低いので右肩には高密度エネルギー砲が備え付けられており、ゴステロ搭乗のブルグレンを大破させる。また、広範囲の視界を得られるようドーム型のキャノピーを有しており、射撃や砲撃に特化した仕様の機体となっている。地球到着後、機体データはベイブル同様、後のドール開発の参考にされている。第1部終了後、ベイブルと共にグラドス側に接収され、第30話で再登場するものの、ロアンが乗らなかった事もあって、第2部では活躍しない。ベイブルと同じく、元はレイズナーの不採用となったデザインのひとつ。
E-SPT-DL-X ロードテイラー(ドール)
ギルバートらが中心になり、グラドス製量産型SPTドトールをモデルに製作した初の地球製量産型SPT。全高/10880mm、重量/12400kg。物語終盤に登場し、デビッドやシモーヌの他、レジスタンスのメンバーが搭乗する。バックパックには地上走行時に用いる大型の砲架を持ち、ローラーで移動する形態から、それを背中に廻して飛行する他、敵に格闘戦を挑む際には強制排除も可。出力8.5MWの連装砲座形式のレーザードライフルのほか、折りたたみ式の大型シールドと一体化したナックルショットを装備。地上での最高速度は時速250kmで、ドトールの230kmを上回る。グラドス制圧下の逆境の中での開発である上に、良質の資材と部品を調達できない事に加え、科学力で劣る地球製の機体故に性能的にはグラドス正規SPTに見劣りするが、量産化され、地上戦ではドトールと互角の戦闘能力を持つ。
第31話では、地球側の動向を探ろうとするル・カインの挑発に乗せられたデビッドが、未だ開発中で未完成の本機を独断で持ち出して、ジュリアに無礼を働くゴステロの決闘に応じ、体内メカが不調なゴステロのダルジャン相手に優位に戦いを進めたものの、グラドス側に本機の存在を暴露された上に、ゴステロが放った卑劣な妨害に遭ってデビッドは負傷し、代わって操縦したシモーヌも同じ妨害によって傷つき、遂には大破させられてしまったものの、その決闘中にエイジがゴステロが傭った狙撃兵を引きずり出して不正を暴き、結果としてグラドスの威信と品位は貶められ、ル・カインは顔に泥を塗られ、ゴステロは追放される羽目となった。
デビッド機やシモーヌ機のようにパイロットの力量によっては、グラドス軍標準SPTと同等以上に渡り合える能力を発揮した。 テレビ版の名称はドールとして雑誌に紹介されていたが、ビデオ版『刻印2000』時にロードテイラーに改名したとアナウンスされた。レイズナーと同色の蒼い機体もある。
SPT-GK-10U グライムカイザル
アーマス・ゲイルが搭乗する上級士官用SPT。全高/9560mm、重量/133880kg。大気圏外での戦闘を得意とし、宇宙作戦行動にて非常に高い性能を誇り、キャノピーと頭部が他のSPTに比べてやや肥大化しているような印象も与える。
出力12.6MWの連装式拡散型レーザードガンを装備し、命中率は高い。汎用バックパックUV-10T型を装備[13]、運動性能はレイズナーを上回り、第⒖話では地球艦隊を壊滅させるほどの力を見せ、続くレイズナーとの一騎打ちで、エイジを追い詰めるが、V-MAXにより暴走するレイズナーに撃墜される。
SPT-BK-10U ブラッディカイザル
エイジの姉、ジュリアが搭乗する。グライムカイザルを赤くペイントした同型機で、それ故にエイジは、戦死したゲイルが生きていると錯覚したが、ジュリアは恋人ゲイルの仇討ちを誓って復讐の色にその身を染めている。
恋人を失った復讐心から、執拗にレイズナーを襲うが、第23話でレイズナーとの乱戦中、ギウラ隊の集中攻撃に巻き込まれ海中に墜落した。そして、その海中で、ジュリアはようやくゲイルが死ぬ前に遺した言葉の意味を知り、エイジへの憎しみとグラドスへの忠誠を棄てる。
SPT-BG-91U ブルグレン
基本性能でグライムカイザルを凌ぐ性能を有するSPT。全高/9780mm、重量/16290kg。前期、ゴステロが搭乗していた。胸部装甲厚165mm、出力248puのハイパワータイプで、重力下での対地攻撃を得意とする。滑空可能なバックパックAR-90T型を装備し空中での運動性は第一世代SPT中トップクラスで、火星での戦いでエイジを苦しめたが、第6話でレイズナーからベイブルに乗り換えたエイジの逆襲によって、敗走する。
オープニングでレイズナーに破壊される敵SPTは本機であるが、第6話での退却、退場以降姿を見せていない。つまりオープニングとは違い、作中では破壊されていない。
SPT-BV-15C ブレイバー
グラドス軍の標準タイプとも言える一般兵士用量産型SPT。全高/9610mm、重量/14010kg。安定性が高く、熟練度の低い兵士にも扱いやすい。その分飛び抜けた性能ではないが、地球の従来型航空宇宙兵器では歯が立たない力を持つ。第8話ではブルグレンを壊されたゴステロが、一般兵を殺害し、自ら本機に乗りこんでレイズナーを襲うものの、エイジに代わって動き出したレイ(フォロン)によって倒される。
地球占領後に何機かが地球解放戦線に鹵獲され、ドールの開発研究材料に使われた。
SPT-DM-20C ディマージュ
高性能センサーを持ち索敵能力の優れた量産型SPT。全高/9980mm、重量/17330kg。そのため集束率の高い出力8.8MWの遠距離型レーザードライフルを装備する。アポジモーターが24基と最も多く現用SPT随一の高速を誇る。宇宙空間での機動性は特に高い。特にバックパックは優秀で、ゲイルもグライムカイザルの専用バックパックを破損後に換装させた。カルラやギウラなど、主に士官が搭乗し、指揮官用の機体ともいえる。
SPT-DT-25C ドトール
グラドスの地上戦用量産型SPT。全高/9190mm、重量/13520kg。車輪を備えた地上用バックパックを常備し、踵部のローラーとあわせ地上を高速走行をする。最高走行速度は時速230km。バックパックを宇宙戦用に換装すれば宇宙戦もこなせるが元々地上用に特化された機体なので能力は劣る。第30話では駐機していた本機の通信機を用いてアーサーが、ロアンが漏らしたル・カインの策略を急報し、デビッドとシモーヌは九死に一生を得る。
地球解放戦線にも何機かが鹵獲され、一部がル・カイン暗殺へのテロ攻撃に使われ(結局失敗)、さらに一部がブレイバーと共にドールへの研究開発へと用いられた。
SPT-ZK-53U[注釈 5] ザカール
レイズナーを元に開発されたグラドス製最新鋭の第二世代SPT。ル・カイン専用機。全高/11820mm、重量/16030kg。ゴールド・メタリックに輝くボディカラーが特徴。ナックルショットは無いものの、代わりに左腕にホーン・オン・アームを装備し格闘戦にも長けている。V-MAXを標準装備しており、レイズナーをも上回る基本性能に加え、新型コンピューターSAI2100系を搭載し、のちにV-MAXに特殊な強化剤を加えることで従来より15%以上出力を増した「V-MAX・スーパーチャージ(別称レッドパワー)」を発動させ、レイズナーの青とは対照的に赤いエネルギーを放出させてレイズナーを圧倒、大破させた。
だがル・カインがグラドスと地球の秘密にこだわった結果レイズナーを取り逃がし、地球側に戦闘データを分析されニューレイズナー誕生による反撃を受けることになる。

MF

SPTから汎用性を省き、用途を特化して造られた機体をマルチ・フォーム(Multi Form)と呼ぶ。地球侵攻にも、局地専用にカスタマイズされた機体が投入されていた。バックパックシステムを廃しており、可変型の機体もある。

MF-SL-52C ソロムコ
大気圏内戦闘用量産型MF。全高/9350mm、重量/11100kg。航空機に手足が生えたような外見をしており、それを畳むことにより、SPT以上の大気圏内機動力を持つ航空機形態へ移行できる。胴体に連装式機関砲を装備し、航空機変形時には下部に設置する携帯型レーザードガンLDG-29Nを持つが、ナックルショットを持たないので、格闘戦には不向き。
MF-GS-54C ガンステイド
物語の終盤に登場した量産型重MF。全高/9680mm、重量/18630kg。外部にハードポイントを多く持ち、その外装に多大なミサイルポッド、超重粒子ビームによる砲撃システムや、フレイムスローワー(火炎放射器)を搭載している。これによる絶大な火力により、グラドスに抵抗するレジスタンスたち、地球の歴史や文化を収蔵した貴重な建造物、書物や美術品を焼き尽くし、ナスカでの攻防戦では、地球側レジスタンスの防衛線を後退させるほどの物量で攻撃してきた。
外装を強制排除すると白兵戦もこなせるが、火器重視に特化したためにSPTの打撃や火器のみならず、バズーカ砲の一撃で撃破されるほど防御力は弱い。シモーヌ曰く「グラドスの着せ替え人形」。
MF-DJ-91U ダルジャン
死鬼隊のメンバーとして復活したゴステロの専用MF。全高/11550mm、重量/18340kg。左腕シールドにメタルクロー(設定では「ブロークン・ネイル」)、ニードルショット、左肩にレーザード・バズソー(レイズナーとの「飛び道具は使わない」決闘で不意討ちに用いられた)など、格闘兵装を多数装備している。マンジェロの分析によると、通常時のレイズナーの運動性を8%上回る性能を有していた。失態を繰り返して逃亡したことを責められ、第32話で、仲間だったはずの死鬼隊のMFによって破壊される。
設定の準備稿ではニードルショットは左右にあるが、決定稿では左のみになっている。しかし、劇中では左右に装備・使用されていることが多く、第28話でもレイが「両腕にニードルショット装備」と言っている。
MF-MC-73U ガッシュラン
死鬼隊の一員、マンジェロ専用のMF。全高/8510mm、重量/13420kg。機動性が非常に高い。両足のかぎ爪で敵SPTの肩にしがみつき、右肘のハード・コーン(ドリル)と左腕のスクイーズ・アーム(万力)を用いて頭部コクピットを破壊し、パイロットを直接惨殺するという非人道的戦法に特化された機体である。胸部には固定武装のバルカンを2門有する。なお、搭乗者のマンジェロに似て猫背でガニ股の機体でもある。
第36話で、それまでの失敗の穴埋めにと、ル・カインから最後のチャンスとして外装型V-MAXを装着されて善戦するも、レイズナーとの相討ちを狙うDr.ニゾンの奸計により、振りほどかれた直後に自爆する。その際、レイズナーに取り付いた両足とV-MAXの一部が残って地球側に渡り、ニューレイズナー開発の貴重な参考にされる。
MF-ED-52U エルダール
死鬼隊の一員、ボーン専用のMF。全高/11520mm、重量/18010kg。両掌から変幻自在の触手・スネークドリルを射出する。外装オプションとして火炎放射器を装備した。ガッシュラン同様に、搭乗者の体型に合わせていて、ボーンに似て長身痩躯の機体である。
第34話でガッシュランと二機がかりでレイズナーを襲うものの、レイズナーのV-MAXにより制御を失ったガッシュランのハード・コーンに貫かれて爆発する。
MF-DK-61U ダンコフ
死鬼隊の一員、ゲティ専用のMF。全高/10430mm、重量/14890kg。搭乗者のゲティに似て肩幅の広い大型機であり、全SPT中最大のパワーを誇る。両肩の大型キャノン・オーバーレイアーティラリーと、腿の部分に収納したパワーナックルを主武装にする。
第33話でレイズナーのV-MAXを封じるため、背部に装着した浮遊機雷散布バックパックを用いてエイジを苦しめるが、ゴステロの介入によって脚部関節を破壊されて歩行不能に陥り、そこをエイジにつけ込まれてエルダールのスネーク・ドリルに巻き込まれ、同士討ちにされて破壊される。なお、ゴステロ自身も制御不能に陥った本機に踏み潰され、あえない最期を遂げる。
E-MF-LZ-00X-2 レイズナーMk.II
作中未登場。アニメ雑誌などでは、飛行機(戦闘機)形態に変形できる後継機のデザインも公開されていた。全高/9980mm、重量/15610kg。
ロードテイラー(ドール)部隊の指揮官機として設計された高性能機をベースとし、レイとフォロンを移植することを想定して仕様変更された機体という設定。丸みのある旧レイズナーより全体的に角張ったフォルムを持ち、レイズナーではキャノピー内にあるツインアイがキャノピー下に露出している。武装はSPT時にはほぼレイズナーと同様の装備の他、カーフミサイルが廃止になったものの、代わりに両肘にレーザー機銃が追加、標準装備されており、これは戦闘機時にも使用可能な火器である。
Mk.IIのV-MAX機能は「V-MAXIMUM(ブイ・マキシマム)」[注釈 6]と名を変えられている。『B-CLUB』の高橋へのインタビューでは、飛行機形態でその強力V-MAXを発動させる予定だったとあり、「魂SPEC」の説明では戦闘機形態でないと発動できないとされているが、後述するゲームではSPT形態で使用している[14]。小説では、戦闘機形態でのV-MAXIMUM発動では超光速を発揮し、刻印によって閉鎖された地球・グラドス間の宇宙を突破している。また、大破した旧レイズナーを地球人の手でMk.IIに改造したうえでレイ(フォロン)を強化型から本機へ移植し、さらに地球とグラドスの融和的シンボルにするという案があった。
企画段階でのカラーリングは白だが、後に描かれたデザイン画ではレイズナーと同じく紺と白のツートンカラーメインになる。魂SPECなどでは、下腕部がパープルカラーなどに変更されている。
ゲームでは、「スーパーロボット大戦シリーズ」のうちレイズナーが初めて参戦した『新スーパーロボット大戦』と、それ以降の参戦作品に出演(強化型レイズナーとの選択式)したほか、『Another Century's Episode 2』でも登場している。
本作の放送打ち切り直前に発売されたアニメ雑誌『月刊ニュータイプ』1986年6月号では、「ニューレイズナー」の名称で本編のメカ作監の吉田徹によって描き下ろされた本機のバストアップが表紙を飾っている。ただし、元のデザイン画には存在しないパーツやディテールが確認できるうえ、デフォルメも重なって後の立体化時のデザイン画とはほとんど異なる姿となっている[15]
デザインに際して、twitter上で現漫画家の宮尾岳がアイデアスケッチを提供した事を公表している。

TS

無人機。量産型メカ。テラー・ストライカー(Terror Striker)の略称。

TS-SG-50C スカルガンナー
ようやく月まで逃げてきたエイジたちが廃墟と化した月面基地で遭遇したTS。全高/9760mm、重量/14520kg。熱重粒子弾を両腕に装備、頭部に対生物用サーマルビームを装備する。基本的に対人用で周囲の人間を全て抹殺するようにプログラムされているが、対SPT戦能力も低くは無く、レイズナー、ベイブル、バルディを苦戦させている。パイロットの能力に依存せず負担を考慮する必要もないため、機動性ではSPTを遙かに凌ぎ、機体の一部を破壊されても戦闘を継続する。また頭部だけになった機体のセンサーが敵をキャッチし、センサーを失った他機体を遠隔操作して攻撃するなど、複数機体のリンク機能も装備している。ただし無人機であるためか、周囲の状況の変化に対して臨機応変に対応することが出来ない。
監督を務めた高橋良輔によれば、完全な悪のロボットとして嫌悪されるイメージをスタッフ間でリストアップしたところ、ゴキブリの案が持ち上がり、その意表をつく様子からイメージシースを形成したとしている。また、デザインは企画のみで終わった高橋のアニメ『ステルスワイズ』用に大河原邦男がデザインした主役メカがベースになっている[16]。そこではコンバットアーマーに近い有人機の陸戦兵器だったのが、印象的な頭部はそのままに、本作では細身のシルエットに変更されている。
TS-TP-50D ターミネーターポリス
占領後の地球で治安維持に使用されるTS。第2部では地球各地に降下して反抗勢力を抹殺していき、『刻印2000』ではガンステイドと共に、地球文化浄化作戦を敢行した。両腕が伸縮する機能がある。各部の仕様は異なるものの基本構造はスカルガンナーと同じで、対象を識別する機能を付加しているが、識別そのものに手間取ることがあるため、スカルガンナーほどには手強くない。

その他(メカニック)

GTC-DN-03 グラドス・トライポッド・キャリア
エイジが乗ってきた宇宙船。その名の通り3本脚の構造を持つ。宇宙空間航行時は足を畳んで飛び、大気圏内航行時や着陸時は足を開く。この脚部に1機ずつSPTを搭載することが可能で、バックパック換装機能等を持ち、一通りの整備が出来る。シャトルとしても使用される。大気圏突入・離脱能力は持っているが、星系内航行能力しかもっておらず、超光速航法は行えない。SPTへのエネルギーチャージも行え、緊急時には搭載した各SPTのエネルギーを動力源に回すことも可能。19話では迷彩柄に塗装された機体が3機登場しており、ギウラ率いる追撃部隊が使用している。
ゲイルの母艦
ゲイルが艦長を務める風船のようなフォルムのグラドス宇宙船で、風船状の艦体の下に4つの突起状の格納庫を持ちその中に複数のSPTや、1機のシャトル(トライポッド・キャリア)を搭載している。超光速航行も可能。その外観に似合わず戦闘力も高く、単艦で地球艦隊を圧倒するだけの力を持っている。第14話では、エネルギーが底を付いているエイジ達のシャトルに追いつき、遂に捕獲するものの、エイジ達もろとも地球人を抹殺しようとしたカルラの先走りによって脱走された上に、エネルギーを奪われて逃走を許してしまう。ゲイル戦死後の第16話では、カルラが指揮を採ってゲイルの弔い合戦をしようとしたものの、ズールからの命令で、地球侵攻軍への合流を余儀なくされる。
グラドス軍宇宙母艦
グレスコが指揮する地球侵略軍の艦艇。巨大なアイロンのような形をしており、突起部が少ない形状をしている。超光速航法が可能。搭載火器が多く、多数のSPTを搭載する母艦としての機能も持つ。
地球側宇宙艦
米ソ両国がそれぞれ保有。ビーム砲を搭載しているが、SPTの前には無力だった。ソ連軍は3面の航空甲板を持ちつつ、そこそこの戦闘力をも持つ航空巡洋艦タイプの宇宙巡洋艦。2連レーザー砲7基、ミサイルランチャー9基、カタパルトを3面持ち艦載機数9機。この艦3隻で一艦隊を編成する。対空ビームでドトール1機のバックパックを破壊する戦果を挙げた。これに対し、アメリカ軍は4面の航空甲板を持ち艦載機数12機、2連レーザー砲8基、他にミサイルも装備する宇宙空母ポンディック1隻と、それを護衛する大型2連レーザー砲4基、連装レーザー砲6基、地球の大型宇宙艦の中で最速を誇る宇宙巡洋艦2隻の計3隻で一艦隊を編成する。航空専門艦とその護衛艦からなる編成は、アメリカ軍の編成思想に沿ったものである。なお、搭載する戦闘機も冷戦当時の米ソ各軍の機体の面影を色濃く残している。
地球側大気圏内戦闘機
放映当時はF-117MiG-29といった新型機の存在は軍事機密として公開されておらず、当時に既に公開されている戦闘機を元に、1990年代の未来型戦闘機を想像するしかなかった。そのためアメリカ戦闘機はF-20をベースにした通常タイプの戦闘機及びX-29を参考にした前進翼機、ソ連機はMIG-23を参考にした可変後退翼機としてデザインされている。27話では米軍とソ連軍がそれぞれ二十数機(レーダーの画像から推測して)を投入しそのうち九割が撃墜されるという大損害と引き換えにソロムコ1機を中破に追い込んでいる。このほかの戦力としてはAH-64AC-130も登場している。
戦略ゲラン衛星
グラドスがネメイン星制圧作戦で用いた巨大な人工衛星型破壊兵器。オゾン層破壊ビームを照射し、あらゆる生物に有害な太陽からの紫外線を地表に降り注がせるのが目的。ネメイン星の作戦では惑星のオゾン層を全て破壊し、地表の生態系を根こそぎ滅ぼしてしまったために、「グラドス歴史上最大の汚点」とまで呼ばれている。破壊するには内部作業用エリアに侵入し、中枢部を直接狙うしかないものの、多数のビーム砲塔で武装しており、SPTでも侵入するのは不可能に近い。グレスコが地球の大都市に向けて使用、これによって地球は総人口の3分の1が失われるまでになった。なお使用に際して標的になった都市の建造物が破壊される描写があり、単純にオゾン層のみを破壊して紫外線を直射させ該当地域の生物に健康被害を及ぼす以外にも何らかの物理的な破壊を引き起こすシステムが搭載されていると考えられる。
ピックアップトラック
第2部でデビッドがレジスタンス活動の足として利用する白いトラック。地球のどこにでもある車輌で、デビッドだけでなくエイジも運転する場合がある。普通のトラック故に第34話ではタイヤがパンクしてしまい、その時のタイヤ交換に時間を取られたために、死鬼隊に察知されたアンナの身が危うくなってしまったこともある。
バイク
第2部でエイジが愛用するオートバイで、新オープニングにも登場する。エイジがしばらくの間、デビッド達レジスタンスと、エリザベスらの地下組織との連絡用に使用。第34話ではエイジに代わってシモーヌが乗り、トラック修理に時間を取られたエイジ達にアンナ暗殺の危機を伝えた他、一足先にアンナの元へ行き着いて死鬼隊から辛くも守り抜く。
グラドスの刻印
クスコの地下に眠っていた巨大な円筒形のメカで、古代に地球を訪れたグラドス人が異文明衝突による破滅の危機を回避するために残した安全装置。ジュリアが胸に下げているペンダントが刻印の始動キーとなっており、これを発動させることによって宇宙空間を歪曲させ地球とグラドスの間の航行を遮断させることができる[注釈 7]。グラドス太古の未知のテクノロジーの集合体のようで、巨大物体にも関わらずに宇宙へと難なく浮かび上がり、外観は緑一色の壁だけで、出入り口のようなものが確認されていないにもかかわらず、レイズナーとザカールをその内部に取り込んだり、SPTの攻撃を無効化し、コントロールまで停止させてしまう他、始動させた者の指示でSPTや、指定された人物を退出可能という原理不明な力が働くのが見られる。

V-MAX

「V-MAX(ブイ・マックス)」とは、エイジの父ケン・アスカが開発した第2世代SPTより付与された特殊自己防衛プログラム及びそれに伴う非常時高速戦闘システムの名称である。元々は『戦域から緊急離脱し、自機の安全を確保すること』を第一の目的に開発された特殊機能だった。発動時には全身のスラスターのアフターバーナーが点火し推進力が最大値まで引き上げられるため、通常機動の3.57倍の速度になり機体の出力が格段に跳ね上がる。レーザード・ガンを至近距離で撃たれてから避けるなど瞬間移動のような急加速や、レイズナーが発射したカーフ・ミサイルを自ら追い抜き、手前のスカルガンナーを頭部へのキックで排除した後、奥のスカルガンナーにミサイルを命中させるといった、離れ業とも言える高機動戦闘も可能となる。また、胸部のマグネチック・フィールド・ジェネレーターが始動し機体周囲に強力な電磁界を形成し、そのフィールド内にLCMパウダーを散布するため、半径1km以内(レンジ1)に展開する敵機のセンサーを無効化させる。また自由電子式レーザー兵器はフィールドに阻まれ直撃弾を回避することができるため、それを生かした体当たり攻撃などを行うことも出来た。作中の描写では、原理は不明であるがフィールド内に取り込んだ人間を優しく支えたり、激しい機動を伴わない空中浮遊も行っている。

驚異的な機体性能を発揮する反面、莫大なエネルギーを使用するため発熱量が非常に高く、機体に過剰な負荷を強いるため、オーバーロードによる機体の破壊を防ぐために発動時間を制限するリミッターが設けられている。また発動終了後、機体は強制的に放熱体勢に入るため、約10分間は全く身動きが取れない。そのため敵機が残存すると回避運動も取れず危険であり、大気圏内上空では失速して墜落という場合も考えられる。そして当然ながら急激な機動の増加は、乗っているパイロットの操縦及び身体にも相当の負担を強いることになる。先述の点から見ても、戦闘に用いるよりも緊急離脱に用いるほうが理に適っている機能である。

物語当初は実験段階であり、一部の次期発展型の試作機に試験的に搭載されており、レイズナーがその搭載第1号機である。常識を超えた機動にパイロットが対応できずシミュレーションや搭乗訓練段階での死亡あるいは負傷事故が続出したため、その機構は凍結され、レイにもその存在を認識されていなかった。だが、ゴステロやゲイルの攻撃から自機を守るため、フォロンの手により閉鎖回路が解除され強制的に発動。その際パイロットのエイジは加速と機動に耐え切れず失神してしまう。その後、真相を知ったエイジがフォロンと対決・和解した後、フォロンからレイに機能が委ねられ、エイジの自由意志で発動させることが可能となる。

V-MAXは推進系に特殊な強化剤を加えることにより、従来より15%以上出力を向上させ機動性能の向上を図ることが可能である。これはスーパーチャージ(レッドパワー)と呼ばれ、ル・カインがザカールで運用している。ただし、その分パイロットと機体への負担もさらに増大するのでノーマルのV-MAXより限界発動時間は短くなっている。劇中未登場のレイズナーMk.IIのV-MAX機能「V-MAXIMUM」も同じく強化型V-MAXではあるが性格は大きく異なり、こちらは強電磁界の磁束密度を上げることで対弾性の向上を実現したもので、速度ではレッドパワーが勝り、攻撃&防御力ではV-MAXIMUMが上であると設定されていた。

V-MAXには機体内蔵型とバックパックタイプがある。ル・カインは当初からバックパック方式に疑問を持っている。バックパックタイプはいかなる機種にも後付けできる利点はあるものの内蔵型と比較して本体との追随性が悪く、本来その欠点を補う調整ユニットの追加装備を必要とする。しかし、MFガッシュランへの装備を命じられたDr.ニゾンは調整とパイロットの訓練のために最低2日を要求したが容れられず、調整ユニット未装着・訓練抜きで出撃させる。結果、初のV-MAX搭載機同士の戦闘となったレイズナーとガッシュランの戦闘ではパワーでは若干勝るもののレスポンスに問題を残し、パイロットも訓練されていないためにバックパックタイプを搭載するガッシュランが内蔵型のレイズナーとV-MAX運用のベテランであるエイジに苦戦を余儀なくされる。Dr.ニゾンは訓練抜き・調整ユニットなしではレイズナーには勝てないことを予期しており、ガッシュランにレイズナーに取り付いた後足のかぎ爪のロックを解除不能にして、自爆するよう細工を施していたが、レイズナーが最大出力による高加速で爆弾が搭載された上半身を引きちぎって脱出してしまったため無駄に終わる。

以後(放映短縮もあり)、バックパックタイプV-MAXは登場していない。また、高橋は『B-CLUB』インタビューで「ロボットものに常に新要素を入れなければならないと思っていたものの、そういうネタが無くなり、V-MAXはもう末期症状のようなもの。」と応えている。


注釈

  1. ^ アニメ本編ではここからNYに現れるまでの3年間のエイジの行動は語られていないが、「GAKKEN MOOK DELUXE ANIMEDIA 蒼き流星SPTレイズナー 刻印2000」所載の短編小説によれば、グラドス軍への単身突撃はフォロンに無謀と判断されレイズナーは強制的に撤退、地球の海洋へ落下。海中のレイズナーの中でエイジは長期の昏睡状態となった。覚醒し地上に出たエイジは中国人女性から拳法の指南を受け、エリザベスらの地下組織との交信などを果たした後、NYへ赴いたとされる。
  2. ^ 第8話でエイジからも同じように言われている。
  3. ^ グラドス至上主義のプライドはグレスコの死後も完全には抜けきっていなかったようで、刻印の中でのエイジとの乱闘でもこの言葉が出る。
  4. ^ 本作にて設定製作に参加した塚田廷式によれば、ロボットアニメの背部装備として「バックパック」という用語を使用したのは『蒼き流星SPTレイズナー』が最初であるとしている[12]
  5. ^ 劇中の字幕では「SPT-2K-53U」。
  6. ^ 名称の初出は新スーパーロボット大戦から。本来はゲスト出演である本作のみの名称設定であったが、後に公式でMk.IIが登場する作品に名称が逆輸されている
  7. ^ 発動シーン時には、前番組『機甲界ガリアン』のアイキャッチに用いられた背景を使用。
  8. ^ オープニングアニメのテロップには制作側の表示ミスで「川村栄」とクレジットされていた。
  9. ^ 本作の植田益郎がプロデューサーを担当。

出典

  1. ^ 高橋良輔「メカとの付合い」『電撃ホビーマガジン』、アスキー・メディアワークス、2014年3月、260-261頁。 
  2. ^ 倉田幸雄編「ANIME CHARACTER RESERCH 蒼き流星SPTレイズナー アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ」『アニメディア 1986年5月号』学習研究社、昭和61年(1986年)5月1日、雑誌01579-5、47頁。
  3. ^ コンプリートアートワークス 2006, p. 188.
  4. ^ 大図鑑 1990, p. 112.
  5. ^ 大図鑑 1990, p. 118.
  6. ^ 大図鑑 1990, p. 116.
  7. ^ 大図鑑 1990, p. 120.
  8. ^ a b 大図鑑 1990, p. 35.
  9. ^ 『学研ムック デラックスアニメディア 蒼き流星SPTレイズナー刻印2000』学術研究社、1986年12月、100-105頁。
  10. ^ 大河原邦男『メカニックデザイナーの仕事論 ヤッターマン、ガンダムを描いた職人』光文社、2015年8月、103頁。ISBN 978-4334038748
  11. ^ 『極楽遊戯』朝日ソノラマ、1995年6月、70-74頁。ISBN 4-257034114
  12. ^ サンライズワールド アニメ制作の裏バナシ 第2回 サンライズプロデューサー 塚田廷式(その1)”. サンライズワールド. 2022年9月24日閲覧。
  13. ^ 大図鑑 1990, p. 88.
  14. ^ 『スーパーロボット対戦XO』では、SPT、戦闘機どちらでも使用可能になっている。
  15. ^ ASIN B07CQFDG5Y
  16. ^ 「高橋良輔のメカとの仕合」『電撃ホビーマガジン』2014年5月号、KADOKAWA、264-265頁。
  17. ^ 『サンライズロボットアニメ大解剖』(2019年1月27日、三栄書房発行)14ページより。
  18. ^ 『サンライズロボットアニメ大解剖』(2019年1月27日、三栄書房発行)119ページより。
  19. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1986年6月号、学研、58 - 60頁。 
  20. ^ 北海道新聞』(縮刷版) 1985年(昭和60年)10月 - 1986年(昭和61年)7月、テレビ欄。
  21. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1986年2月号、学研、86頁。 
  22. ^ a b c 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1986年2月号、学研、87頁。 
  23. ^ a b 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1986年2月号、学研、88頁。 
  24. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1986年9月号、学研、83頁。 
  25. ^ 「蒼き流星SPTレイズナー完全攻略本」『アニメディア』、学習研究社、1986年11月。 
  26. ^ 公式ムックなどに掲載
  27. ^ “バンダイ、企画進行中の「蒼き流星 SPTレイズナー」アンケート実施”. アキバBlog. (2005年11月19日). http://www.akibablog.net/archives/2005/11/_spt.html 2015年2月8日閲覧。 
  28. ^ 他にはザンボット3ダイターン3スコープドッグダンバイン
  29. ^ キャラホビ2013[リンク切れ] - 「蒼き流星SPTレイズナー」公式コラム サンライズ 2013年9月2日閲覧。
  30. ^ 【受付終了】サンライズ80'sロボ商品化プロジェクト 続々報!! 「魂SPEC レイズナーMk-2」修正案、レディ!”. バンダイ コレクターズ事業部 公式サイト. 2015年2月8日閲覧。
  31. ^ [1]
  32. ^ [2]






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