茨城県立水戸第一高等学校・附属中学校 アクセス

茨城県立水戸第一高等学校・附属中学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 21:20 UTC 版)

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校章・校旗

校章

水戸中学時代は篆書体で縦書きされた「中學」の図案を校章としていた。[10]1947年夏、翌年に新制高校移行を控えた水戸中学では美術教師を中心に新校章制定の準備が行われ、 美術の授業の課題として、生徒が図案を制作した。生徒からは旧制水戸高の校章に似た図案や水戸中学時代の校章「中學」に似た図案、ローマ字を用いた図案なども寄せられ、検討を重ねた結果、「水」の文字を黄金分割に基づいて図案化した物が新校章に決定した。1948年4月8日の始業式の席上、校長は新校章を「荘子」逍遥遊篇にあるになぞらえて披露した。[11]

部活動・同好会など

部活動も活発で、1992年(平成4年)には、クイズ研究同好会が全国高等学校クイズ選手権で優勝している。

硬式野球部の創部は1891年(明治24年)で、1896年(明治29年)10月17日宇都宮中と行った試合は旧制中学野球部同士の最初の対抗戦と言われている[12]。本校の校舎とグラウンドは水戸城跡にあり、2022年7月、野球殿堂博物館日本野球機構全日本野球協会の「日本野球聖地・名所150選」に選ばれた(敷地内に飛田穂洲石井連藏の記念碑がある)[13]。硬式野球部は過去3回甲子園に出場している(うち2回は旧制中学時代)。

水戸一高ホームページに載っている部活動一覧

運動部
硬式野球部
陸上部
水泳部
バスケットボール部
卓球部
ソフトテニス部
ハンドボール部
ラグビー部
サッカー部
剣道部
軟式野球部
弓道部
バドミントン部
山岳部
テニス部
柔道部(休部中)
相撲部(休部中)
文化部
演劇部
写真部
史学部
ESS(英語研究会部)
生物同好会部
天文部
化学部
美術部
吹奏楽部
書道部
茶道部
JRC部(部員不足により活動休止中・生徒会が活動を実施中)
棋道部
漫画研究会部
放送部
アマチュア無線部
合唱部
同好会
軽音楽同好会
アコースティックギター同好会(部員ゼロ・募集中)
クイズ研究同好会
映画同好会
折紙研究同好会
ダンス同好会
鉄道研究同好会

学校内の史跡・文化財

校内にある水戸城薬医門

学校敷地の北西側に移築されている水戸城薬医門は、安土桃山時代の様式で造られた水戸城の城門であり[2]1983年(昭和58年)に茨城県指定文化財に指定されている[14]明治以降は複数の所有者を経て移築を繰り返し[3]、現在は茨城県教育委員会が管理を行っている[14]。門に関して現存する史料は少なく、謎も多い建築物であると言われる[3]


  1. ^ ハイスクールガイド”. 茨城県立水戸第一高等学校. 2015年1月22日閲覧。
  2. ^ a b 水戸城薬医門”. 水戸観光協会. 2015年1月6日閲覧。
  3. ^ a b c 足立大. “歴史を歩く 旧水戸城の薬医門”. YOMIURI ON-LINE. 読売新聞社. 2008年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月22日閲覧。
  4. ^ 平成26年度大学合格者数
  5. ^ 例として、本校最寄りのバス停が「一高下」と称する。
  6. ^ 「ダッシュ水高」については『知道会報第84号 - 水戸市』[1](2016年1月6日閲覧)に記述がある。
  7. ^ 「校長挨拶 - 茨城県立水戸工業高校ホームページ」[2](2016年1月6日閲覧)など同校ホームページの随所に「水工」の記述が見られる。
  8. ^ 志村廣明「茨城県における「自由教育」抑圧事件」『教育学研究』第49巻第1号 日本教育学会 1982年 120-129頁
  9. ^ 附属中学校沿革
  10. ^ 『水戸一高百年史』p.184
  11. ^ 『水戸一高百年史』p.559
  12. ^ “旧制中学の野球の試合で、最も古い試合について”. レファレンス協同データベース. (2004年6月). https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000011522 2015年1月6日閲覧。 
  13. ^ 野球聖地に水戸一高、ノーブルホーム水戸 日本伝来記念の「150選」 2022年7月20日(茨城新聞)
  14. ^ a b 旧水戸城薬医門”. いばらきの文化財. 茨城県教育委員会. 2010年8月22日閲覧。
  15. ^ 著書『誠実と日本人』(ぺりかん社、1998年)などで母校・旧制水戸中学について度々言及あり。
  16. ^ “交遊抄 やさぐれた時代 小田部雄次”. 日本経済新聞. (2019年3月27日). https://www.nikkei.com/article/DGKKZO42922070W9A320C1BC8000/ 2019年5月29日閲覧。 
  17. ^ 永井道明先生後援会『遺稿 永井道明自叙伝』大空社〈伝記叢書 36〉、1988年3月17日、18-19頁。 全国書誌番号:88039498
  18. ^ “毎日フォーラム・霞が関人物録:茨城県”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2021年4月9日). https://mainichi.jp/articles/20210408/org/00m/010/010000d 2024年4月22日閲覧。 
  19. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション『柔道年鑑大正14年度』





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