笠間市 合併の経緯

笠間市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/10 05:29 UTC 版)

合併の経緯

2002年頃、いわゆる平成の大合併に伴い、旧笠間市、友部町、岩間町で合併協議会を設置。しかし、新しい市の名前について、笠間稲荷神社笠間焼などの伝統から「笠間」の名前を残したい笠間市と、新しく公募を希望する友部町との協議が決裂して笠間市が協議会より離脱する。その後、友部町と岩間町で協議を進めるが、編入合併を主張する友部町と新設合併を主張する岩間町で協議が決裂し、一旦白紙に戻る。

2004年後半になり、改めて合併協議会を設置。その結果、市の名前は笠間市、市役所は旧友部町役場(笠間、岩間は支所となる)、合併方法は新設合併とそれぞれの希望が通るような折衷案がまとまり、2005年3月に合併が正式決定。翌2006年に正式に新笠間市が発足した。

行政

歴代市長

特記なき場合『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』などによる[8]

旧笠間市長
氏名 就任 退任 備考
1 榎並栄 1958年(昭和33年)8月1日 1963年(昭和38年)3月
2 長谷川好三 1963年(昭和38年)5月1日 1965年(昭和40年)9月15日
3 榎並栄 1965年(昭和40年)10月 1968年(昭和43年)7月
4 山口茂 1968年(昭和43年)8月 1984年(昭和59年)8月
5 笹目宗兵衛 1984年(昭和59年)8月 1994年(平成6年)5月
6 磯良史 1994年(平成6年)5月 2006年(平成18年)3月18日
笠間市長
氏名 就任 退任 備考
1 山口伸樹 2006年(平成18年)4月23日 現職

市役所支所

2006年3月19日の合併に伴い、旧友部町役場に市役所本庁舎が置かれ、旧笠間市役所と旧岩間町役場は市役所支所となった。 その後、東日本大震災により笠間支所が被災して使用不可となったため、同地に仮庁舎を建てていたが、2014年3月24日に旧法務局笠間出張所跡地に庁舎を移転した。

  • 笠間市役所 本所
    • 〒309-1792 茨城県笠間市中央三丁目2番1号
  • 笠間支所
    • 〒309-1698 茨城県笠間市笠間1532番地
  • 岩間支所(市民センターいわま)
    • 〒319-0294 茨城県笠間市下郷5140番地

議会

市議会

  • 定数:22人
  • 議長:大関久義
  • 副議長:内桶克之
  • 会派(議席):政研会(6)、市政会(4)、自民クラブ(3)、かさま未来(3)、[公明党](2)、[日本共産党](2)、[無所属](2)

衆議院

茨城県第1区
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
福島伸享 51 無所属 105,072票
比当 田所嘉徳 67 自由民主党 96,791票
茨城県第2区
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
額賀福志郎 77 自由民主党 110,831票
藤田幸久 71 立憲民主党 61,103票

注釈

  1. ^ 自然の山ではなく、採石場跡に溜まった湧水山脈に見えることから観光地となった。【ニッポン探景】石切山脈(茨城県笠間市)わき水に浮かぶ屏風絵『読売新聞』朝刊別刷り「よみほっと」2019年12月15日1面掲載。

出典

  1. ^ 笠間 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年2月8日閲覧。
  2. ^ 官報第7704号 p.124 文部省告知第48号 私立宍戸図書館ヲ茨城県西茨城郡宍戸町宍戸人上高等小学校内ニ設置ノ旨設立者ヨリ開申セリ (1909年3月5日)国立国会図書館デジタルコレクション 2020年12月21日閲覧
  3. ^ 『図典 日本の市町村章』p56
  4. ^ 笠間市スマートシティコンソーシアムの協定締結について 東日本電信電話株式会社 茨城支店(2020年2月5日)2020年2月20日閲覧
  5. ^ 笠間市史編さん委員会編『笠間市史』笠間市、1998年
  6. ^ 友部町史編さん委員会編『友部町史』友部町、1990年
  7. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』角川書店、1983年 ISBN 4040010809
  8. ^ 歴代知事編纂会 1983, 558-561頁.
  9. ^ 『最新版日本の地理5 関東地方』(学研プラス)15頁
  10. ^ 笠間市史編さん委員会(編)『笠間市史 下巻』笠間市、1998年、136頁。 
  11. ^ 笠間市史編さん委員会(編)『笠間市史 下巻』笠間市、1998年、138頁。 
  12. ^ 笠間市公式ホームページ”. www.city.kasama.lg.jp. 2024年3月1日閲覧。
  13. ^ 笠間市[リンク切れ]
  14. ^ [1][リンク切れ]
  15. ^ https://butszo.jp/2014/06/3494/”. butszo.jp. 2024年3月1日閲覧。
  16. ^ 「坂本九の定宿」新たな歩み/茨城・笠間 震災で廃業、歴史交流館に『読売新聞』朝刊2018年4月2日
  17. ^ 「いばらき大使」の委嘱について』(HTML)(プレスリリース)茨城県、2022年9月15日https://www.pref.ibaraki.jp/bugai/koho/kocho/ambassador/20220915.html2023年5月10日閲覧 






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