福井市
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行政
市長
- 福井市長
- 歴代首長
- 地方自治法施行以前の歴代市長
- 初代 鈴木準道 1889年5月27日 - 1895年1月27日
- 2代 渡辺弘 1895年4月13日 - 1901年7月18日
- 3代 東郷龍雄 1901年10月8日 - 1907年9月8日
- 4代 山品捨録 1907年10月8日 - 1921年8月25日
- 5代 武内徹 1921年6月4日 - 1926年8月18日
- 6代 永井環 1926年8月29日 - 1930年8月28日
- 7代 大月斎庵 1930年11月6日 - 1935年1月19日
- 8代 斎藤直橘 1935年7月2日 - 1941年8月30日
- 9代 落合慶四郎 1941年9月3日 - 1945年9月2日
- 10代 熊谷太三郎 1945年10月2日 - 1947年5月1日
- 歴代公選市長
- 初代 熊谷太三郎(旧法下最後の市長、元福井市会議員) 1947年5月2日 - 1959年5月1日 3期(満了)
- 2代 坪川信三(前衆議院議員) 1959年5月2日 - 1963年5月1日 1期(満了)
- 3代 島田博道(医師、元陸軍軍医)1963年5月2日 - 1974年3月24日 3期(死亡)
- 4代 大武幸夫(前福井市総務部長)1974年5月12日 - 1994年1月28日 5期(死亡)
- 5代 酒井哲夫(前福井市助役)1994年3月13日 - 2006年3月12日 3期(満了)
- 6代 坂川優(前福井県議会議員) 2006年3月13日 - 2007年10月30日 1期(辞職)
- 7代 東村新一(前福井市副市長)2007年12月23日 - 2023年12月22日 4期(満了)
市民生活窓口
基本的なサービスの窓口は、市街中心部に位置する市役所本庁舎のほか、市街を取り巻く位置にあり市民課証明係の出先業務を行うサービスセンター4箇所、1959年以降に編入した区域(旧藤岡村を除く)にありサービスセンターの業務内容に加え戸籍や住所の異動届出受理も行う連絡所8箇所の体制となっている。一部の連絡所では、マイナンバーカード事務も取り扱っている。
- 北サービスセンター(堀ノ宮一丁目、JA福井県西藤島出張所内)
- 西サービスセンター(渕二丁目、Aコープやしろ店敷地内)
- 東サービスセンター(松城町、パリオCITY敷地内)
- 南サービスセンター(花堂南二丁目、ショッピングシティベル内)
- 川西連絡所(砂子坂町、鶉公民館内:旧川西町)
- 国見連絡所(鮎川町、国見公民館内:旧国見村)
- 殿下連絡所(風尾町、殿下公民館内:旧殿下村)
- 東足羽連絡所(東郷二ケ町、東体育館との合築:旧足羽町)
- 森田連絡所(下森田藤巻町、森田公民館内:旧森田町)
- 美山連絡所(美山町、旧美山総合支所庁舎:旧美山町)
- 越廼連絡所(茱崎町、越廼公民館内:旧越廼村)
- 清水連絡所(風巻町、清水健康管理センター内:旧清水町)
広域行政
- 一部事務組合
福井市が加入している一部事務組合(福井県の全市町が加入している団体を除く)。
- 鯖江広域衛生施設組合(越廼・清水地区のみ対象)
- 丹生衛生管理組合(越廼・清水地区のみ対象)
- 福井坂井地区広域市町村圏事務組合 - ごみ処理、計算機、地域振興などの事業
市町村合併
いわゆる平成の大合併において、福井市は2006年2月1日に、隣接する足羽郡美山町、丹生郡越廼村・清水町の3町村を編入合併している。
他30市とともに日本最初の市制を施行した1889年当時、平野部の旧福井城下のみであった市域は南東の足羽郡、北東の吉田郡、南西の丹生郡および北西の坂井郡にあった周辺町村との合併による拡大が度重なることで山地や海岸に達し、3町村の編入によって当初の約120倍の面積となっている。また、旧美山町には旧大野郡の地域が含まれているため、3町村編入後の市域には丹生、坂井、吉田、足羽、大野の5郡にあった地域を含むこととなった。
- 合併決定までの経過
- 2002年10月8日 福井市・鯖江市・美山町・越廼村・清水町任意合併協議会開催
- 2003年6月1日 福井市・鯖江市・美山町・越廼村・清水町合併協議会設置
2005年2月1日に5市町村が合併し、現在の福井市役所を新市役所とする「福井市」(人口約33万人)を新設する方向で検討された。 - 2004年6月30日 福井市・鯖江市・美山町・越廼村・清水町合併協議会解散
当時の鯖江市長が示した自治権強化に折り合いが付かず、同市の協議離脱により白紙となった。 - 2004年11月22日 福井市、美山町、越廼村、清水町の4市町村による福井圏域合併協議会を設置
2006年2月1日に3町村を廃し福井市へ編入の方針 - 2005年2月25日 合併協定調印、翌月各市町村議会可決
- 2005年7月5日 福井県議会可決
- 2005年8月29日 総務大臣告示
- 編入区域の主な取扱
- 旧町村の役場をそれぞれ総合支所(5課体制の部組織)とし、窓口業務など住民に密接なサービスを維持。なお総合支所はいずれも合併から15年を経過した2021年4月1日に廃止のうえ、市民生活部の出先機関である連絡所へ移行、うち越廼並びに清水の両連絡所は旧総合支所庁舎の近隣に別途ある市施設への設置となった。
- 3つの地域審議会を合併後原則10年間設置。2015年度末をもって廃止。
- 編入区域の地名は、原則として従来の大字名に「町」を付した名称となった。例外として「丁目」の区域は従来通りの名称、旧字体漢字を用いている大字は新字体の町名に変更、従来の福井市域にある町名と重複する大字には旧町名・地区名または方角を冠した町名となっている。なお、美山町役場(現・美山連絡所)所在地の同町朝谷島では、地名に「美山」の文字を残す地元合意が行なわれた結果、福井市美山町に変更となった。
- 旧町村議会の議員は合併時に失職。市議会では従来からの議員任期と同じ2007年5月まで定数3増、編入した各地区を選挙区とし、2006年3月5日にそれぞれ1名を選出する増員選挙を実施(市全域において任期満了の迫る市長の選挙、及び合併前の市域において欠員のあった市議会議員の補欠選挙も同日実施)。次期選挙(2007年4月22日実施)で議員定数を合併前の36に戻し、市全域を一選挙区とした。
注釈
- ^ 福井月見町、福井葵町、福井豊町、福井氷川町、福井松影町、福井旭町、福井寿町、福井川上町、福井不動町、福井岩堀町、福井常盤木町、福井毛矢町、福井相生町、福井足羽上町、福井足羽下町、福井緑町、福井玉井町、福井千歳町、福井九十九町、福井若松町、福井栄町、福井館町、福井照手上町、福井照手中町、福井照手下町、福井湊上町、福井湊中町、福井湊下町、福井花月上町、福井花月中町、福井花月下町、福井錦上町、福井錦中町、福井錦下町、福井佐久良上町、福井佐久良中町、福井佐久良下町、福井佐佳枝上町、福井佐佳枝中町、福井佐佳枝下町、福井乾上町、福井乾中町、福井乾下町、福井春山上町、福井春山中町、福井春山下町、福井大和上町、福井大和中町、福井大和下町、福井東上町、福井東下町、福井江戸上町、福井江戸下町、福井浪花上町、福井浪花中町、福井浪花下町、福井尾上上町、福井尾上中町、福井尾上下町、福井老松上町、福井老松中町、福井老松下町、福井宝永上町、福井宝永中町、福井宝永下町、福井簸川上町、福井簸川中町、福井簸川下町、福井松ヶ枝上町、福井松ヶ枝中町、福井松ヶ枝下町、福井清川上町、福井清川中町、福井清川下町、福井日ノ出上町、福井日ノ出中町、福井日ノ出下町、福井手寄上町、福井手寄中町、福井手寄下町、福井豊島上町、福井豊島中町、福井豊島下町、福井吉野上町、福井吉野中町、福井吉野下町が存在。
出典
- ^ “福井市総合計画 基本計画” (PDF). 福井市. p. 6 (2000年12月22日). 2016年5月3日閲覧。
- ^ “平年値ダウンロード”. 気象庁. 2024年2月閲覧。
- ^ “観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2024年2月閲覧。
- ^ “越廼 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年2月25日閲覧。
- ^ 豪雨、福井市に移り数十年来の洪水『大阪毎日新聞』昭和5年7月12日(『昭和ニュース事典第2巻 昭和4年-昭和5年』本編p558 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 福井駅前で火事、だるま屋百貨店焼く『北國毎日新聞』昭和18年3月20日夕刊(『昭和ニュース事典第8巻 昭和17年/昭和20年』本編p713 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ APEC好機に福井市がHP開設 3カ国語動画サイトでPR福井新聞2010年4月28日[リンク切れ]
- ^ “北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業 各地は観光客でにぎわう”. NHK (2024年3月16日). 2024年3月17日閲覧。
- ^ 市町村合併に伴う単位料金区域及び電話番号の変更について - 西日本電信電話
- ^ “毎日フォーラム・霞が関ふるさと記 福井県”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2017年9月8日) 2024年1月6日閲覧。
固有名詞の分類
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