機動戦士ガンダム 戦場の絆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 18:35 UTC 版)
戦場
戦場はある程度の期間ごとに変遷する。最初は4vs4だったが、2007年2月19日より8vs8が登場、2008年2月24日には6vs6も登場した。イベントでは5vs5もある。また、2007年3月30日より、ミノフスキー粒子濃度50%(ダッシュなどを使っていない敵機はレーダーに映らない)になる日が入るようになり、2008年2月14日には濃度100%(敵機が完全にレーダーに映らない)も登場した。
- サイド7 - Rev2.13までは初回プレイ時の練習用ステージ[12]。当初は説明もなくいきなり戦場に放り出されたので、初心者は事前に取り扱い説明書を見る必要がある。Rev2.x系へのアップデートによりチュートリアルが付け加えられたが、やはり必要な情報はほとんどない。拠点は存在しない。また現Revではイベントを除いて対人戦闘は行われない。Rev3では拠点のある別マップが「サイド7」になり、このマップは「サイド7演習場」と改名された。なお、「サイド7」の拠点は、連邦軍は管制塔、ジオン軍は通信施設。「サイド7(R)」の拠点は、連邦軍は通信施設、ジオン軍は管制塔。
- ニューヤーク - 市街地。建物が多く、唯一両軍共に拠点周辺に迎撃用の固定砲台が設置されている。2006年11月7日初登場。またタクラマカン砂漠後のニューヤークはビル、ドーム等の地形変更がなされた。なお2007年9月7日よりジオンと連邦の拠点位置が逆になる戦場が登場(「ニューヤーク(R)」と表記)、2009年3月10日からは夜間戦闘版(「ニューヤーク_夜」と表記)が登場。マップのモチーフはその地名からニューヨークと思われる。
- グレートキャニオン - 渓谷。高低差が激しく、マップはジャブロー地下並みに狭い。2006年12月9日初登場。2008年3月2日より拡大した新グレートキャニオンが登場。名前は前記のとおりグランドキャニオンからだが地形はアーチーズ国立公園がモチーフであり、似たようなダブルアーチという地形が実在する。
- タクラマカン - 砂漠。遮蔽物が少ない。ジオン軍の拠点はギャロップ。2007年2月1日初登場。2008年4月17日より拡大した新タクラマカン砂漠が登場。遮蔽物も多くなった。Rev2.14のバージョンアップにて砂嵐によって視界が悪くなる「タクラマカン(砂嵐)」が登場。
- ジャブロー地上 - 密林地帯のため視界が悪い。世界地図では南米のアマゾン川流域に位置している。またジオン拠点付近ではガウの爆撃、連邦拠点周辺ではビーム砲台による攻撃がある。ジオン側はゲーム開始時、上空のガウからパイロットが任意のタイミングで降下する。2007年4月20日初登場。長期稼動における不具合のためこの戦場はメーカー側が敬遠していたが、2008年4月1日にて一斉に行った新グラフィックボードの配布により2008年5月8日から復活した。
- ジャブロー地下 - 洞窟マップであり一部の中距離・遠距離機体の攻撃が制限される。また高低差、障害物が多い。なお、ここの拠点はジオン軍がアッザム、連邦軍がジム工場になるが、それ自体に攻撃能力は無い。2007年7月30日初登場。2009年10月28日のRev2.09へのバージョンアップによりリニューアルされた。
- ヒマラヤ - 冬の山岳。ジオンの基地を連邦が攻撃する形になり、攻撃ルートは通行不能な山で完全に二分されている。ここの拠点は連邦軍がミデア、ジオン軍がアプサラスになる。拠点に攻撃能力は無い。2007年10月29日初登場。ジオンと連邦の拠点位置が逆になる戦場「ヒマラヤ(R)」も登場。2008年12月15日より、中央の山に迂回路の洞窟ルートを追加し、ステージ外側も一部拡張された。Rev2.14のバージョンアップにて吹雪によって視界が悪くなる「ヒマラヤ(R)(吹雪)」が登場。2014年7月31日よりステージが一新され、サイド7に似たステージとなった(名称に変更はなし)。
- トリントン - トリントン基地付近砂漠。コロニー残骸周辺。本編では、オーストラリア東部に位置しているという設定になっている。地球に落下したコロニーの一部と、落下時に形成されたクレーター周辺が戦場になっている。コロニー残骸は4層構造になっており、内部のスロープで行き来が可能となっている。2008年5月1日初登場。
- 鉱山都市 - 機動戦士ガンダム 第08MS小隊に登場した通称アプサラス基地の麓に存在する市街地。チベットのラサにあるという設定になっている。マップ上に存在するピラミッド型のビルと円筒型の煙突が勝敗を握る。2008年7月31日初登場。2009年10月2日には拠点位置が逆になった「鉱山都市(R)」が登場、同年10月16日には夜戦版(「鉱山都市_夜」と表記)が登場。
- ア・バオア・クー - 初の宇宙ステージ。重力が少ないためか滞空時間が延び、慣性が働き硬直が大きくなっている。2008年12月のREV2.x稼働と同時に登場。拠点は連邦軍がマゼラン、ジオン軍はザンジバル。しばらくはイベントモードのみで登場していたが、2009年3月23日からは通常の戦場のように戦場移動で登場するようになった。Rev2.10のバージョンアップにて拠点位置が逆になった「ア・バオア・クー(R)」が登場し、連邦軍の拠点がホワイトベースに変更されている。
- 北極基地 - 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争第1話で登場。地形的にはヒマラヤ、鉱山都市、グレートキャニオンを合わせた形になっている。拠点は連邦軍がシャトル、ジオン軍はユーコン(U-99)。2009年3月4日のREV2.03へのバージョンアップにて実装、初登場は同年3月6日。
- ルナツー - ア・バオア・クーに続く宇宙ステージ。拠点は連邦軍がコロンブス、ジオン軍がパプア。2009年6月10日のREV2.06へのバージョンアップにて実装、初登場は同年6月12日。
- リボー・コロニー - 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』で登場。サイド7に続くコロニーステージだが拠点が存在し、連邦軍がU.N.メディカルセンター、ジオン軍が偽装工場。2009年8月5日のREV2.07へのバージョンアップにて実装され、同日に登場したが、連邦軍側で戦線に復帰できない不具合が発生したため、急遽実装を中止。8月10日のREV2.08へのバージョンアップで不具合を修正した上で再実装、即日再登場。Rev2.10のバージョンアップにて夜戦版(「リボー・コロニー_エリアB」と表記)が登場し、連邦軍の拠点がMS整備工場(『0080』にてガンダムNT-1が搬入された連邦軍の基地)に変更されている。
- オデッサ - REV2.10のバージョンアップにて実装。
- アイランド・イーズ - 『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』終盤において、デラーズ・フリートがコロニー落としに使用したコロニー。REV2.13のバージョンアップにて実装。拠点は連邦軍がサラミス改、ジオン軍がムサイ後期型で、両軍共に久々に攻撃能力を有している。
- オーストラリア演習場 - Rev2.14のバージョンアップにて実装され、Rev2.14以降の初回、及び2回目プレイ時の練習ステージになる[13]。拠点は存在しない。また現Revではイベントを除いて対人戦闘は行われない。
- ベルファスト- 軍港。Rev2.14のバージョンアップにて実装。港の水深は他の戦場の水場よりかなり深い所が多く、深い所での機体の上昇・下降は宇宙空間のような挙動となる。拠点は連邦軍が空母ヒマラヤ、ジオン軍がユーコン(北極基地の拠点とは別物でニューヤークで半壊している物と同型)。
- トリントン基地- 軍事基地。Rev2.50のバージョンアップにて実装。拠点は連邦軍がアルビオン、ジオン軍がリリー・マルレーン。
- キャリフォルニアベース-軍事基地。Rev3.01のバージョンアップにて実装。拠点は連邦軍がビッグ・トレー、ジオン軍がザンジバル(他フィールドと違い攻撃能力あり)。
- ジャブロー地上密林エリア【ジャングル】 -Rev3.07のバージョンアップにて実装。視界の悪い密林地帯と障害物のないステージを流れる川があるマップ。ジオン側はゲーム開始時、上空のガウからパイロットが任意のタイミングで降下する。降下しなかった場合、一定時間が過ぎると強制的に降下させられる。ステージ開始時、プレイヤーの乗って居ない一隻のガウが撃墜され、墜落していく場合がある。拠点は連邦軍がビッグ・トレー、ジオン軍がダブデ。
- グラナダ-軍事基地。Rev3.15のバージョンアップにて実装。月に建設されたジオン軍の重要拠点の一角を担う軍事基地。拠点は連邦軍がサラミス、ジオン軍がムサイ、月面であるため地上専用機は出撃不可。
- サイド5実験場-Rev3.50のバージョンアップにて実装。EXAMの研究開発を行った、コロニーステージ。拠点は通常ステージは連邦軍がMS整備場、ジオン軍が研究所。リバースステージは連邦軍が研究所、ジオン軍がMS整備場。
- トリントン湾岸基地- 軍事基地。 REV.4.00バージョンアップにて実装。拠点は連邦軍がネェル・アーガマ、ジオン軍がガランシェール。
- ^ a b c 『㈱バンダイナムコエンターテインメント商品の保守対応終了について』 バンダイナムコテクニカ 2017年12月8日
- ^ 喋った内容がそのまま送信されるわけではなく、認識された単語が送信される。
- ^ 『連邦vs.ジオン』では時間切れの場合は双方とも敗北となるが、このゲームでは時間切れの場合でも勝敗の判定が行われる点が異なる。
- ^ 消えるのは、所属小隊の設定のみで、他のデータは残る。カードによってデータを保存するタイプのゲームにおいて、一定期間プレイを行わないとランキングから消滅するという例は多いが、一部であれデータそのものが消滅するという例は少なく、また、プレイを行わなかった期間が1か月というのも短い例に属する。
- ^ 引き継ぎを行ったカードはREV1.x系では使用できなくなる。
- ^ ただし、2009年7月1日以降にREV1.x系で新規に作成したカードは引き継ぎを行う事ができない。
- ^ 喋った内容がそのまま送信されるわけではなく、認識された単語が送信される。
- ^ 台湾・香港のテスト設置情報を追加
- ^ ただし、一部の機体の特定のセッティングに限り、ダッシュのリミッターが解除される。
- ^ Rev2.x系列では連続して攻撃できる回数に制限がかかっていたが(最終的にはダウンする)、2009年10月28日にアップデートされたRev2.09において、「マッチングクラスがSクラスであり、なおかつ一部の機体」に限り、連続攻撃回数の制限が解除される装備が追加された。
- ^ 1カウント0.9秒である
- ^ Rev2.x系ではトレーニングモードで選択可能。
- ^ トレーニングモードでも選択可能。
- 機動戦士ガンダム 戦場の絆のページへのリンク