後藤寺線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 15:17 UTC 版)
後藤寺線 | |||
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基本情報 | |||
国 | 日本 | ||
所在地 | 福岡県 | ||
起点 | 新飯塚駅[1] | ||
終点 | 田川後藤寺駅[1] | ||
駅数 | 6駅 | ||
電報略号 | コシセ[2] | ||
路線記号 | JJ | ||
開業 | 1897年10月20日 | ||
所有者 | 九州旅客鉄道(JR九州) | ||
運営者 | 九州旅客鉄道 | ||
使用車両 | 使用車両を参照 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 13.3 km | ||
軌間 | 1,067 mm | ||
線路数 | 単線 | ||
電化方式 | 非電化 | ||
閉塞方式 | 特殊自動閉塞式(軌道回路検知式) | ||
最高速度 | 85 km/h[3] | ||
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路線データ
- 管轄(事業種別):九州旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
- 区間(営業キロ):新飯塚駅 - 田川後藤寺駅 13.3 km [1]
- 軌間:1067 mm
- 道床:全線バラスト軌道
- 駅数:6(起終点駅含む)
- 後藤寺線所属駅に限定した場合、起終点駅(新飯塚駅は筑豊本線、田川後藤寺駅は日田彦山線の所属[5])が除外され、4駅となる。
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:なし(全線非電化)
- 最高速度:85 km/h[3]
- 閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
- 運転指令所:博多総合指令センター[6]
全線が本社鉄道事業本部直轄となっている。
全線が旅客営業規則の定める大都市近郊区間の「福岡近郊区間」に含まれる。後藤寺線ではIC乗車カード「SUGOCA」の利用はできないが、福岡・佐賀・大分・熊本エリアのSUGOCA利用可能駅相互間を利用する際に、SUGOCAで入出場し、後藤寺線を途中経路として利用することは可能である(線内の駅では下車できない)。
リアルタイム列車位置情報システム「どれどれ」の配信対応路線であり、スマートフォンアプリ「JR九州アプリ」内から参照可能。後藤寺線では、新飯塚駅・下鴨生駅・田川後藤寺駅の各構内および新飯塚駅 - 下鴨生駅間・下鴨生駅 - 田川後藤寺駅間に在線する列車の種別・行先・遅延情報を提供する[7]。
駅ナンバリングが制定されており、後藤寺線の路線記号はJJ、ラインカラーは紫となっている[8]。
運行形態
停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2018年3月17日改正時点では、各駅に停車する普通列車下り22本・上り23本のほか、途中無停車の快速列車が朝に田川後藤寺行きのみ運行されている。日中と夜間は1時間に1本の運行で、ラッシュ時は下鴨生駅で行き違いを行い1時間に2本が運行される。ワンマン運転を実施しており、2007年3月18日のダイヤ改正より、2両編成の列車もワンマン化された。
日田彦山線と直通する列車が、2018年ダイヤ改正以前は、午前中に下り2本・上り1本あり、うち1往復は新飯塚駅 - 添田駅間の運転、下り1本は新飯塚駅発彦山駅行きであった。同ダイヤ改正後は、いずれも新飯塚駅20時台発が添田行き、21時台発が田川伊田駅行きとなり、それ以外は全て新飯塚駅 - 田川後藤寺駅間の折り返し運転となった。
新飯塚駅 - 田川後藤寺駅間の所要時間は快速が16分、普通列車は概ね20-25分。
使用車両
筑豊篠栗鉄道事業部直方車両センター所属車が用いられる。日田彦山線および筑豊本線(原田線)と共通運用。
- キハ40形・キハ47形・キハ140形・キハ147形気動車 - 2018年3月17日のダイヤ改正以降の全列車で使用されている。一部のキハ47形は2017年3月4日ダイヤ改正以降、若松線で運用していた車両を無人駅対応工事を施工した上で使用している。また、2006年のキハ31転入以前も使用されていた。
- キハ31形気動車 - 2006年に大分、鹿児島(日南運用)から転入し、同年8月1日より使用されていた。2017年3月4日より予備車扱いとなり、2018年3月16日限りで運用を離脱。
- ^ a b c d 『鉄道要覧』では田川後藤寺駅を起点、新飯塚駅を終点として記載[4]。
- ^ 日本国有鉄道電気局『鉄道電報略号』1959年9月17日、24頁。
- ^ a b FACt SHEETS 2017 - JR九州
- ^ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成18年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.57
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ a b 交通新聞2013年2月5日
- ^ a b 〜 運行情報のご案内を充実 〜 「JR九州アプリ」で列車位置情報を表示します! (PDF) - 九州旅客鉄道、2016年12月20日
- ^ a b “訪日外国人のお客さまに、安心してご利用いただけるご案内を目指します!北部九州エリア157駅に「駅ナンバリング」を導入します” (PDF). 九州旅客鉄道. 2018年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月28日閲覧。
- ^ 「鉄道省告示第160号」『官報』1943年6月28日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ “日本国有鉄道公示第167号”. 官報. (1982年11月13日)
- ^ “さらば タブレット”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1994年3月18日)
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ JR九州、区間別の利用状況を初公表 路線維持へ地元議論促す - 日本経済新聞(2017年7月31日 23:30配信)
- ^ “交通・営業データ(平成28年度)”. 九州旅客鉄道. 2017年8月18日閲覧。
- ^ “線区別ご利用状況”. 九州旅客鉄道. 2022年5月22日閲覧。
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