大阪工業大学短期大学部
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大阪工業大学短期大学部 | |
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大学設置/創立 | 1950年 |
廃止 | [[{{{廃止年}}}]] |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人大阪工大摂南大学 |
本部所在地 | 大阪府大阪市旭区大宮5-16-1 |
学部 |
建築学科 土木工学科 電気工学科 機械工学科 |
概要
大学全体
教育および研究
- 様々な各種制度・コースがあり、主たるものとして以下のものがあげられる。
- 編入学対策
- 編入学に向けて学力強化を図るためのコース。履修科目と特別講義が存在する。履修科目はF II・F I時限という通常の授業の開始時間(18:00)より早い時間(14:00)から行われていた。なお、この時限に必修科目が入ることはないため、履修せずとも卒業することが可能だった。特別講義は春と夏の休業期間中に行われる。特別講義を受講するには別途授業料が必要であり、なおかつ単位加算の対象外だった。
- 情報処理教育
- 情報処理能力を強化するためのコース。ワープロや表計算の使い方といった通常の使用はもちろん、プログラミングやサーバーの構築方法など通常の使用域を越えた利用技術が習得できる講座も用意されていた。なお、後者はF時限にて行われていた。
- 専門コース
- 興味のある専門領域をより深めるためのコース。2年次に上がる際どれか一つコースを選ばなければならないが、自分のコース以外の科目を履修することも可能だった。
- 資格取得講座
- 長期履修学生制度
- 学生個人個人のライフスタイルに合わせて修業年限(通常は2年)を延長し、学費を分納することができる制度。事前の申請が必要で留年対象者は利用できないシステムとなっていた。
学風および特色
- 短大設立当初、高卒者の進路の大半が就職であり、進学する者は少なかった。そのため短期間で技術、資格、能力を身につけられることを前面に出し、高卒や社会人などが多数入学していた。
- 「学生・教員交流会」「短大スポーツ大会」「もちつき大会」が行われていた。これらは学生による「短大祭実行委員会」の企画のもとで年3回(4月頃・10月頃・12月頃)実施されていた。
- 中国建設技術研究生の受入れを1980年より実施していた。
沿革
- 1950年 大阪工業大学短期大学部開学。
- 土木科
- 建築科
- 電気科
- 1964年 二部を開設。
- 建築科
- 土木科
- 電気科
- 機械科
- 働きながら専門知識を学べるというメリットがあることで、存在意義はさらに増した。
- 1965年3月 従来の昼間課程が廃止となり、完全に夜間課程へ切り替わった。以後、同学は夜間教育でかつ、理論に基づいた専門知識・技術を短期間に学べることを特徴として発展を続けてきた。
- 1970年 学科名を変更。
- 建築科→建築学科
- 土木科→土木工学科
- 電気科→電気工学科
- 機械科→機械工学科
- しかし、近年学生数の激減。存続に向けて編入学対策や情報処理教育、各種専門コースの設置、さらに資格取得講座の開講、長期履修学生制度の導入など試行錯誤を続けていたが、志願者数の減少に歯止めをかけられなかった。一番学生数の多い建築学科を除き、各学科で定員割れが続き、その不足分を建築学科がまかなっていた。
- 2004年度をもって学生募集を終了。
- 2007年1月11日正式廃止[1]。
基礎データ
所在地
- 大阪府大阪市旭区大宮5-16-1
- 1 大阪工業大学短期大学部とは
- 2 大阪工業大学短期大学部の概要
- 3 教育および研究
- 4 対外関係
- 5 外部リンク
固有名詞の分類
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