大町 (仙台市) 大町 (仙台市)の概要

大町 (仙台市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 10:17 UTC 版)

日本 > 宮城県 > 青葉区 (仙台市) > 大町 (仙台市)
大町
大町
大町の位置
大町
大町 (宮城県)
北緯38度15分35.5秒 東経140度52分10.6秒 / 北緯38.259861度 東経140.869611度 / 38.259861; 140.869611
日本
都道府県 宮城県
市町村 仙台市
青葉区
面積
 • 合計 0.15 km2
人口
2022年(令和4年)1月1日現在)[1]
 • 合計 1,956人
郵便番号
980-0804[2]
市外局番 022[3]
ナンバープレート 仙台

17世紀初めの仙台建設時に、仙台城方面から東に通じる大町通(おおまちどおり)に沿って東西に細長く設定され、江戸時代には仙台藩から営業上の特権を得て富み栄えた。明治時代以後しだいに地位が低下したが、旧大町の東端はマーブルロードおおまちとして、仙台の中心商店街たる中央通の一角を占めている。1970年住居表示制導入の際にマーブルロードおおまちを含む芭蕉の辻以東は一番町の一部とされ、残りが面積を拡張して大町とされた。


注釈

  1. ^ 1954年刊『仙台市史』第1巻53頁、54頁注1。仙台最古の地誌『仙台鹿の子』には慶長7年とあるが、『仙台萩』その他の伝えは慶長6年とする。
  2. ^ 明石治郎「米川家文書」116頁。この事実は一二丁目年行司の米川家に伝わる文書が世に知られて明らかになったことで、それ以前には、一二丁目の町列が低い理由は謎であった。1954年刊『仙台市史』第1巻198頁には、一二丁目の住民は伊達氏に従って移転したのでなく、新規の大商人がまとめられたものかという推測があり、1971年の『修正増補仙台地名考』131頁もこれに従っている。

出典

  1. ^ a b c 町名別年齢(各歳)別住民基本台帳人口”. 仙台市. 2022年3月15日閲覧。
  2. ^ a b 宮城県 仙台市青葉区 大町の郵便番号”. 日本郵政. 2022年3月15日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ 仙台市市民局戸籍住民課: “住居表示実施地区 町名一覧表(区毎・五十音順)”. 仙台市. 2022年3月14日閲覧。
  5. ^ 販売額は2001年4月から翌年3月で、『仙台市の商業(卸売・小売業)平成14年商業統計調査結果』による。面積は菊地勝之助『修正増補仙台地名考』による。
  6. ^ 1954年刊『仙台市史』第1巻50頁。
  7. ^ 1954年刊『仙台市史』第1巻61頁、第3巻388-389頁。
  8. ^ 1954年刊『仙台市史』第1巻60-63頁。
  9. ^ a b 2001年刊『仙台市史』通史編2(近世1)98頁。
  10. ^ 1954年刊『仙台市史』第1巻124頁。
  11. ^ a b 明石治郎「米川家文書」116頁。
  12. ^ 2001年刊『仙台市史』通史編2(近世1)98-99頁。
  13. ^ 2003年刊『仙台市史』通史編3(近世2)220-221頁。
  14. ^ 2003年刊『仙台市史』通史編3(近世2)219頁。
  15. ^ 明石治郎「米川家文書」112頁、119頁。
  16. ^ 1954年刊『仙台市史』第1巻227-230頁、241頁。2003年刊『仙台市史』通史編3(近世2)248-249頁。史料は1953年刊『仙台市史』第9巻5-6頁に資料番号530で「伊藤弥兵衛他一名連署状写」として収録。
  17. ^ 2003年刊『仙台市史』通史編3(近世2)243-244頁。「伊達政宗黒印状写」は1953年刊『仙台市史』第9巻3頁に資料番号526で収録。
  18. ^ 1953年刊『仙台市史』第9巻1-2頁、資料番号523に「関東棚売商人共願状」として収録。
  19. ^ 1954年刊『仙台市史』第1巻232-233頁。
  20. ^ 1954年刊『仙台市史』第1巻231-232頁、2001年刊『仙台市史』通史編3(近世1)99頁。
  21. ^ 2003年刊『仙台市史』通史編3(近世2)249-250頁。史料は1953年刊『仙台市史』第9巻6-9頁に資料番号531で「山崎平左衛門他一名連署申渡状写」として収録。
  22. ^ 1954年刊『仙台市史』第1巻250頁。
  23. ^ 1954年刊『仙台市史』第1巻、252-253頁。
  24. ^ 2003年刊『仙台市史』通史編3(近世2)252-253頁、2004年刊『仙台市史』通史編4(近世3)238頁。
  25. ^ 2004年刊『仙台市史』通史編4(近世3)224頁。
  26. ^ 『あきんどの町』39頁。
  27. ^ 1954年刊『仙台市史』第1巻202-205頁。
  28. ^ 2003年刊『仙台市史』通史編3(近世2)176-178頁、182頁。
  29. ^ 1954年刊『仙台市史』第1巻252頁。
  30. ^ 1955年刊『仙台市史』第2巻(本篇2)20頁。2008年刊『仙台市史』通史編6(近代1)58頁。
  31. ^ 2008年刊『仙台市史』通史編6(近代1)60-61頁。
  32. ^ 2008年刊『仙台市史』通史編6(近代1)64頁。
  33. ^ 2008年刊『仙台市史』通史編6(近代1)66頁。
  34. ^ 1954年刊『仙台市史』第1巻(本篇1)489-491頁、2004年刊『仙台市史』通史編4(近世3)243頁。
  35. ^ 渡辺信夫「明治初年における仙台の地価史料について」38-39頁。
  36. ^ 『あきんどの町』80-81頁。
  37. ^ 『あきんどの町』88-89頁。
  38. ^ 『あきんどの町』84-85頁。
  39. ^ 『あきんどの町』86頁。
  40. ^ 『あきんどの町』92頁。
  41. ^ 『あきんどの町』144-145頁、192頁。バス路線の詳しい変遷は、戦災による資料の焼失でたどれないようである。
  42. ^ 近江恵美子『仙台七夕 伝統と未来』42-43頁。
  43. ^ 近江恵美子『仙台七夕 伝統と未来』。
  44. ^ 『あきんどの町』99-101頁。
  45. ^ 『あきんどの町』118頁、123-124頁。
  46. ^ 『あきんどの町』90頁。
  47. ^ 菊地勝之助『修正増補仙台地名考』277-279頁。
  48. ^ 菊地勝之助『修正増補仙台地名考』294頁。
  49. ^ 『町名別世帯数及び人口 (住民基本台帳による)平成18年10月1日現在』。
  50. ^ 『仙台市の商業(卸売・小売業)平成14年商業統計調査結果』。
  51. ^ 「暴力団排除条例」の一部改正案の概要”. 宮城県警察 (2023年). 2024年2月1日閲覧。


「大町 (仙台市)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大町 (仙台市)」の関連用語

大町 (仙台市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大町 (仙台市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大町 (仙台市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS