参拝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 01:56 UTC 版)
参拝作法
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日本の社寺の場合
一般的な参拝作法の大きな流れは、神社・寺院とも以下のようなものである[1]。
- 鳥居や門をくぐる前に一揖をする。帽子を着用している場合は脱ぐ。
- 手水舎で手を洗い、口をすすぐ。神前・仏前に参る前に身を清める行為で、神社の場合は略式の禊(みそぎ)ということになる。
- 賽銭を賽銭箱に静かに入れる。
- 本坪鈴(鈴)/鰐口/錀[注釈 1]などを鳴らす(鈴を鳴らした後に賽銭を入れると説明する人もいる)。
- 拝礼を行う。
寺社によっては上記と異なる参拝方法の場合もあり、多くはその旨の表示がある。
- 出雲大社、宇佐八幡では二拍手ではなく四拍手で行う。また伊勢神宮や熱田神宮には特殊な拍手(八開手)があるが、あくまでも神職のみの作法であり参列者は行わない。
- 神社によっては二拝のうち、前の礼を浅く、後の礼を深くする様に指定される場合もある。
一般には拍手と一拝の間、もしく合掌のときに神仏への祈願などを行う。寺院で手を合わせるのはインド等での挨拶に端を発するもので、拍手とは異なる。神社で祝詞(神社拝詞)を唱える場合は、二拝二拍手と一拝の間に行ったり、再拝の後に祝詞を唱え再度二拝二拍手一拝を行ったりする。
正式参拝
上記は社頭にて行う略式の参拝であるが、他に、拝殿に上がって(昇殿して)行う正式参拝がある。正式参拝は、社務所にて正式参拝を行いたい旨を告げ、拝殿に上がる。神職による修祓、祝詞奏上の後、神前に玉串を捧げて拝礼する。この場合も一般には二拝二拍手一拝であるが、神職の指示に従う。その後、直会として神酒をいただく。
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