南極の地理 南極本土の火山

南極の地理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/14 05:25 UTC 版)

南極本土の火山

南極本土には噴気や新しい火山灰が確認された活火山が4つある。

活火山ではない火山で最も標高が高いのはシドリー山(Mount Sidley)で海抜4285mである。

南極海の島の火山

南緯60度以南の大洋は南極海と呼ばれている。南極海上の島々では複数の火山で火山活動の記録が残っている。

  • ロス島 (南緯77度40分 東経168度00分) - 噴火10回は確認、その他1回は推定
    • エレバス山(3,795 m)(南緯77度31分 東経167度09分) - 南極で最も活発な火山のひとつ。
    • テラー山(3,230 メートル)、バード山(1,765 メートル) - 現在は活動が観測されていない。
  • デセプション島(南緯62度57分、西経60度38分) - サウスシェトランド諸島にあり、中央のカルデラやいくつかのマールNeptune's Bellows英語版と呼ばれる海峡で外海とつながり、フォスター港と呼ぶ良港を形成している。高い地熱のため積雪がない場所では地衣類コケがあり、重要野鳥生息地にも指定されている。1967年、1969年には火山活動のためイギリスとチリの観測基地が破壊された。

以下も活火山と考えられる。

地域名

西南極
東南極



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