京阪宇治交通 乗車券類

京阪宇治交通

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/03 05:14 UTC 版)

乗車券類

整理券については「発駅券」という呼称を使用していた。

乗車カードの印字

スルッとKANSAIのカード印字は、京阪宇治交通が「宇交バス」、京阪宇治交通田辺が「宇田バス」であったが、京阪バス吸収合併時にいずれも「京阪バス」に変更された。ただし、旧京阪バス車と旧京阪宇治交通(京阪宇治交通田辺を含む)とでは印字のフォントが異なる。これは当時採用していたカードリーダー前者が東芝製。後者が小田原機器製による機械の相違によるものである。

車両

車体色は、路線バス1983年度の新車から白にワインレッドのラインが引かれている(京阪宇治交通創立60周年記念)。2002年3月1日に導入されたノンステップバス(ならびに一部のワンステップバス)は、緑を中心としている。緑は宇治茶の緑、三本の線は八幡市の木津川宇治川桂川の三点合流をイメージしている。新車のシートが京阪グループ共通シートに統一されている(京阪宇治交通創立80周年記念)。

また1994年9月4日から運行を開始した関西空港リムジンバス貸切バスについては一般から公募(公募当時、宇治市内の京都府立菟道高等学校3年生の女子生徒が発案)した「十二単」をデザインした塗装を採用した。リムジンバスは1996年頃より「うらら(号)」の愛称が名付けられたが、京阪バスと合併した2006年3月31日をもってこの愛称名は廃止された。なお「うらら」は貸切バスの愛称としても採用され、こちらは子会社の京阪宇治交サービスとその分社会社の京阪宇治バス→京都京阪バスに継承された。

車種は、男山営業所では三菱ふそう車を、宇治営業所では日産ディーゼル(現:UDトラックス)日野車(1995年より導入)を中心に導入していたが一部例外もあった。晩年に開設された田辺営業所では両方配置していた。いすゞ車は1960年代前半頃まで宇治営業所と宇治田原営業所に配置されていたが一旦導入を打ち切り、1997年より貸切バス車両で導入を再開、路線車ではジェイ・バスが設立された2002年より再導入した。

また特筆すべき車種として、1997年には西日本で初めて小型ワンステップバス日産ディーゼルRN (KC-RN210)を導入した。RNはその後京阪バスに引き継がれ、京阪バスで除籍後に静岡県浜松バスに売却した1台を除き、京阪宇治バスに引き継がれたが全車除籍されて現存しない。RNは主に六地蔵地区や向島地区で使用されていたが、宇治田原地区や小倉地区などで運用されることもあった。

脚注

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  1. ^ 京阪電気鉄道 開業90周年記念誌『街をつなぐ 心をむすぶ』年表55ページ。





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