二軒茶屋駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/10 07:57 UTC 版)
二軒茶屋駅 | |
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駅入口付近(2008年10月) | |
にけんちゃや Nikenchaya | |
◄E12 京都精華大前 (0.6 km) (1.2 km) 市原 E14► | |
所在地 | 京都市左京区静市市原町968[1] |
駅番号 | E13 |
所属事業者 | 叡山電鉄 |
所属路線 | ■鞍馬線 |
キロ程 |
4.1 km(宝ケ池起点) 出町柳から7.9 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
836人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)12月1日[1] |
歴史
- 1928年(昭和3年)12月1日:鞍馬電気鉄道の駅として開業[3]。
- 1939年(昭和14年)9月:当駅 - 市原駅間が経営合理化のため単線化[3]。
- 1942年(昭和17年)8月1日:会社合併により京福電気鉄道鞍馬線の駅となる[3]。
- 1944年(昭和19年)11月10日:山端(現在の宝ケ池) - 当駅間が、戦争に伴う資材供出のため単線化[3]。上りホームを構内踏切の手前(北側)に移設[4]。
- 1986年(昭和61年)4月1日:京福電気鉄道が鞍馬線を叡山電鉄に譲渡、叡山電鉄鞍馬線の駅となる[3]。
- 1990年(平成2年)9月28日:岩倉駅 - 当駅間が再複線化[3]。上りホームを構内踏切の先(南側・下りホームの対向位置)に移設。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ無人駅。ホームの鞍馬駅側に構内踏切(第1種甲)があり、両ホームを結んでいる。出入口は踏切の鞍馬行きホーム側。鞍馬寄りに片渡り線2組があり、その先は上り線側が単線の本線、下り線側が引上線となっている。引上線は出町柳方面からの当駅折返し列車が使用している。出町柳方面ホームへは構内踏切でしか行けないため、時刻表の発車時刻より前に踏切が下がってしまい乗車できないこともある。
かつては鞍馬方面ホームにのみ自動改札機が1台設置されており、京都産業大学の休日以外の朝時間帯に稼動していた。回数券の一部は大学内8号館のファミリーマート京都産業大学店で発売している。
構内踏切からホームへは、レール面からホーム面までのゆるい階段でスロープも併設されているが、駅前道路から構内踏切までは階段のみであるため、車椅子等での利用は困難。この階段は道路側から見て左半分のみ高齢者などに配慮して段差を半分にする追加工事が行われているが、そのため1段あたりの幅が極端に狭くなってい
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
西側 | ■鞍馬線 | 下り | 貴船口・鞍馬方面 |
東側 | 上り | 宝ケ池・出町柳方面 |
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。
- ^ a b “各駅情報 | 二軒茶屋駅”. 叡山電鉄. 2016年2月13日閲覧。
- ^ 山谷和弥『続・駅名ものがたり 叡山本線・鞍馬線に沿って』カギコウ、1992年、126-127頁。ISBN 4-7970-4901-4。
- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、14-15頁。
- ^ 過走時の余裕を長く取るための措置と思われるが、詳細は不明。
- ^ 高山禮蔵『関西電車のある風景今昔2:大阪・京都・神戸の私鉄…定点対比昭和30-40年代といま』JTB〈JTBキャンブックス〉、2002年、111頁。ISBN 4-533-04375-5。
- ^ a b 田中真人、宇田正、西藤二郎「第11章 京都の都市近郊鉄道」『京都滋賀 鉄道の歴史』京都新聞社、1998年、248頁。ISBN 4-7638-0445-6。
- ^ http://homepage3.nifty.com/kusohura/nenpyo4954.htm
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