久保田智之

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/28 04:34 UTC 版)

人物

2007年オフにシーズン90試合登板を記念して母校の常磐大学から特別表彰を受けた際、プロ入り時に大学の卒業要件（習得単位数）を満たしておらず自主退学していたことを明かした。大学側は卒業要件に関する規定を一部改訂、久保田を卒業生に準じる「名誉修了生」として扱うことにした。正式な卒業ではないため大卒（学士）の資格は得ていない^[21]。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	無四球	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
2003	阪神	26	10	0	0	5	5	0	--	.500	383	89.1	89	5	27	2	6	100	2	35	31	3.12	1.30
2004		28	6	1	1	4	4	4	--	.500	298	69.0	71	10	19	2	1	69	2	33	31	4.04	1.30
2005		68	0	0	0	5	4	27	3	.556	330	80.2	73	8	15	2	2	97	5	20	19	2.12	1.09
2006		47	0	0	0	5	7	16	2	.417	221	50.0	58	4	19	1	1	57	5	26	22	3.96	1.54
2007		90	0	0	0	9	3	0	46	.750	448	108.0	97	6	32	2	0	101	4	26	21	1.75	1.19
2008		69	0	0	0	6	3	0	31	.667	373	85.1	87	8	34	2	2	75	8	34	30	3.16	1.42
2009		1	1	0	0	0	1	0	0	.000	15	2.1	7	0	2	0	0	3	0	4	4	15.43	3.86
2010		71	0	0	0	6	3	0	28	.667	329	81.2	72	11	17	1	0	68	6	37	29	3.20	1.09
2011		23	0	0	0	1	2	0	6	.333	97	21.2	27	2	9	1	0	26	3	13	13	5.40	1.66
2012		4	0	0	0	0	0	0	0	----	13	3.0	3	0	1	0	0	2	0	2	2	6.00	1.33
2013		17	0	0	0	0	2	0	1	.000	94	21.0	17	2	13	1	1	14	0	15	13	5.57	1.48
通算：11年		444	17	1	1	41	34	47	117	.547	2601	612.0	601	56	188	14	13	612	35	245	215	3.16	1.31

各年度の太字はリーグ最高、赤太字はNPBにおける歴代最高

タイトル

最優秀中継ぎ投手：2回（2007年、2008年）※2年連続は最長タイ記録^{[注 1]}

表彰

若林忠志賞：1回（2014年）
ヤナセ・阪神タイガースMVP賞：1回（2007年^[22]）

記録

初記録

投手記録

初登板：2003年5月11日、対横浜ベイスターズ9回戦（横浜スタジアム）、9回裏に3番手で救援登板・完了、1回無失点
初奪三振：同上、9回裏に古木克明から見逃し三振
初先発：2003年6月1日、対読売ジャイアンツ12回戦（東京ドーム）、6回1失点
初勝利：2003年6月15日、対読売ジャイアンツ14回戦（阪神甲子園球場）、10回表に3番手で救援登板・完了、1回無失点
初先発勝利：2003年7月30日、対横浜ベイスターズ19回戦（阪神甲子園球場）、6回2/3を2失点
初完投勝利：2004年5月4日、対広島東洋カープ4回戦（広島市民球場）、9回1失点
初セーブ：2004年8月28日、対広島東洋カープ22回戦（阪神甲子園球場）、8回表に2番手で救援登板・完了、2回無失点
初ホールド：2005年6月5日、対千葉ロッテマリーンズ6回戦（阪神甲子園球場）、9回表に2番手で救援登板、3回無失点

打撃記録

初安打：2003年8月12日、対横浜ベイスターズ21回戦（札幌ドーム）、2回表にクリス・ホルトから中前安打
初打点：2004年5月4日、対広島東洋カープ4回戦（広島市民球場）、2回表に大竹寛から中前適時打

その他の記録

シーズン90登板：2007年 ※史上最多

背番号

30（2003年 - 2014年）
- 15（2006年WBC）
101（2015年 - 2016年）
90（2021年 - ）

代表歴

2006 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表

脚注

[脚注の使い方]

脚注

注釈

^ 岩瀬仁紀、森慎二、藤川球児、攝津正、浅尾拓也、山口鉄也、佐藤達也、福原忍、宮西尚生、清水昇と同回数でタイ記録。

出典

^ ^a ^b ^c プロ野球人名事典 2003（2003年、日外アソシエーツ）、200ページ
^ ^a ^b ^c 「まわり道で得たそれぞれの収穫」『スポーツ・ヤア！』」2003年7月25日&8月7日号、角川書店、2003年、雑誌25401-8/7、42-45ページ
^ 「フォトメモリーズ久保田智之」『週刊ベースボール』」2008年5月12日号、ベースボール・マガジン社、2009年
^ 週刊ベースボール増刊大学野球2000秋季、2001秋季リーグ戦展望号ベースボールマガジン社
^ 関甲新学生野球リーグ選手名鑑
^ ダウンやて～？久保田無念の一発サインデイリースポーツ、2008年12月23日。
^ 阪神・久保田、6年ぶり適時打! サンケイスポーツ、2010年9月3日。
^ 久保田智之選手が現役引退を発表阪神タイガース公式サイト、2014年10月3日。
^ 阪神・久保田引退会見　１２年間のプロ生活「幸せだった」スポーツニッポン、2014年10月3日配信
^ 2014年度任意引退選手日本野球機構オフィシャルサイト 2014年11月6日閲覧。
^ 阪神引退の久保田は打撃投手に、日高はスカウトに（産経新聞2014年12月26日　2015年2月6日閲覧）
^ 【第二の人生】阪神・久保田智之投手（３３）（スポーツ報知　2014年12月30日　2015年2月6日閲覧）
^ 久保田氏、阪神のプロスカウト転身!金本監督を補強面で支えるサンケイスポーツ、2016年12月5日配信
^ 阪神　久保田智之氏は球団本部プロスカウト担当に日刊スポーツ、2016年12月28日配信
^ “2021年度監督・コーチについて”. 阪神タイガース公式サイト. 2020年12月26日閲覧。
^ “久保田智之ファーム投手コーチ就任会見”. 阪神タイガース公式サイト. 2020年12月26日閲覧。
^ “阪神　来季組閣を発表　水口打撃コーチ、馬場内野守備走塁コーチが新入団”. スポーツニッポン. (2022年10月22日) 2023年1月17日閲覧。
^ 『2011プロ野球オール写真選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2011年、184頁頁。ISBN 978-4-930942-98-2。
^ “リーソップ157キロ！岡田監督うなった”. nikkansports.com. (2008年7月24日)
^ 【プロ入り94名】森本稀哲が選ぶ松坂世代ベストナイン【ホームラン打つのにフライが捕れない男？】【謎の強打者シャーパって誰？】【もはや家族同然SP 2/4】【巨人】上原浩治の雑談魂 2021/07/02 (2021年7月5日閲覧)
^ “久保田“名誉卒業”常磐大の修了生に”. 日刊スポーツ. (2007年12月22日) 2011年1月20日閲覧。
^ “２台目ベンツゲット！虎・福留「来年優勝」してＥクラス頂く（5）ヤナセ・阪神タイガースＭＶＰ賞歴代受賞者”. SANSPO.COM (産業経済新聞社). (2015年12月12日) 2018年3月1日閲覧。

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