中西正男 来歴

中西正男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 16:05 UTC 版)

来歴

大阪府枚方市出身で、大阪府立牧野高等学校から1年の浪人を経て立命館大学産業社会学部へ進学。進学後はラグビー部に所属していた。

「小学生の頃から新聞記者を漠然と志していた」とのことで、大学卒業後の1999年デイリースポーツ社へ入社すると、当時空席になっていた編集局大阪報道部の芸能担当記者に配属。お笑い落語宝塚歌劇などを取材したほか、2003年には、「スポーツ紙では前代未聞」とされる桂米朝 (3代目) へのロングインタビューを成し遂げた[1]

上記のインタビュー記事などで注目されたことを背景に、2005年から『なるトモ!』(読売テレビ)に出演[2]。その後も在阪局が制作するテレビ・ラジオ番組などへの出演が相次いだことから、スポーツ紙の記者では珍しく、デイリースポーツへの入社以来異動を一切経験しないまま13年以上にわたって芸能担当を続けた。2012年8月1日に現在の妻と結婚したが、同年9月30日付でデイリースポーツを退社して[3]からは、井上公造(芸能ジャーナリスト)が代表を務めるKOZOクリエイターズ所属の「芸能記者」として活動している[4]

本人がデイリースポーツからの退社後に明かしたところによれば、退社のきっかけになったのは、「芸能記者として培った人脈を会社へ利益をもたらす方向で生かして欲しい」との理由で2012年8月3日に本社広告局への異動を打診されたことにあるという。当時は結婚した直後でもあったため、当初は打診を受け入れてでも、デイリースポーツへの勤務を続けることを検討していた。しかし、「(当時井上が毎週金曜日に出演していた)朝日放送の『おはよう朝日です』で、井上が(当時活動の拠点を置いていた東京を中心に多忙を極めていたことから)来阪できない月 - 木曜日に芸能情報をスタジオで解説できる人材を地元(放送対象地域の関西地方)で求めている」という情報を、井上と共通の知人から伝えられたことで退社を決意[4]8月16日に退社の意向を伝えると、その日のうちに『おはよう朝日です』への出演を正式に受諾した。実際には、退社の翌日(2012年10月1日)にKOZOクリエイターズへ移籍したうえで、同日から2020年9月まで『おはよう朝日です』にレギュラーで出演[3]

2017年以降は、在阪以外の民放局が全国ネット向けに制作するテレビ・ラジオ番組(フジテレビ制作の『バイキング』など)にも、「芸能記者」という肩書で随時登場。『Yahoo!ニュース』向けに連載記事の執筆を始めたところ、2019年の「オーサーアワード」で個人部門の特別賞を受賞した。『朝日新聞』の朝刊でも、「TV笑(ショー)ケース」という連載コラムを2018年5月から2022年7月まで月に1回のペースで担当。2022年12月9日には、自身初の著書『なぜ、この芸人は売れ続けるのか?』がマキノ出版から発売された。







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