三星マナミ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 15:01 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動三星 マナミ | |||||||||||||||||||||||||||
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名前 | |||||||||||||||||||||||||||
本名 | 上野 眞奈美 | ||||||||||||||||||||||||||
カタカナ | ミツボシ マナミ | ||||||||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Manami MITSUBOSHI | ||||||||||||||||||||||||||
基本情報 | |||||||||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||||||||||||||
種目 | ハーフパイプ | ||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1984年1月16日(38歳) | ||||||||||||||||||||||||||
生誕地 | 神奈川県横浜市緑区 | ||||||||||||||||||||||||||
居住地 | 長野県下高井郡野沢温泉村 | ||||||||||||||||||||||||||
身長 | 167cm | ||||||||||||||||||||||||||
体重 | 58kg | ||||||||||||||||||||||||||
ワールドカップ戦歴 | |||||||||||||||||||||||||||
デビュー年 | 2005-2006季 | ||||||||||||||||||||||||||
引退年 | 2013-2014季 | ||||||||||||||||||||||||||
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みつぼし まなみ 三星 眞奈美 | |
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生年月日 | 1984年1月16日(38歳) |
出生地 |
日本 神奈川県横浜市緑区 |
血液型 | B型 |
職業 | 俳優 |
活動期間 | 1993年 - 1996年 |
活動内容 | てれび戦士 |
事務所 | 劇団日本児童 |
神奈川県横浜市緑区出身[5][6]。4人兄弟の末っ子[6]。子役として芸能活動を行っていたこともあり、NHK教育『天才てれびくん』てれび戦士(出演期間1995年度)としても知られている[1]。
略歴
- 1986年 - スキーを始める。
- 1993年 - 劇団日本児童に入団、タレント活動を行う。
- 1996年3月 - 横浜市立竹山小学校卒業[5]。スキー競技専念のためタレントを引退。
- 1999年3月 - 横浜市立鴨居中学校卒業[5][7]。
- 1999年4月 - 神奈川県立荏田高等学校入学[5]。
- 2002年3月 - 神奈川県立荏田高等学校卒業[5]。
- 2002年4月 - 法政大学社会学部に入学[8]。
- 2005年12月24日 - プロに転向、スキーチーム・girl's SKI team Masshを結成[9]。
- 2006年3月 - 法政大学社会学部卒業[8]。フリースタイル競技に転向、ハーフパイプで活躍。登録名を三星マナミに変更。
- 2007年1月 - USフリースキーイングオープン・スーパーパイプ5位入賞。
- 2009年8月 - フリースタイル・スキー選手の上野雄大と結婚、長野県野沢温泉村に移住、バンクーバーオリンピックでスキー・ハーフパイプが正式種目に選出されなかったこともあったため[10]スキー競技活動を引退[5]。
- 2009年11月 - 第1子(長女)を出産[11]。
- 2010年 - 長野県・野沢温泉にスキーショップ「COMPASS」を開店[12]。
- 2010年3月 - ソチオリンピックからスキー・ハーフパイプがオリンピック正式種目として採用されたのを機にスキー競技活動に復帰[13]。
- 2012年2月 - 芸能事務所「プラチナムプロダクション」とマネージメント提携を開始[14]。
- 2013年10月 - プラチナムプロダクションとのマネージメント提携を解消。
- 2014年2月 - ソチオリンピックフリースタイルスキー・ハーフパイプ23位[15]、スキー競技を引退。
- 2014年春 - ママアスリートネットワーク代表[16]。
- 2016年4月 - 第2子(次女)を出産[17]。
成績
2002年 - 2003年
- 全国高等学校スキー選手権大会 回転17位
- JOCジュニアオリンピック 回転17位
2003年 - 2004年
- 全日本学生スキー選手権大会 スーパー大回転2位,回転1位
- 第41回全日本スキー技術選手権大会(2004年2月13日 - 15日) 1位
2004年 - 2005年
- 全日本学生スキー選手権大会 大回転1位,回転1位
- 全日本学生スキー技術選手権大会 3位入賞
2005年 - 2006年
- 全日本学生スキー選手権大会 大回転5位入賞,回転5位入賞
- 全日本学生スキー技術選手権大会 3位入賞
- 2005-2006FISワールドカップフリースタイルスキー・ハーフパイプ カナダ・エイペックス 7位入賞
- ニュージーランドオープン・フリースタイルスキー・ハーフパイプ 3位入賞
- ニュージーランド カードローナ・コカコーラカップ・ハーフパイプ 4位入賞
2006年 - 2007年
- アメリカ US-OPEN・ハーフパイプ 5位入賞
- ニッポンフリースキーイングオープン2007・ハーフパイプ 10位
- カナダ ワールドスキー&スノーボードフェスティバル(WSSF)・ハーフパイプ 10位
2007年 - 2008年
- 2007-2008FISワールドカップフリースタイルスキー・ハーフパイプ 日本・猪苗代 6位入賞
- ニッポンフリースキーイングオープン2008・ハーフパイプ 7位入賞
2008年 - 2009年
- ニュージーランドオープン・フリースタイルスキー・ハーフパイプ 3位入賞
- 2008-2009FISワールドカップフリースタイルスキー・ハーフパイプ フランス・ルコンタミネ 11位
- 2008-2009FISワールドカップフリースタイルスキー・ハーフパイプ アメリカ・ディアバレー 12位
- ニッポンフリースキーイングオープン2009・スーパーパイプ 3位入賞
- FIS世界フリースタイルスキー選手権・ハーフパイプ 日本・猪苗代 16位
2010年 - 2011年
- FIS世界フリースタイルスキー選手権・ハーフパイプ アメリカ・ソルトレークシティー 10位
2011年 - 2012年
- 2011-2012FISワールドカップフリースタイルスキー・ハーフパイプ アメリカ・コッパーマウンテン 6位入賞
- 2011-2012FISワールドカップフリースタイルスキー・ハーフパイプ アメリカ・マンモス 21位
2012年 - 2013年
- 2012-13FISワールドカップフリースタイルスキー・ハーフパイプ ニュージーランド・カードローナ 2位入賞
- 2012-13FISワールドカップフリースタイルスキー・ハーフパイプ アメリカ・コッパーマウンテン 11位
- 2012-13FISワールドカップフリースタイルスキー・ハーフパイプ ロシア・ソチ 16位
- FIS世界フリースタイルスキー選手権・ハーフパイプ ノルウェー・ボス 4位入賞
- Dew Tour iON Mountain Championship アメリカ・コロラド 9位
2013年 - 2014年
- The North Face Park and Pipe Open Series 10位
- 2013-14FISワールドカップフリースタイルスキー・ハーフパイプ カナダ・カルガリー 5位入賞
- ソチオリンピックフリースタイルスキー・ハーフパイプ 23位
人物
父の経営会社の社員旅行で初めて雪山に行き[6]、2歳の時にスキーを始める。小学4年生の時に新聞広告がきっかけで、両親の反対を押し切り劇団日本児童に入団。芸能界デビュー作は竹内力主演のオリジナルビデオ『仁義』シリーズ[1]。1995年、『天才てれびくん』にてれび戦士として出演するが、1996年3月、「タレントで有名になるよりも、スキーで有名になりたい!!!」と[18]、中学1年時にスキー競技専念のため芸能界を引退、アルペン競技に打ち込む[19]。
2002年4月、スポーツ推薦で法政大学に入学、体育会スキー部初の女子部員に。ノルウェー・リューカンでの秋合宿にてスキー・ハーフパイプを初めて知る。[20]
2005年12月、スポーツキャスターを目指しテレビ系を希望していたが採用試験が不合格、完全就職を断念しプロに転向[21]。福島のり子、松本悠佳と女性3人組スキーチーム・girl's SKI team Masshを結成[9]。大学卒業後は基礎スキーと競技スキーを両立していたが、前述の大学1年の時のノルウェーの秋合宿にて希望していたフリースタイルスキー・ハーフパイプに転向する[13][20]。
2007年1月、USフリースキーイングオープン・スーパーパイプ5位入賞を機に日本の女子スキー・ハーフパイプの第一人者に[22]。同年2月、FIS世界フリースタイルスキー選手権ハーフパイプ日本代表に選出されたが、雪不足により同種目がキャンセル[23]。
2010年、フリースキーの普及やフリースキーを通したキッズスポーツ支援を目的として、長野県・野沢温泉にスキーショップ「COMPASS」を開店。ダイエット指導士の資格を取得し、セルフメディケーションを促す健康指導も行う[12]。
2014年1月、ソチオリンピックへの出場が決定したが[24]、予選で1回目と2回目ともに転倒し、最下位の23位で予選敗退、スキー競技からも引退した[25][26][27]。
- ^ a b c d e “三星マナミ 冬季日本人初“ママさんメダリスト”に挑戦”. スポーツニッポン. (2013年4月13日). オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ。 2017年8月16日閲覧。
- ^
- ^ “Woman Style(三星マナミ インタビュー)【SURF&SNOW】” (2012年12月20日). 2016年6月12日閲覧。
- ^ “「諦めずマナミらしかった」 家族が見たソチでの奮闘”. タウンニュース緑区版 (タウンニュース社). (2014年2月27日号) 2016年6月21日閲覧。
- ^ a b c d e f “スキーHP(ハーフパイプ)世界選手権へ”. タウンニュース緑区版 (タウンニュース社). (2013年2月28日) 2016年6月12日閲覧。
- ^ a b c “スキーHP(ハーフパイプ)五輪代表に”. タウンニュース緑区版 (タウンニュース社). (2014年1月23日) 2016年6月12日閲覧。
- ^ “三星 マナミ(みつぼし まなみ)選手が 母校である鴨居中学校を訪問します” (PDF) (プレスリリース), 横浜市, (2014年2月4日) 2016年6月13日閲覧。
- ^ a b “ソチ五輪フリースタイルスキー女子ハーフパイプ出場の三星マナミ選手が総長を表敬訪問しました”. 法政大学 (2014年2月18日). 2015年12月29日閲覧。
- ^ a b “team-massh”. 2007年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年12月12日閲覧。
- ^ “三星マナミ選手が市長と議長を表敬します!” (PDF) (プレスリリース), 横浜市, (2014年1月20日) 2016年6月13日閲覧。
- ^ “Happy☆SMILE”. ☆三星マナミのBLOG☆ - Yahoo!ブログ (2009年12月4日). 2016年6月13日閲覧。
- ^ a b 三星 マナミ | ジャパン・スポーツ・マーケティング
- ^ a b “それぞれの4年間 ~冬の一瞬に縣ける女性アスリートの肖像~ 三星マナミ(女子スキー ハーフパイプ):新種目で初の大舞台に向かうママアスリート こんなに頑張れる自分でいられることがすごく幸せ!”. J SPORTS Webサイト. ジェイ・スポーツ (2014年1月6日). 2016年6月13日閲覧。
- ^ “プラチナムプロダクション 三星マナミ”. 2013年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月24日閲覧。
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- ^ 堀ノ内雅一 2016, p. 70.
- ^ 堀ノ内雅一 2016, p. 72.
- ^ “テレビ戦士☆三星眞奈美だった頃… - ☆三星マナミのBLOG☆ - Yahoo!ブログ” (2007年12月19日). 2014年8月22日閲覧。
- ^ 松岡修造 (2013年4月25日). “報道ステーション 三星マナミ選手~母として五輪への挑戦”. 松岡修造オフィシャルサイト. 2016年6月12日閲覧。
- ^ a b 「シリーズ人間 ママアスリートネットワーク代表・三星マナミさん 金メダルへ―出産はハンデじゃない」『女性自身』第59巻第21号、光文社、2016年6月7日、 68頁。
- ^ “Woman Style(三星マナミ インタビュー)【SURF&SNOW】 Vol.2” (2012年12月20日). 2016年6月12日閲覧。
- ^ “三星 マナミ(Manami Mitsuboshi) - アスリート情報”. オークリー(OAKLEY) オフィシャルサイト. オークリージャパン. 2016年6月13日閲覧。
- ^ “ATOMIC Girl's new ski☆”. ☆三星マナミのBLOG☆ - Yahoo!ブログ (2007年2月27日). 2016年6月12日閲覧。
- ^ 日本オリンピック委員会. “スキーHP、五輪代表に小野塚ら ソチで初採用種目”. 2014年1月16日閲覧。
- ^ “応援していただいた全ての方へ!! - ☆三星マナミのBLOG☆ - Yahoo!ブログ” (2014年2月21日). 2014年8月22日閲覧。
- ^ “応援ありがとうございました!!”. 公式サポーターズクラブサイト (2014年2月21日). 2015年12月18日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年6月12日閲覧。
- ^ Manami Mitsuboshi Ueno2014年2月24日の投稿 - Facebook
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