ロザンナ・ザンボン ロザンナ・ザンボンの概要

ロザンナ・ザンボン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 01:09 UTC 版)

ロザンナ・ザンボン
Rosanna Zambon
生誕 (1950-07-03) 1950年7月3日(73歳)
出身地 イタリアヴェネト州スキオ
ジャンル 歌謡曲 ボサノヴァ
職業 歌手テレビタレント
活動期間 1968年 - 1990年
(ヒデとロザンナとして)
1991年 -
レーベル 日本コロムビア
ワーナー・パイオニア
事務所 クリームカンパニー

夫婦デュオヒデとロザンナ」の一人として知られる。2017年3月30日付で日本に帰化した[2][3]血液型O型[4]。株式会社クリームカンパニー所属[4]

概略

  • 1967年、日本でミュージシャンをしていた叔父の勧めで、音楽学院を卒業と同時にグループ歌手として17歳で来日[5]
  • 1968年に後に夫となる東京都出身の出門英と「ヒデとロザンナ」を結成。デビュー曲の『愛の奇跡』が大ヒットして一躍売れっ子歌手の仲間入りを果たす。以降も『愛は傷つきやすく』などヒット曲を連発。
  • 1975年2月に出門と結婚、二男一女に恵まれる(「ヒデとロザンナ」の項を参照)。
    • 長男は音楽家・画家の士門(しもん)。クリエイター集団風の人、三味線ユニットエツナブメンバー。
    • 次男はミュージシャン。バンドsmorgasメンバー(MC)の来門(らいもん)。
    • 長女はモデルの万梨音(まりおん)。2004年6月結婚、2005年に長男を出産、2007年に長女を出産。2014年にNHK・Eテレ「テレビでイタリア語」にナビゲーターとして出演(2014年度上期・2015年度下期)。
    • 子は3人とも結婚しており、孫が7人いる。
  • 1990年6月17日、夫の出門英が結腸がんにより47歳で死去。以後1年間イタリアで休業後に復帰[6]。以来、タレント・ソロ歌手として活躍中。また、故郷のイタリア料理に造詣を持ち、テレビ番組の料理コーナーで腕前を披露している。
  • 60歳を過ぎたころから終活について考えるようになり、「夫と同じ墓に入りたい」「遺産相続問題で子供たちに迷惑をかけたくない[注 2]」との思いから帰化を決意し、2016年1月に帰化申請をした。
    • 日本語が堪能なロザンナだが漢字の読み書きが苦手で[7]、帰化に必要な日本語の読み書き特に漢字に対して本人が努力し、またイタリアの親族の理解と協力のもと姉からロザンナの出生証明書を送付してもらい、その他70種類を超える必要書類を揃えて「帰化の動機書」も評価されて、申請から1年3か月後の2017年3月30日付で日本への帰化が正式に認められて日本国籍を取得した[2]
    • この一連の流れは同年6月2日放送の『爆報! THE フライデー』内で放映された。日本人名の「加藤絽山奈」は、「加藤」は夫の本名、「」はロザンナが好きな着物の生地名、「山」は同じく本人が好きな富士山より、「奈」は奈良の寺院が好きであるため、これらからつけた名前だとロザンナが説明した[3]
  • 2016年よりロザンナのデビュー50周年を記念して、コンサートでヒデとロザンナの歌を歌っていた狩人高道とのユニットタカ&ロザンナを結成し活動中
  • 近年は「夢スター歌謡祭 春組対秋組歌合戦」に出演し、全国各地を回っている。

出演番組

報道・情報ワイドショー番組

期間 番組名 役職
1991年4月 1993年3月 モーニングショーテレビ朝日 サブ司会
時期不明 とびっきり!しずおか静岡朝日テレビ 火曜日レギュラー
2010年12月 レディス4テレビ東京 長女・万梨音と共にゲスト出演

報道・情報ワイドショー番組以外(バラエティ・教養・語学・特別番組・ドラマなど)

CM


注釈

  1. ^ a b 現地のイタリア語では「ヅァンボン」とより近く発音される。
  2. ^ ロザンナが亡くなった場合、日本とイタリアの間での複雑な相続手続きや手間がかかる可能性があるため。

出典



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