ラジオカセットレコーダー
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各モデルの表形式の一覧
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ブランド名 | 型式名 | メーカー名 | ステレオ/モノラルの別 | カセットの数(シングル/ダブル) | CD搭載? | 備考 | 最初のモデルの発売年 | 最終モデル(最新モデル)発売年 | メーカー販売(継続/終了) |
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Belsona TRT-398 (ベルソーナ TRT-398) | 日立製作所 | (ラジカセ以前の製品)初のトランジスタラジオ搭載オープンリール式テープレコーダ。 | 1963年 | 終了 | |||||
RQ-231 | 松下電器産業(現・パナソニックホールディングス) | モノラル | シングル | 世界初の2バンドラジオ(FM・AM)式ラジカセ | 1967年12月 | 終了 | |||
TPR-101 | アイワ | モノラル | シングル | 国産初の3バンドラジオ(FM・SW・AM)式ラジカセ | 1968年5月 | 終了 | |||
スタジオ1980 | CF-1980 | ソニー | モノラル | シングル | ミキシング録音機能(音源としてラジオ、テープ、外部マイク、ライン入力から2系統を選択しミックス)。ツーウェイスピーカー(16cmウーファー + 5cmツイーター)。FM/AM。70万台というラジカセ史に残る販売台数を記録。[32][33] | 1974年 | 終了 | ||
スタジオ1990 | CF-1990 | ソニー | モノラル | シングル | スタジオ1980の拡張版。ミキシング録音機能(音源を3系統選択しミックス可)。2ウェイスピーカー(20cmウーファー + 5cmツイーター)。FM/SW/MW。[34] | 1976年 | 終了 | ||
SONAHAWK(ソナホーク) | ソニー | ステレオ | ダブル | CD | シリーズ最廉価機種のZS-3を除くほとんどの機種がメタルポジション用カセットテープの録音・再生、およびドルビーBタイプNRを用いた録音・再生にそれぞれ対応。FM/AM(このうちZS-8、およびZS-66のみAMステレオ放送受信機能に対応)。光デジタル出力端子(TOSリンク・S/PDIF)搭載。別売で付属のワイヤレスリモコンによる本体のリスニングポジションを任意でコントロール可能な電動ジャイロステージ(電動スイーベルスタンド)が用意されていた。 | 1990年 - 1995年 | 終了 | ||
メタルカセッターM70 | RC-M70 | 日本ビクター(現・JVCケンウッド) | ステレオ | シングル | 業界初のメタルポジション用カセットテープの録音・再生に対応した大型ステレオラジカセ。録音/再生・消去用の各種磁気ヘッドに同社の高級クラスのカセットデッキにも採用されたセンアロイ(SA)ヘッドを搭載。ワウ・フラッター0.065%(WRMS)を達成し、前後10曲の自動頭出し選曲やマイクミキシング録音・再生機能。針式左右独立VUレベルメーター。2ウェイステレオスピーカー(16cmウーファー + 5cmツイーター×2)。総合実用最大出力20W(10W + 10W)。FM/AM。 | 1979年9月 | 終了 | ||
メタルカセッターM60 | RC-M60 | 日本ビクター(現・JVCケンウッド) | ステレオ | シングル | メタルポジション用カセットテープの録音・再生に対応した大型ステレオラジカセ。録音/再生・消去用の各種磁気ヘッドに同社の高級クラスのカセットデッキにも採用されたセンアロイ(SA)ヘッドを搭載。2モーター・フルロジックメカニズムを採用し、ワウ・フラッター0.06%(WRMS)を達成。針式シングルレベルメーター(ただし、録音時のみ)。バイホニック・ステレオ・サウンド・システム。2ウェイステレオスピーカー(16cmウーファー + 5cmツイーター×2)。総合実用最大出力8W(4W + 4W)。FM(ワイドバンド対応)/AM。このほか、本機のオプションとして有線接続によるリモートコントローラー(リモコン)からの遠隔操作も可能だった。 | 1980年2月 | 終了 | ||
メタルカセッターM80 | RC-M80 | 日本ビクター(現・JVCケンウッド) | ステレオ | シングル | メタルポジション用カセットテープの録音・再生に対応した大型ステレオラジカセ。録音/再生・消去用の各種磁気ヘッドに同社の高級クラスのカセットデッキにも採用されたセンアロイ(SA)ヘッドを搭載。2モーター・フルロジックメカニズムを採用し、ワウ・フラッター0.055%(WRMS)を達成。ボルテージ式FM/AMシンセサイザーチューナー。2ウェイステレオスピーカー(16cmウーファー + 5cmツイーター×2)。総合実用最大出力12W(6W + 6W)。このほか、本機のオプションとして有線接続によるリモートコントローラー(リモコン)からの遠隔操作も可能だった。なお、メタルカセッターシリーズとしては唯一、レベルメーターを装備していない。 | 1980年6月 | 終了 | ||
メタルカセッターM50 | RC-M50 | 日本ビクター(現・JVCケンウッド) | ステレオ | シングル | メタルポジション用カセットテープの録音・再生に対応した中型ステレオラジカセでメタルカセッターシリーズの最廉価版として位置づけられた機種。録音/再生兼用磁気ヘッドに同社の普及クラスのカセットデッキにも採用されたメタパーム(ハードパーマロイ)ヘッドを、消去専用磁気ヘッドに2ギャップ・フェライトヘッドをそれぞれ搭載。ワウ・フラッター0.12%(WRMS)。LED式シングルレベルメーター。2ウェイステレオスピーカー(16cmウーファー + 5cmツイーター×2)。総合実用最大出力12W(6W + 6W)。FM(ワイドバンド対応)/AM。 | 1981年6月 | 終了 | ||
メタルカセッターM90 | RC-M90 | 日本ビクター(現・JVCケンウッド) | ステレオ | シングル | メタルポジション用カセットテープの録音・再生に対応した大型ステレオラジカセ。一連のステレオラジカセとしては唯一のANRS( ≒ ドルビーBタイプNR)/Super ANRSノイズリダクションシステムを搭載しているほか、録音/再生兼用磁気ヘッドに同社の普及クラスのカセットデッキにも採用されたメタパーム(ハードパーマロイ)ヘッドを、消去専用磁気ヘッドにセンアロイ(SA)ヘッドをそれぞれ搭載。2モーター・フルロジックメカニズムを採用し、ワウ・フラッター0.05%(WRMS)を達成。針式左右独立VUレベルメーター。2ウェイステレオスピーカー(20cmウーファー + 6.5cmツイーター×2)。総合実用最大出力30W(15W + 15W)。FM(ワイドバンド対応)/AM。このほか、本機のオプションとして有線接続によるリモートコントローラー(リモコン)からの遠隔操作も可能だった。 | 1981年8月 | 終了 | ||
おしゃれなテレコ U4 | 三洋電機 | ステレオ | シングルまたはダブル | (ごく一部の機種にCD搭載モデルあり) | 1979年 - 2009年 | 終了 | |||
ACTAS(アクタス) | 東京芝浦電気(現・東芝) | モノラル | シングル | 1973年 - 1978年 | 終了 | ||||
ACTUS BOMBEAT | 東京芝浦電気(現・東芝) | ステレオ | シングル | 1977年 | 終了 | ||||
BOMBEAT(ボンビート) | 東京芝浦電気(現・東芝) | ステレオ | シングル | 1978年 - 1984年 | 終了 | ||||
SUGAR(シュガー) | 東芝 | ステレオ | シングルまたはダブル | 1984年 - 1989年 | 終了 | ||||
SUGAR CD | 東芝 | ステレオ | シングル | CD | 1986年 - 1988年 | 終了 | |||
CD WORKS(シーディーワークス) | 東芝 | ステレオ | シングル | CD | 1987年 - 1990年 | 終了 | |||
CUTEBEAT(キュートビート) | 東芝ライフスタイル | ステレオ | シングル | CD | 2006年 - 2014年 | 終了 | |||
Aurex TY-AK1 | 東芝ライフスタイル | ステレオ | シングル | CD | 世界初のハイレゾ音源対応CDラジカセ。SDカードおよびUSBメモリ対応。[注釈 5] | 2018年3月 | 終了 | ||
Aurex TY-AK2 | 東芝ライフスタイル | ステレオ | シングル | CD | 上記のTY-AK1のリファイン版にあたるハイレゾ音源対応CDラジカセ。基本的な機能はTY-AK1から継続されているが、新たにBluetoothインターフェース(受信のみならず送信にも対応)が追加された。また、カセットデッキ部分はTY-AK1同様、ハイポジション用カセットテープの再生に対応。 | 2020年10月 | 終了 | ||
AUREX TY-AK21 | 東芝ライフスタイル | ステレオ | シングル | CD | 上記のTY-AK2のマイナーチェンジ版にあたるハイレゾ音源対応CDラジカセ。基本的な機能は上記のTY-AK2と同一。 | 2023年7月 | 継続中 |
注釈
- ^ 当時のテレビの外部出力端子はイヤホン端子のみが大半で、これは通常イヤホンを差し込むと同時スピーカーからの音が遮断される仕様になっている。RCA端子の装備はビデオデッキの普及以降である。
- ^ テレビ音声の録音需要を考慮して、1980年代前半からTVのVHF/UHF放送の音声放送部分だけを聞けるチューナーを搭載した機を発売するメーカーもあったが、その多くは欧米のFM放送の周波数領域とも互換するVHF1-3chのものが主だった。
- ^ コンポーネントステレオの1コンポーネントとして使う、据え置き型のレコーダー(スピーカーも含まず、ラジオも含まない装置)は通常「カセットデッキ」と呼ばれる。
- ^ ただし、デジタルチューニングタイプのものであらかじめテレビの1-3chの周波数 (95.75, 101.75, 107.75MHz)のみにプリセットされたものは受信不可[17]。
- ^ SDカードやUSBメモリーへ保存した、最高192kHz/24bitのハイレゾ音源ファイル(FLAC、WAV)を再生可能。CDやアナログカセットの各音源をそれぞれデジタル処理でアップサンプリング化してハイレゾ相当の音質に拡張する機能を備えている。また、カセットデッキ部分は基本的にノーマルポジション用カセットテープの録音・再生に対応しているがハイ(クローム)ポジション用カセットテープは再生時に限り対応する(また、メタルテープを本機で再生する場合、そのままカセットホルダーに装着するとカセットデッキ内部に存在する保護スイッチが動作するため再生不可能となるものの、裏技的な手段としてカセットハーフ上面の中央部分にあるメタルポジション用自動検出孔をセロハンテープで封印することにより再生可能となる)。
出典
- ^ ただし1980年代後半や1990年代など、ラジカセが大型化した時代には、大き重すぎて実際には持ち運びが困難な機種も多かった。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q スタイルワークス著『ニッポンラジカセ大図鑑』standards、2017年 ISBN 978-4866360676(他に無料のkndle版あり)。pp.003-005。
- ^ その後、パイオニアはホームAV機器事業は全てオンキヨー&パイオニア→オンキヨーホームエンターテイメント〈2022年5月経営破綻済み〉を経てオンキヨーテクノロジー〈製造元〉/ティアック〈発売・販売元〉へ移管
- ^ www.radiomuseum.org「TRT-398」
- ^ 日本ラジオ博物館「FM放送の始まり」
- ^ ビデオ工房「RQ-231」
- ^ sts.kahaku.go.jp「TPR-101」
- ^ コンパクトカセット+FM SW AM 3バンドラジオ式
- ^ [1]。 コラム、ラジカセ考察)
- ^ ゴールデン横丁レトロラジオ・ラジカセ館「CF-1980Ⅱ ソニー - モノラルラジカセの完成形との呼び声も」
- ^ 当時の市場の状況(形状、質感、主な製造メーカー など)がおおよそ分かる写真。モノラルの機種と、モノラルでスピーカーを大きくして高音質にした機種と、ステレオで左右にスピーカーがある機種、いずれも販売されていた。
- ^ “https://twitter.com/sharp_jp/status/532373741989138432”. Twitter. 2023年8月7日閲覧。
- ^ なおパナソニック(松下電器産業)からはトリプルラジカセも発売されたが、高価格化や海賊版テープ作成の容易化などで苦情が殺到し、わずか1機種が短期間販売されたのみであった。
- ^ たとえばラジオ部分を見ると、一時期はVHFの全チャンネルだけではなく、UHFの全チャンネルが受信できる機種や、さらにそれらテレビの音声多重放送に対応したタイプまで製造・発売されていたこともある。
- ^ 参考情報
- ^ これにもラジオや外部端子を利用した自然音録音機能が搭載されるモデルが多い。
- ^ 地上アナログテレビ放送終了に関するお知らせ | ラジオ(ソニー)・ワイドFM・Q.手持ちのラジオでワイドFMを聴けますか。(日本の総務省)
- ^ “AudioComm USBメモリ対応 ステレオラジオカセットレコーダー 品番07-9725”. www.ohm-electric.co.jp. オーム電機. 2020年3月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g “懐かしいラジカセ展 若い世代も関心”. NHK NEWS WEB. (2017年8月2日) 2018年9月1日閲覧。
- ^ a b c d e “最新のカセットテープ再生機4選”. kakakumag.com. (2017年11月7日) 2018年9月1日閲覧。
- ^ “SCR-B5|AUDIO ORIONオーディオ|株式会社ドウシシャ A&V事業部”. www.doshisha-av.com. 2023年8月7日閲覧。
- ^ “SCR-B7|AUDIO ORIONオーディオ|株式会社ドウシシャ A&V事業部”. www.doshisha-av.com. 2023年8月7日閲覧。
- ^ “カセットでもハイレゾ相当の音質を再現できる、CDラジオカセットレコーダー発売”. tlet.co.jp. (2018年3月12日) 2018年9月1日閲覧。
- ^ “東芝、キーコントロール機能を搭載したCDラジカセ「TY-CDW990」「TY-CDX91」”. news.kakaku.com. 価格.com (2020年6月11日). 2020年6月18日閲覧。
- ^ 外部リンク
- ^ 外部リンク
- ^ “カラオケCDダブルラジカセ 【WUTA(ウータ)】」”. www.kumazaki-aim.co.jp. クマザキエイム. 2021年5月16日閲覧。
- ^ “MP3も再生出来る簡単操作のシンプル・ラジカセ”. www.kumazaki-aim.co.jp. クマザキエイム. 2022年11月10日閲覧。
- ^ ラジオCDカセットプレーヤー 2018年7月27日閲覧
- ^ 米のもみ殻由来の有機物を配合したコーン紙を用いたスピーカー。
- ^ 一時消滅したが、現在は日立製作所の子会社である日立コンシューマ・マーケティング・リビングサプライ社から発売している。
- ^ [2]
- ^ [3]
- ^ [4]
固有名詞の分類
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