ラキシス (競走馬) 繁殖牝馬時代

ラキシス (競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 16:48 UTC 版)

繁殖牝馬時代

ノーザンファームにて繁殖牝馬として繋養されている[4][40]

生年 馬名 毛色 馬主 管理調教師 戦績
2017 シルヴィス 青鹿毛 ルーラーシップ 大島昌也 栗東・角居勝彦 2戦0勝(抹消)
2018 ヴァージンマリー 鹿毛 リオンディーズ (不出走・繁殖)
2019 レッドミラージュ 鹿毛 キングカメハメハ 大島昌也 美浦栗田徹 10戦2勝(現役)
2020 マキシ 鹿毛 エピファネイア 栗東・辻野泰之 7戦2勝(現役)
2021 ダブルイプシロン 鹿毛 レイデオロ 栗東・矢作芳人 デビュー前
2022 ラキシスの2022 黒鹿毛 バゴ デビュー前
2023 ラキシスの2023 鹿毛 サートゥルナーリア デビュー前
  • 2024年2月18日現在

競走成績

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬/(2着馬)
2012.12.02 阪神 2歳新馬 芝2000m(良) 7 2 2 002.90(2人) 01着 2:08.1(33.4) -0.2 川田将雅 54 (セイウンヒマワリ)
2013.02.24 阪神 すみれS OP 芝2200m(良) 8 5 5 006.90(4人) 06着 2:17.4(35.6) -1.1 岩田康誠 54 ナリタパイレーツ
0000.04.21 東京 フローラS GII 芝2000m(稍) 18 5 9 105.5(14人) 11着 2:04.5(34.0) -0.6 江田照男 54 デニムアンドルビー
0000.09.17 阪神 甲武特別 500万下 芝2200m(良) 12 4 4 004.00(2人) 01着 2:13.4(34.3) -1.1 川田将雅 54 (セルリアンディンゴ)
0000.10.13 京都 鳴滝特別 1000万下 芝2200m(良) 12 7 9 001.80(1人) 01着 2:14.9(33.4) -0.1 川田将雅 54 (リメインサイレント)
0000.11.10 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(重) 18 8 18 016.70(6人) 02着 2:16.8(34.6) -0.2 川田将雅 54 メイショウマンボ
2014.02.16 京都 京都記念 GII 芝2200m(稍) 12 5 5 007.40(3人) 04着 2:16.3(34.1) -0.3 川田将雅 53 デスペラード
0000.03.15 中京 中日新聞杯 GⅢ 芝2000m(良) 18 3 6 004.10(3人) 02着 2:01.7(34.4) -0.0 川田将雅 54 マーティンボロ
0000.05.17 東京 ヴィクトリアマイル GI 芝1600m(良) 18 3 6 024.00(9人) 15着 1:33.1(33.9) -0.8 川田将雅 55 ヴィルシーナ
0000.09.28 新潟 オールカマー GII 芝2200m(良) 18 3 6 017.50(7人) 02着 2.12.3(34.6) -0.1 川田将雅 54 マイネルラクリマ
0000.11.16 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(良) 18 1 1 006.80(3人) 01着 2:12.3(33.4) -0.1 川田将雅 56 ヌーヴォレコルト
0000.12.28 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 3 5 036.3(11人) 06着 2:35.5(34.1) -0.2 C.デムーロ 55 ジェンティルドンナ
2015.04.05 阪神 産経大阪杯 GII 芝2000m(不) 14 3 3 012.00(4人) 01着 2:02.9(35.9) -0.3 C.ルメール 55 キズナ
0000.06.28 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(良) 16 7 13 005.10(2人) 08着 2:14.8(34.6) -0.4 C.ルメール 56 ラブリーデイ
0000.08.23 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(良) 15 1 1 003.40(2人) 05着 1:59.2(36.2) -0.2 C.ルメール 55 ディサイファ
0000.10.12 京都 京都大賞典 GII 芝2400m(良) 10 7 8 004.00(3人) 04着 2:24.0(32.5) -0.4 武豊 55 ラブリーデイ
0000.11.15 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(稍) 18 5 10 004.20(2人) 11着 2:15.3(35.0) -0.4 R.ムーア 56 マリアライト

評価

中長距離向きの体型で、ストライド(一歩の幅)が大きく、広い競馬場が適していると、関係者や専門紙の評価を受けている[27][26][20]

血統表

  • *印は、その馬が日本に輸入されたことを示す。

母マジックストームの3歳下の全妹[注 7]キャットダンサー(Cat Dancer)は、繁殖牝馬として2009年にドリル(Drill)を産んだ。ドリルは2011年にデルマーフューチュリティステークス(G1)に勝った。ドリルはラキシスからみて従姉妹の関係に相当する[16]

マジックストームの産駒でラキシスの半兄のエスケープマジックは、2013年12月までに大井競馬で2勝、JRAで3勝。その後は地方競馬へ転厩し、兵庫県の園田競馬場、石川県の金沢競馬場に所属していた。

また、ラキシスの全弟サトノアラジンは2017年の安田記念を制している[42]

母の先祖を遡ると、ラキシスからみて5代前の母にバンケットベル(Banquet Bell)という牝馬に行き着く。1950年生まれのバンケットベルは20世紀のアメリカを代表する繁殖牝馬(“ 20th Century Matriarch Mare”)の1頭で、その産駒にはシャトーゲイ(Chateaugay)やプリモネッタ(Primonetta)がいる。シャトーゲイはアメリカの三冠レースのうちケンタッキーダービーベルモントステークスに勝ち、残るプリークネスステークスでは2着だった馬で、アメリカの年度代表馬に選ばれた。シャトーゲイは後に種牡馬として日本に輸入され、数多くの重賞勝ち馬を出し、母の父としてもタマモクロスメリーナイスを出して成功した。プリモネッタは多くの重賞に勝ってアメリカの古牝馬チャンピオンになり、繁殖牝馬としても活躍して1970年代に繁殖牝馬のチャンピオンになっている[43][44][45]


ラキシス血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
[§ 2]

ディープインパクト
JPN 2002 鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
USA 1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ウインドインハーヘア
IRE 1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere

*マジックストーム
Magic Storm
USA 1999 黒鹿毛
Storm Cat
USA 1983 黒鹿毛
Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
Terlingua Secretariat
Crimson Saint
母の母
Foppy Dancer
1990 鹿毛
Fappiano Mr. Prospector
Killaloe
Water Dance Nijinsky
Luiana
母系(F-No.) (FN:16-h) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 5×4*5[注 6] [§ 4]
出典
  1. ^ ラキシス 5代血統表、JBISサーチ、 2015年4月25日閲覧。
  2. ^ [41]
  3. ^ ラキシス 5代血統表、JBISサーチ、 2015年4月25日閲覧。
  4. ^ ラキシス 5代血統表、JBISサーチ、 2015年4月25日閲覧。





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