マックス・ホルクハイマー マックス・ホルクハイマーの概要

マックス・ホルクハイマー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 18:00 UTC 版)

マックス・ホルクハイマー

フランクフルト学派の代表で、テオドール・アドルノとの共著『啓蒙の弁証法』で知られる。その他の著書に『道具的理性批判へ向けて』『批判的理論』などがある。アルトゥル・ショーペンハウアーペシミズムへの共感を持つ。

経歴

テオドール・アドルノ(右)とともに、1965年ハイデルベルクにて

シュトゥットガルト郊外のツッフェンハウゼン(Zuffenhausen)に生まれる。ユダヤ系ドイツ人ギムナジウムに入学するものの中退し、実家が経営する工場で見習いとして働いた。第一次世界大戦に従軍後、1919年にミュンヘンアビトゥーア資格を所得、ミュンヘン大学フランクフルト大学フライブルク大学で学び、1925年にフランクフルト大学で教授資格を得た。1926年に結婚。

1930年にフランクフルト大学の社会研究研究所の創設に参加。だが、1933年のナチ党の権力掌握後、1934年にスイスジュネーヴ経由でアメリカ亡命コロンビア大学で教鞭を執った。

第二次世界大戦後の1949年にまたフランクフルト大学に戻り、同研究所の所長に復帰。同大学学長も務めた。1954年と1959年には再びアメリカに渡ってシカゴ大学でも教えた。1964年、フランクフルト大学を退職。かつてホルクハイマーによって同大学の教授職につくことを阻まれた、フランクフルト学派第2世代のユルゲン・ハーバーマスが後任の教授となった。

1973年にニュルンベルクで死去し、ベルンのユダヤ人墓地に葬られている。

邦訳著書

フランクフルト市内にあるホルクハイマーの顕彰碑

単著

  • 『道具的理性批判 第2 (権威と家族)』清水多吉編訳 イザラ書房 1970
  • 『理性の腐蝕』山口祐弘訳(せりか書房、1970年)
  • 『哲学の社会的機能』久野収訳(晶文社、1974年)
  • 『権威主義的国家』清水多吉編訳(紀伊國屋書店、1975年)
  • 『批判的社会理論――市民社会の人間学』森田数実編訳(恒星社厚生閣、1994年)
  • 『批判的理論の論理学――非完結的弁証法の探求』角忍,森田数実訳(恒星社厚生閣、1998年)
  • 『理論哲学と実践哲学の結合子としてのカント『判断力批判』』服部健二,青柳雅文訳 こぶし書房 2010
  • 『初期哲学論集』青柳雅文訳 こぶし書房 2014

共著

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