ボローニャ
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行政
分離集落
ボローニャには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。
- Barbiano, Bertalìa, Borgo Panigale, Casaglia, Calamosco, Casteldebole, Corticella, Gaibola, Lavino di Mezzo, Monte Donato, San Luca, San Ruffillo, Paderno, Rigosa, Sabbiuno di Montagna, San Nicolò di Villola, San Sisto
対外関係
姉妹都市・提携都市
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経済
ボローニャ発祥の企業
教育
大学
ボローニャ大学は1088年創立で、ヨーロッパ最古の大学であり、中世を通じヨーロッパの英知の中心地であり続け、キリスト教国から学者を惹きつけてきた。装飾を施された写本と、13世紀から14世紀にかけ市内で作られた法学者の墓によって中世美術のユニークな遺産の範例となった。これらは有名な中世の研究所に対する文化的背景を提供するものである。ストゥディウムは、どの講師も個々の学生から手当を集めて教育する制度をゆるやかに組織したもので、元々この大学から知られるようになった。初期の大学のストゥディウムの状況は市の至る所に広まって、多様なカレッジが特殊な国籍の学生を支援するため創設された。
ナポレオン時代、大学本部は市中心部から北東部である現在のヴィア・ザンボーニへ移された。今日、大学の23の学部、68の学科、そして93の図書館は市を超えて広がり、チェゼーナ、フォルリ、ラヴェンナ、リミニに4つの分校がある。大学に在籍していた学生の中で有名なのは、ダンテ・アリギエーリ、ペトラルカ、トマス・ベケット、教皇ニコラウス5世、エラスムス、ピエトロ・ヴェルミリ、コペルニクスらである。1732年に任命されたラウラ・バッシは、ヨーロッパの大学で公式に講義を命じられた初の女性となった。さらに近世では、ルイージ・ガルヴァーニ、グリエルモ・マルコーニも大学で活動した。ボローニャ大学はイタリアで最も尊敬され、活動の盛んな高等教育機関の一つにとどまっている。ボローニャ大学ができた日から、ボローニャは今も大学都市であり続け、市の人口は、学期に講義が行われるときには40万人から50万人以上にふくれあがる。
大学の植物園オルト・ボタニコ・デッルニヴェルシタ・ディ・ボローニャは、1568年につくられた。これはヨーロッパで4番目に古い。
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ボローニャと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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