ディグダグII
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/30 09:21 UTC 版)
ジャンル | 固定画面アクション |
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対応機種 |
アーケード(AC) 対応機種一覧
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開発元 | ナムコ開発一課 |
発売元 | ナムコ |
音楽 |
慶野由利子 小沢純子 |
シリーズ | ディグダグシリーズ |
人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
メディア |
業務用基板 (76.78キロバイト) |
稼働時期 |
1985年3月12日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象)IARC:3+ |
デバイス |
4方向レバー 2ボタン |
システム基板 | Namco Super Pac-Man |
CPU | MC6809(@1.536MHz) |
サウンド |
M6809(@1.536MHz) Namco WSG(@1.536MHz) |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 縦モニター 288×224ピクセル 60.61Hz パレット512色 |
その他 | 型式:D2 |
同社のアーケードゲーム『ディグダグ』(1982年)の続編。本作では「戦略的島崩しゲーム」と銘打ち、「舞台となる小さな島の表面にひびを入れて崩し、崩落に敵を巻き込んで倒す」というスタイルに変更された。開発はナムコ開発一課が行い、音楽は前作に引き続き慶野由利子と今作は小沢純子も担当している。
ゲーム内容
システム
4方向レバー(移動および各種方向指定)と2つのボタンを使用して、ディグダグを操作する。本作では杭の打ち込まれた小島を見降ろし視点でプレイする仕様。
ボタンの一方は前作の銛&ポンプの機能で、打ち込んで敵の動きを止め、打ち込んだ後に膨らませて破裂させ、敵を倒せる。
もう一方は、島上にある杭の上にディグダグがいる状態で押すと、上下左右のいずれかの方向の地面に亀裂が入る。亀裂によって島を2つに分断すると、面積の小さい方が崩落し、その上にいる敵を海に落として倒せる。一度に大量の敵をまとめて落とすと高得点が得られる。ただし、崩落するまでにディグダグが脱出しないと巻き込まれてミスとなる。
前作では敵が残り1匹になると撤退行動を行っていたが、本作では一定時間経過後に、残り数に関係なく順次海へ身投げして撤退する。
アイテム
- ベジタブルターゲット
- 3回崩落させることで出現する。出現位置はランダム。
- 魚
- ファミコン版にのみ登場する。1ブロック分だけ崩落させると海面から跳ね上がり、ドリルシュートで突くと得点になる。通常は赤色の魚で500点だが、ごくまれに出現する紫色の魚は5000点である。
- スペシャルフラッグ
- ファミコン版にのみ登場する。ベジタブルターゲットを出現させ、5回連続海へ落とせば出現し、取れば残り人数が1人増える。ただしベジタブルターゲットの出現位置がランダムであるため、場所によっては海に落とせない状態もある。
キャラクター
登場キャラクターは前作と同様。
- ディグダグ(DIGDUG)
- 主人公。シュートボタンを押すと向いている方向にドリルの先端を放つ。敵にドリルを刺した後、ボタンを押してポンプで膨らませて破裂(プクプクポン)させて倒せる。杭の上をドリルボタンで向いてる方向にひびが割れ、ひびで島を分断すると面積の小さい方が崩落する(ガケクズシ)。敵に触れる、火炎で焼かれる、崩落した島と一緒に海へ落ちることでミスになる。
- プーカ(POOKA)
- ゴーグル型の水中眼鏡を掛けた風船のモンスター。基本的には陸上を移動しているが、時々「目変化(めへんげ)」してひび割れをすり抜け直接主人公に向かってくる。なお、目変化の状態になると移動力は格段に落ちるほか、前作と異なり一度目変化の状態になると主人公がそこから別の場所へ移動しても横または縦の一方向にしか進まず、渡り切るまで途中で方向転換することは無い。これは下記のファイガーも同様。
- ファイガー(FYGAR)
- 背びれが光った後に左右に向いている方向へ火炎を放つ緑色の怪獣。火炎はひび割れを通り抜け、主人公は当たるとミスとなる。プーカ同様に陸上移動と目変化をし、主人公に向かってくる。火炎の射程が主人公のドリルシュートより長いため、横から接近するとドリルシュートが届かないところで火炎を浴びる危険が高い。その代わり、横から破裂させると通常の倍の得点が入る。なお前作では地層の深さで得点も比例して上がっていたが、本作ではそれが無く一律している。
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- ^ Gamer編集部 (2023年4月12日). “モンスターをふくらませたり地面ごと沈めて退治するACT「アーケードアーカイブス ディグダグ II」がPS4/Switchで4月13日に配信!”. Gamer. ixll. 2023年4月13日閲覧。
- ^ “Dig Dug II: Trouble in Paradise for Arcade(1985)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年3月12日閲覧。
- 1 ディグダグIIとは
- 2 ディグダグIIの概要
- 3 移植版
- 4 評価
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