チベット
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その他
- ロブサン・ランパ(偽書『第三の眼』の著者)
- リチャード・ギア(俳優) - 熱心なチベット仏教信者・人道主義者として知られる。
- キンシコウ
- Far Cry 4 - チベットを模した「キラット」を舞台にしたファーストパーソン・シューティングゲーム
シャロン・ストーンの発言
アメリカの女優シャロン・ストーンは2008年5月25日、四川大地震について第61回カンヌ国際映画祭において香港のテレビ局の取材に対して、次のように発言した。
「 | 中国のチベット人に対する態度、他者に対し思いやりを持てない中国の対応に憂慮しています。地震が起きたとき、これはカルマかもしれない、って思いました。なにかよくないことをしたとき、悪いことが起きたっていうことあるでしょ?私は、チベット政府から、四川大地震の犠牲者に支援を求める手紙をもらったの。彼らは中国の助けになりたいって思っているの。 涙が止まらなかった。たとえ誰かが不親切であったとしても、人のために尽くさなければならないこと、常に謙虚に学ばなければならないことを教えられました。[52][53] | 」 |
この発言により、香港及び中国国内で非難が噴出し、中華圏の俳優ら、台湾の伊能静、香港のサモ・ハン・キンポー、チャン・ツィイーや張曼玉なども非難した。インターネット上ではシャロン・ストーンの出演映画や中国向けの広告塔を務めているクリスチャン・ディオールの不買運動呼びかけの書き込みがなされた[54][55][56]。シャロンは29日に謝罪したが、クリスチャン・ディオールは中国向けの広告中止を決定した[57][58]。
比喩的表現
チベットの地理的位置になぞらえて、交通が不便な地域を俗に「○○のチベット」と称することがある[59]。
注釈
- ^ 雍正のチベット分割を参照。
- ^ 中国では通常この範囲を「蔵区」、「蔵族地区」、「西蔵和其他蔵区」と呼ぶが、この範囲を単一の行政区画とするよう求めるチベット亡命政府やダライラマを批難、批判する場合には「大チベット区」という用語が用いられている。2-2節参照。[要文献特定詳細情報]
- ^ 1998年2月23日から27日にかけてマレーシアのクチンで開催された第4回会議。
- ^ 書類には輸送物が中国語で「川の沈泥」を意味する「ヘニ」と記載されていた。
- ^ 甘粛省投棄センターの容量は、当初、6万立方メートルだったが、20万立方メートルにまで拡張された。中国核国営公社のユー・ディリャンは甘粛省投棄センター建設費は100億元(12億5千万ドル)になると語っている。
- ^ ダプチ刑務所の北西3.5キロ、セラ僧院の西わずか1キロの位置にある[19]。
- ^ 北緯37.26度 東経95.08度[20][21]。
- ^ 北緯37.50度、東経95.18度[20]。
- ^ ツァイダム南東217キロメートル、北緯36.6度、東経97.12度に位置する。
- ^ 2008年4月29日チベット亡命政府発表。死者数については、亡命政府の集計とともに、NGOのチベット人権民主化センターの発表(死者数114人)、中国国営メディア(死者数23人)、米政府系のラジオ・フリー・アジアの発表(死者数237人)などの5団体の内容を照合した[23]。
- ^ en:Tom Lantos Human Rights Commission
- ^ 出演:ダドゥン、ジャンパ・ケルサン。公式サイト:映画『風の馬』
- ^ 原題は「Flucht über den Himalaya」(ドイツ語)、監督Maria Blumencron。
出典
- ^ 『元史』、『明史』、『庭聞録』など。詳細は準備中
- ^ 圖博(西藏) |台灣人權促進會 2020年5月14日閲覧。
- ^ ペマギャルポ「中国が隠し続けるチベットの真実」扶桑社,38頁
- ^ a b 多田等観『多田等観:チベット大蔵経にかけた生涯』春秋社、2005年8月、pp.217-355(多田明子・山口瑞鳳、2005、pp.233)
- ^ 『はかりきれない世界の単位』株式会社創元社、2017年6月20日、72頁。
- ^ 2012 年「西藏自治区統計年鑑
- ^ 朝日新聞2008年3月14日
- ^ フランソワーズ・ポマレ「チベット」創元社、2003年、103頁
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- ^ ウィーン宣言及び行動計画、第1部第11項
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- ^ 1984年2月18日、「ワシントン・ポスト」
- ^ 1991年4月18日、新華社通信
- ^ インターナショナル・キャンペーン・フォア・チベット発「核とチベット」による[要文献特定詳細情報]
- ^ 1993年11月10日付のロイター通信
- ^ 1995年7月19日付の新華社通信
- ^ 1997年5月28日付AFPの報道
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- ^ “対談 「チベットの今と私たち」 ペマ・ギャルポ×中沢新一 (下):”. Professor PEMA News and Views ペマ・ギャルポ. 2019年4月17日閲覧。
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- ^ “映画『雪の下の炎』公式サイト”. 2019年4月17日閲覧。
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- ^ “Anger over star's quake remarks”. BBC. (2008年5月28日)
- ^ The New York Times / The Associated Press: Sharon Stone: Was China quake 'bad karma?' (May 28, 2008, 12:56 a.m. ET)[リンク切れ]
- ^ “女優S・ストーン「地震は報い」発言謝罪も、中国人90%は「受け入れず」”. AFPBB News. (2008年5月30日)
- ^ “Actress Stone and Dior Differ Over Apology”. The New York Times. (2008年6月1日)
- ^ ““兵庫のチベット”三田はなぜ冷える? 県内最低値の日数は6割超(神戸新聞)”. 神戸新聞NEXT. (2019年2月13日)
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