タミル・ナードゥ州
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 07:22 UTC 版)
教育
人材が豊かで教育水準も高く、共通テストでは合格率が全国最高である。インド人で初めてノーベル科学賞を受賞したチャンドラセカール・ラマンや数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャン、インド初のチェス王者ヴィスワナータン・アーナンドもタミル出身である。
文化
宗教
2011年の宗教調査で、
- ヒンドゥー教 - 87.6%(全インドでは79.80%)
- キリスト教 - 6.1%(2.30%)
- イスラム教 - 5.9%(14.23%)
- ジャイナ教 - 0.3(0.36%)
- その他シーク教・仏教など - 0.3%(3.32%)
で、全インドと比べてキリスト教徒が多く、イスラム教徒・その他が少ない。
言語
住民の使用する第一言語は2001年の調査で、タミル語90%、テルグ語5.65%、カンナダ語1.67%、ウルドゥー語1.51%、マラヤラム語0.89%、マラティー語0.1%、サウラーシュトラ語0.1%の順であった。タミル語はタミル・ナードゥ州の公用語であり、スリランカでも、シンガポールでも、国の公用語の一つになっている。同州に囲まれて、フランスから返還されたポンディシェリ連邦直轄地域ではフランス語も使われている。
世界遺産
- マハーバリプラムの建造物群(マーマッラプラム、カーンチプラム県)
- ブリハディーシュヴァラ寺院(タンジャーヴール、タンジャーヴール県):「大チョーラ朝寺院群」
- インドの山岳鉄道群・ニルギリ山岳鉄道(メットゥパラヤム~ウダカマンダラム、ニーラギリ県)
祝祭日
日付 | 日本語表記 | 現地語表記 | 備考 |
---|---|---|---|
1月14日または 1月15日 |
ポンガル | பொங்கல் | ヒンドゥー教の収穫祭 |
2月11日(2006年) | タイップージャム | தைப்பூசம் | |
2月26日(2006年) | シヴァラートリ | சிவராத்திரி | シヴァ神に関するヒンドゥー教の祭。 |
4月14日または 4月15日 |
タミル新年 | தமிழ்ப்புத்தாண்டு | タミルの暦による新年。 |
9月7日(2005年) | ガネーシャ神誕生日 | வினாயகர் பிறந்த நாள் | ガネーシャ神に関するヒンドゥー教の祭。 |
10月11日(2005年) | サラスヴァティー・プージャー (アーユダ・プージャー) |
சரசுவதி பூஜை (ஆயுத பூஜை) |
サラスヴァティー女神に関するヒンドゥー教の祭。 |
11月1日(2005年) | ディーワーリー | தீபாவளி | ヒンドゥー教の光の祭り |
12月25日 | クリスマス | கிறிஸ்துமஸ் | キリスト教の祭礼。 |
?月?日 | ノーンブ・ペルナール | நோன்புப் பெருநாள் | |
?月?日 | பக்ரீத் | イスラム教の祭礼。 | |
?月?日 | முகரம் | イスラム教の祭礼。 |
関連項目
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