セントレア大橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/20 15:30 UTC 版)
セントレア大橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 愛知県常滑市 |
交差物件 | 伊勢湾 |
建設 | 2000年 - 2005年[1] |
座標 | 北緯34度52分29秒 東経136度49分15秒 / 北緯34.87472度 東経136.82083度 |
構造諸元 | |
形式 | 5径間連続鋼床版箱桁[2] |
材料 | 鋼 |
全長 | 1,414m[3] |
高さ | 17m(航路高)[4] |
最大支間長 | 109m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
概要
上部工は、標準支間長を100mとする連続鋼床版箱桁橋を採用。中部国際空港建設のための仮設用道路(2車線)としての早期供用を行うため、架設期間が短縮可能な上下線分離構造(並列橋)が選択されている。上部工の架設は、1径間毎のFC船による大ブロック一括架設工法を採用。下部工は、RC張出し式橋脚を採用。本橋の架橋地点の地盤は、前島側が「種であり、空港島側が」種地盤である。セントレア大橋は、中部国際空港を擁する空港島との交通機能だけでなく、電力・通信・上下水道・ガスなどのライフライン供給という機能も有する[4]。
通行料金・運賃
自動車専用道路
橋梁の前後区間を含むりんくうIC - セントレア東IC間の自動車専用道路名は、中部国際空港連絡道路(ちゅうぶこくさいくうこうれんらくどうろ)である。全区間が愛知道路コンセッションの管理区間[6]。愛知県道522号中部国際空港線の一部でもある。
通行料金
下表は基本料金(中部国際空港連絡道路:りんくうIC - セントレア東IC間)である。
2016年(平成28年)10月1日より、道路管理者の変更に伴い通行料金が値下げされた[7]。
車種 | 軽自動車等 | 普通車 | 中型車 | 大型車 | 特大車 |
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料金 | 150円 | 180円 | 210円 | 310円 | 490円 |
脚注
- ^ “新時代規格の国際空港のアクセスを支える~中部国際空港「道路連絡橋」~”. 鋼管杭・鋼矢板技術協会. 2016年9月5日閲覧。
- ^ “特殊橋梁2|橋梁設計|橋梁・トンネル|交流|業務案内|中日本建設コンサルタント株式会社”. 中日本建設コンサルタント. 2016年9月7日閲覧。
- ^ “中部国際空港道路連絡橋の制振対策と鉛直用制振装置の適用”. IHI. 2016年9月5日閲覧。
- ^ a b “【特集】開港せまる中部国際空港「道路連絡橋の概要」”. 建設コンサルタンツ協会中部支部. 2016年9月7日閲覧。
- ^ “市政概要(平成25年度版)”. 常滑市. 2016年9月5日閲覧。
- ^ 『愛知県有料道路運営等事業 公共施設等運営権実施契約の主な内容』(プレスリリース)愛知県道路公社、2016年8月31日 。2016年10月1日閲覧。
- ^ 『改定料金比較表【H28.10】』(プレスリリース)愛知県道路公社、2016年9月16日 。2016年9月18日閲覧。
- 1 セントレア大橋とは
- 2 セントレア大橋の概要
- 3 関連項目
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