スーフリエール・ヒルズとは? わかりやすく解説

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スーフリエール・ヒルズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/15 03:07 UTC 版)

スーフリエール・ヒルズ
標高 1050 m
所在地 イギリス
モントセラト
位置 北緯16度43分 西経62度11分 / 北緯16.717度 西経62.183度 / 16.717; -62.183
種類 成層火山溶岩ドーム
最新噴火 2015年(継続中)
スーフリエール・ヒルズ (中央アメリカ)
プロジェクト 山
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スーフリエール・ヒルズ: Soufrière Hills)はイギリスモントセラト島にある活火山で、安山岩質の成層火山である。標高は1050 mで島の最高峰。

火山活動はかなり活発で、時折発生させる火砕流火砕サージにより、島の各地に大きな被害をもたらすことがある。特に1997年の噴火では、火砕流により20人もの死者・行方不明者を出した[1]。また、当時の政庁所在地プリマスが、大量の火山灰に覆われるなど壊滅的な被害を受けたため、首都機能をブレイズに移転する事態になった。

主な噴火歴

  • 記録によればスーフリエール・ヒルズ火山とその付近では1897年1898年1933年1937年1966年1967年の間に小規模な地震が定期的に何度が起きており、小規模程度の小さな噴火はあったもののスーフリエール・ヒルズ火山はほぼ休眠状態であった。
  • 1995年7月18日、300年ぶりに噴火。島の人口の3分の2が島外に避難した。イギリスから救助のための軍艦が派遣される事態になった。
  • 1997年6月25日、大噴火。火砕流が発生し、20人もの死者・行方不明者を出した[1]。首都・プリマスは大量の火山灰などに覆われ、翌年に放棄。
  • 2003年7月12日13日、大噴火。1997年以来の大噴火で、多くの建物に被害が及んだ。
  • 2006年5月20日、大噴火。溶岩ドームが崩壊した。

脚注

  1. ^ a b “過去20年に大きな被害を出した火山噴火一覧”. AFPBB News. (2014年9月29日). https://www.afpbb.com/articles/-/3027347 2014年9月29日閲覧。 

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