キア・プレジオ 概要

キア・プレジオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 03:59 UTC 版)

概要

ベスタが搭載していたローナエンジンに欠陥が見つかり、ユーザーから抗議が相次ぎ、1991年9月に起亜自動車はベスタの後継モデルの開発に着手した。このモデルはプロジェクト名NB-9と命名され、ベスタはマツダと共同開発したのに対し、このモデルは起亜自動車が独自開発を目標に開発した。外観デザインは、直線ではなく曲線を取り入れ、流麗な感覚をアピールした。

そして1995年11月13日に発売。当初、ワゴンは9人乗り仕様と12人乗り仕様、バンは3人乗り仕様と6人乗り仕様しかなかったが、1997年1月25日に9人乗り仕様の高級モデル、ラウンジが追加された。ラウンジは当時の韓国で唯一のフルフラット機能を備えていた。元々2.7LのJ2エンジンが搭載されていたが、力不足というユーザーの意見により、90馬力の3,000cc OHVエンジン(JTエンジン)も追加された。ラインナップはLS、GS(高級モデル、標準モデル)、RSで構成されている。最上級のLSがアルミホイールを基本採用し、GSと安価モデルのRSはスチールホイールを採用(GSの高級モデルは、アルミホイール選択可能)した。

2000年にはラジエーターグリルのデザインが変更されるとともに、亜細亜自動車亜細亜・トピック朝鮮語版に代わる15人乗り仕様(グランド)が追加された。2001年4月には改良されたプレジオ・ネオが発売。いくつかデザインが変更され、4速ATがオプションとして追加された。また、新規デザインのスチールホイールも採用した。2003年ユーロNCAP安全基準に対応するフロントバンパーを採用したイヤーモデルが発表された。その後、2004年1月にフェイスリフトを実施しボンゴIIIコーチに車名を改めたが、輸出用はプレジオの車名で販売された。合計44,000台が輸出された。







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