オブリヴィオン・ダスト 来歴

オブリヴィオン・ダスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 16:37 UTC 版)

来歴

1995年5月に前身バンドADDICT OF THE TRIP MINDSがメンバーの音楽性の違いで解散し、当時のドラマーの本村とベーシストDerek Forbesが新バンド結成を目指す。1995年の暮れにK.A.Zをギタリスト、1996年の初めにKEN LLOYDをボーカリストとして募り、結成。

ロサンゼルスにてRay McVeighをプロデューサーに迎え、1stアルバムのレコーディングに取り掛かるが、途中でDerekが脱退したため、サポート・メンバーとしてKoozie Johnsが1996年の中頃から年末まで加入[2]。後にKoozieも脱退、Matt Garrettがベーシストとして加入。

この頃、hide[3]の好意によりmotorodと契約、バンド名を現在の名前に変更[4]

1997年1月、1stシングル『SUCKER』でメジャー・デビュー。3月に2ndシングル『NUMB』をリリース。4月にはアメリカ西海岸ツアーを行う(10公演)。5月に3rdシングル『FALLING』を、6月に1stフルアルバム『LOOKING FOR ELVIS』をリリースする。7月にアメリカ西海岸へ戻り、もう10公演ライブを行った後、Mattが脱退。9月に日本で初のツアーを行う。

1998年1月に新ベーシストとしてRIKIJIが加入。同月にプロディジーの東京公演の前座を唯一務る。4月に再びアメリカ西海岸ツアーを行い、2枚のシングルを挟んだ後、7月に2ndアルバム『misery days』をリリース。8月に唯一のオリジナルメンバーであったドラマーの本村が脱退。11月に新ドラマーのFURUTONが加入。

1999年には4枚のシングルを、12月に3rdアルバム『REBORN』をリリース。この年は1年中ツアーを行っており、マリリン・マンソンとも共演を果たしている。

2000年に入り全国ツアーであるRebornツアーを敢行。5月に新曲の『S.O.S.』が日本版ミッション:インポッシブル2のサウンドトラックに収録され、同年にサマーソニックへの出演を果たす。この年は2枚のシングルを、11月に4thアルバム『BUTTERFLY HEAD』をリリース。12月23日東京ベイNKホールのライブを最後にRIKIJIが脱退。

2001年1月、1998年9月からサポート・メンバーを務めていたMASARUが正式メンバーとして、サポートベーシストとしてJu-kenが加入したが、6月30日に解散。5年に満たない短い活動期間を終えることになる。8月に初のベストアルバム『RADIO SONGS〜Best of Oblivion Dust』をリリース。

2007年6月28日にFAKE?ライブで2daysライブを行う告知があり、9月8日9月9日に解散以来6年振りのライヴを行う。9日のライヴ終了後、突如ステージ上のスクリーンにレコーディング風景の映像と「Oblivion Dust」「New Album(をレコーディング中)」「coming soon」の文字が流れ、事実上の活動再開を発表。

2008年1月23日、約7年振りとなるアルバム『OBLIVION DUST』をリリース。2月には「OBLIVION DUST LIVE TOUR」を東名阪で敢行。2月16日、Shibuya O-Eastでのツアーファイナルで演奏された『Designer Fetus』のライブ映像がMySpaceで公開。5月11日、赤坂BLITZライブ開催を発表。しかし直前の5月4日、Oblivion Dustとして出演した「hide memorial summit」中、K.A.Zの『左足踵骨折』の為中止となった。12月2日・3日に赤坂BLITZにて開催。この年より、4月にK.A.ZがVAMPSとしての活動を本格化させていく。

2009年に入り「休止宣言」を出していたKEN LLOYDも宣言を撤回せざるを得なくなり、FAKE?のニューアルバム制作を始める。RIKIJIもMEGA 8 BALLの復帰と各メンバーのソロ活動が本格化されたことで、2009年初めに予定されていたニューアルバムの発売は延期、バンドとしての活動は休止状態が続いた。

2010年11月、活動再開。

2011年2月、SHIBUYA-AXにて2日間限定の復活ライブ「ASHES TO DUST 2011」を行う。3月にはオフィシャルファンクラブ「Club OVERDOSE」発足し、5月にFC限定ライブ開催。6~7月には3年振りの全国5都市ツアー「Re-creation tour 2011」(ツアーファイナル SHIBUYA O-EASTではUSTREAM配信)、さらには11月に2度目の全国ツアー「Roller Coastet Tour 2011」を決行。12月には2012年春リリースのアルバム収録予定曲「TUNE」がiTunes等にて先行配信され、併せて公式facebookがスタートした。

2012年4月11日、4年ぶり6枚目のアルバム『9 Gates For Bipolar』をリリースし、全国7都市ツアー「Static Sound Tour 2012」を開催する。続く8月2日、3日には「6IX」と銘打った過去にリリースされた6枚のアルバムから各3曲ずつ披露のライブを実施する。12月16日、ライブ「Winter Of Fireflies」(Shibuya O-EAST)にて締め括る。

2013年2月、「Club OVERDOSE MEMBER'S ONLY LIVE」を3日OSAKA MUSE、4日代官山UNITにFC限定ライブとして2年ぶりに開催する。3月には「Spirit Seeds」ライブツアーを実施し、5月には赤坂BLITZにて追加公演を行う。8月26日、27日にはライブ「H2O」(LIQUIDROOM)、12月25日にライブ「Torn Shadows」を実施する。

2014年2月、ライブツアー「Blood Red Stars」を3都市に渡り行い、3月には「Club OVERDOSE MEMBER'S ONLY LIVE」実施後、前述ライブツアーの追加公演を仙台で行う。5月11日には同月31日にクローズとなるSHIBUYA-AXにて「SAYONARA SHIBUYA-AX」、7月からは全国ツアー「Elements Tour 2014」を実施。11月には再結成後初のライブDVDをリリースし、12月は全国4ヶ所のQUATTROを巡る「Qhaos Tour 2014」を行った。2016年7月20日、4年ぶりの新作となるミニアルバム「DIRT」をリリース。

2018年4月には「hide 20th memorial super live」に出演[5]。2017年末のVAMPSの活動休止に伴い、K.A.ZとKEN LLOYDを中心に曲作り、歌メロ作りなどを行い始める。 また、6月末から約2ヵ月の日程で全国17ヶ所のライブツアー「Tour 2018 Adrenaline – Come Get Your Fix」を開催。同年からライブで新曲が披露され始めるが、暫くの間音源化はされなかった。2022年、6年ぶりとなる新作ミニアルバム「Shadows」をリリースし、同作を引っ提げたツアー「”Plug In The Fuse” Winter Tour 2022 - 2023」を開催予定。


  1. ^ 「OBLIVION DUST再結成で忙しい」と断ったものの、条件付きでの結成。
  2. ^ JRock 4 ur Head - ウェイバックマシン(2008年1月24日アーカイブ分) Retrieved September 20, 2007
  3. ^ Oblivion Dust@Everything2.com Retrieved September 20, 2007
  4. ^ Kaz Iwaike bio Retrieved September 20, 2007
  5. ^ なおK.A.Zはhide with Spread Beaverとしても参加している。
  6. ^ OBLIVION DUST、ミニアルバム『Shadows』発売!”. OK Music. 2022年12月10日閲覧。
  7. ^ 1999年11月のパワープレイ [FM-NIIGATA 77.5MHz]






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