オブリビオン (1990年の映画)とは? わかりやすく解説

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オブリビオン (1990年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/02 15:35 UTC 版)

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オブリビオン
Ultra Warrior
監督 Augusto Tamayo San Román
ケヴィン・テント
脚本 Len Jenkin
Dan Kleinman
製作 Mike Elliott
Luis Llosa
ロジャー・コーマン
出演者 ダック・ランボー英語版
Clare Beresford
メシャック・テイラー
音楽 Kevin Klinger
テリー・プルメリ英語版
Ed Tomney
撮影 Cusi Barrio
編集 Augusto Tamayo San Román
Dan Schalk
配給 Concorde Pictures
公開
  • 1990年3月16日 (1990-03-16) (U.S.)
上映時間 80分
製作国 アメリカ合衆国
ペルー
言語 英語
興行収入 $410,880[1]
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オブリビオン』(原題:Ultra Warrior、別題:Welcome to Oblivion)は、1990年公開のポストアポカリプス映画。

Augusto Tamayo San Románとケヴィン・テントが監督を務めた。

概要

近未来のディストピアを舞台に、核兵器による大虐殺英語版で生み出されたミュータント放射能に汚染された地域に生息するようになる。そのような世界で、「Muties」と呼ばれる生存者グループのリーダーとして、ひとりの男が現れる。ダック・ランボー英語版が演じる主人公は、エイリアンの地球破壊を防ぐため、爆弾の材料となるジルコニウムを探し始める[2]

このB級映画は、ストック映像の過剰な使用とその質の低さで注目されている。一部の映像は、『マンタ英語版』、『Crime Zone』や『バトルトラック英語版』、『宇宙の7人』、『ファイアー・マックス英語版』、『Dune Warriors』といった他のニュー・ホライズンズ作品から借用されている[3]

コンコルド・ピクチャーズによる劇場公開版はペルーで製作され、後にVHS発売のためにその劇場公開版が利用された[4]

あらすじ

キャスト

  • Kenner - ダック・ランボー英語版
ジルコニウムを探す主人公だが、後に「Muties」のリーダーとなる。
  • Grace - Clare Beresford
Kennerを助ける「Muties」のひとりで、彼の恋人。
最初にKennerにOblivionのことを警告する風変わりな人物。盗賊団に捕まり、「Muties」に助けられるが、その「Muties」に捕らえられた。
  • ビッグ - Mark Bringelson
「Muties」のひとりで、Kennerに協力する。
  • ジグ - Charles Dougherty
「Muties」のひとりで、Kennerに協力する。
  • Lazarus - Ramsay Ross
Kennerの出現を予言する「Muties」の精神的指導者。
  • ラジオ - Diana Quijano
他人の思考を読み取ることができる「Muties」のひとり。
  • ビショップ - Orlando Sacha
盗賊団のリーダーで、主人公たちと敵対する。
  • シエラ - Emily Kreimer
Oblivionを会いたがって、フィルの新しいガールフレンド。
  • Bad Guy - Ramon Garcia
盗賊団の一人。
  • Yorrick - Tony Vasques
盗賊団の一人。
  • Buddy - David Killerby
  • Horst - Jan Ygberg
  • Old Handler - Brayton Lewis
  • Young Handler - Alasdair Ross
  • Child - Milagros Relayce
  • フィル - Diego Bertie
ジルコニウム鉱山会社の「ボスマン」を父に持つケナーの助手。
  • 老女 - Jeanne Cervantes
  • Bald Woman - Mercy Bustos
  • 兵士 - Carlos Cano de la Fuente(Carlos Cano名義)

家庭用記憶媒体

VHSが1992年12月17日にNew Horizons Home Video社から発売された。

評価

Rotten Tomatoesに書かれている唯一のレビューは、Screen Anarchyに所属するSebastian Zavalaによるもので、この映画を「SFや、低予算といったロジャー・コーマン作品に期待されるものを、笑える台詞や、ひどい特殊効果、安っぽい演技(そしてもっとひどいADR/アフレコ)、そして、理解不能なストーリー、その全てを含めて、大量のストック映像で提供している」と断言している[5]

脚注

  1. ^ Theiapolis cinema. “Movie Ultra Warrior (1990)”. 2008年7月26日閲覧。
  2. ^ John Stanley (1 August 2000). Creature features: the science fiction, fantasy, and horror movie guide. Berkley Boulevard Books. p. 546. ISBN 978-0-425-17517-0. https://books.google.com/books?id=gKUqAAAAYAAJ 2011年7月14日閲覧。 
  3. ^ Los Angeles City College. “Cinema and Television”. 2008年7月27日閲覧。
  4. ^ Michael Weldon (1996). The psychotronic video guide. Macmillan. p. 612. ISBN 978-0-312-13149-4. https://books.google.com/books?id=nhjsnWfFoiAC&pg=PA612 2011年7月14日閲覧。 
  5. ^ Zavala, Sebastian (2017年5月31日). “Review: Ultra Warrior, a no-budget sci-fi story from Roger Corman shot in Peru”. ScreenAnarchy.com. 2018年10月16日閲覧。

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