イロクイ。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 16:59 UTC 版)
イロクイ。 | |
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別名 | 色喰らい。 |
出身地 |
![]() |
ジャンル | ロック |
活動期間 |
2005年 - 2011年 2023年 - |
レーベル |
HOLIDAY(2006年 - 2007年) NXSIE RECORDS(2007年 - 2009年) ALLEX ENTERTAINMENT(2009年 - 2011年) |
事務所 |
フリーウィル(2006年 - 2007年) ホワイトドリーム(2007年 - 2009年) 北山コーポレーション 東京オフィス(2009年 - 2011年) |
公式サイト | http://irokui.net/ |
メンバー |
ゆーり(ボーカル) はづき(ギター) しゅうた(ギター) リツ(ベース) なつき(ドラム) |
旧メンバー |
のの(ドラム) まこと(ギター) |
イロクイ。 | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2023年 - |
ジャンル | 音楽 |
登録者数 | 約260人 |
総再生回数 | 約0.3万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2023年12月9日時点。 |
概要
2005年2月、ゆーり、リツ、はづきを中心にセッション・バンドとして活動開始[1][2]。2006年3月、ののが脱退し、ゆーりの誘いに応じてなつきが加入した[4]。同年7月にまことが脱退し、しゅうたが加入した。
作詞はゆーりが担当。一曲だけしゅうたとの共同制作がある。作曲ははづき、しゅうた、リツ、なつきが担当するが、ゆーりが作曲した曲も数曲ある。ファンのことをジュリエット、いろこ(女性呼称)、いろおとこ(男性呼称)などと呼ぶ[5]。
所属事務所およびレコードレーベルを転々としながらも、シングル14作、アルバム6作を発売し、解散前の数年間ではシングルがオリコン週間インディーズランキングでトップ5入りを果たしていた[1]。常に新しいことに挑戦してゆくという姿勢で活動し、幻想的な世界観の中に含まれる哀しみ、孤独と夢、愛らしさと残酷さなど、相反する価値観を融合させた独特の音楽性を有していた[6]。2009年11月4日に発売したシングル『ファンタヂックドリーマー~Sleeping beauty~』はオリコン週間インディーズランキングにて1位を獲得するほどの人気を博していた[1]。
「イロクイ。」の後期は、音源の精力的な発売数とは反比例するかのように、公演活動が少なくなっていった[4]。それでも、2011年の夏を目処として、バンド史上もっとも多くの会場にて全国各地を巡演するという大型企画が内々に進められていた[4]。しかし、2011年の春にはバンドの解散が内々にて既定路線となり、夏の全国公演の企画も立ち消えとなってしまった[4]。加えて、2011年5月上旬に開催された東名阪の巡演の時点にて[7]、バンドの解散は内々に確定していた事項であった[4]。
「イロクイ。」は2011年7月2日に赤坂BLITZにて開催された単独公演「鋼鉄の空と涙と夢とプライドと君」をもって解散した[1][2][3][4]。「イロクイ。」は赤坂BLITZと同程度の規模の会場において単独公演に出演した経験を何度か有していたが、チケットが完売したのは、同公演が最初で最後であった[4]。
解散後、しゅうたとリツはGlam Grammarを結成した[8][9]。ゆーりとはづきは秘密結社パンピーを結成した[10]。なつきはYetiを結成した[11]。
メンバー
ゆーり/唄
- 8月17日生まれ・O型・175cm・52kg・秋田県出身。
- ブログの更新率が非常に高く、2009年8月は2038件の記事を投稿した。
- 異称:岡田、校長など[5]。
- 解散後は秘密結社パンピーを結成[10]。
はづき/Guitar
しゅうた/Guitar
- 12月29日生まれ・A型・178cm山梨県出身。
- 異称:トゥルティーなど[5]。
- ファッション誌Men's SPIDERのモデルとしても活躍。
- 解散後はGlam Grammarを結成[8][9]。
リツ/Bass
なつき/Drums
- ^ a b c d e f 武田雄樹 (2011年5月18日). “V系ロックバンド「イロクイ。」が解散、7月公演を最後に”. サーチナ. SBIサーチナ. 2010年10月30日閲覧。
- ^ a b c d “ヴィジュアル系バンドのイロクイ。が7月2日の公演をもって解散”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2011年5月19日). 2010年10月30日閲覧。
- ^ a b “V系バンド「イロクイ。」解散の理由「一生誰も語る気ない」”. アメーバニュース. サイバーエージェント (2011年5月25日). 2010年10月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g なつき (2012年12月18日). “今年を振り返ってみる。”. なつきオフィシャルブログ「気ままにね。」. サイバーエージェント. 2012年12月18日閲覧。
- ^ a b c d e f ゆーり (2008年10月19日). “『ゆーり語録2008年度版』※永久保存版”. イロクイ。ゆーりオフィシャルブログ「かんがえるくちびる」. サイバーエージェント. 2008年11月29日閲覧。
- ^ 村上孝之、清水光一・田所小巻・関本陽子・伊藤允子・中道圭吾(編)、巣瀬典男・藤澤英一(共同発行人)、伊藤俊之(制作責任者)、2009-08-22、「新章の幕開けを告げるイロクイ。のニュー・シングル完成!」、『V ROCK STAR』6、宝島社〈宝島MOOK〉 ISBN 978-4-7966-7354-9 pp. 48-49
- ^ irokuistaff (2011年3月15日). “イロクイ。 『綺麗と怖いのタイトルコール』ツアー 延期のお知らせ”. イロクイ。オフィシャル スタッフブログ. サイバーエージェント. 2012年12月18日閲覧。
- ^ a b c しゅうた (2012年6月15日). “新バンド発表”. イロクイ。しゅうたオフィシャルブログ「しゅうたうたうた。。。」. サイバーエージェント. 2012年12月22日閲覧。
- ^ a b c リツ (2012年6月15日). “新バンド発表”. イロクイ。リツオフィシャルブログ「山田ブログ」. サイバーエージェント. 2012年12月22日閲覧。
- ^ a b c はっくん (2012年7月10日). “こんばんわ”. 骨伝導. サイバーエージェント. 2012年12月22日閲覧。
- ^ 多村直紀 (2012年12月20日). “Welcome to Yeti”. Yeti 多村 直紀「たむろぐ」. サイバーエージェント. 2012年12月22日閲覧。
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