くるりんバス (立川市) 過去の運賃・路線

くるりんバス (立川市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 04:55 UTC 版)

過去の運賃・路線

2016年8月31日まで

路線再編前の運賃および路線()は以下のとおり。運行経路は再編直前のもの。

運賃

  • 全線100円均一
    • 専用回数券(11枚綴り)あり
  • 交通系ICカード(PASMO・Suicaなど)は利用不可
  • 東京都シルバーパスは利用不可

路線

きたくるりん(北ルート)
  • 2002年12月運行開始
    • 2005年12月ルート変更
    • 2010年5月ルート再変更、立川市役所へ乗り入れ開始
運行経路
みなみくるりん(南ルート)
  • 2002年12月運行開始(循環路線)
    • 2005年12月ルート変更、往復路線となる
運行経路
にしくるりん(西ルート)
  • 2005年12月運行開始
    • 2012年7月「西西ルート」「西東ルート」に分割される
運行経路

車両

2002年12月の運行開始時は、ノンステップバスの初代ポンチョが導入された。その後は車両代替により、2代目ポンチョが使用されている。

立川バス標準色の車両が代走することもあり、この場合は基本的には小型車だが、稀に中型車が投入されることもある。いずれの場合もステッカーを貼付して「くるりんバス」であることを示す。

現行車両

  • 日野・ポンチョ(2代目)
    • ロングボディ(2ドア車)
      • 定員36名(座席11、立席24、運転手1)
      • 2台保有(一番ルート・曙ルートで使用)
    • ショートボディ(1ドア車)
      • 定員29名(座席10、立席18、運転手1)
      • 3台保有

過去の車両

キャラクター

専用車には白地にピンク色で「くるりんバス」のロゴと、ウサギキャラクターくるりん」のイラストが描かれている。作者は立川市在住のデザイナー・鳥澤安寿[12]

なお「くるりん」はコミュニティバスの運行開始時に、くるりんバス専用キャラクターとしてデザインされたが、2012年(平成24年)立川市により「立川市キャラクター」の全国公募が行われ、既存のキャラクターを含めた市民投票の結果、立川市の公式キャラクターに選定されたという経緯がある[12]。自治体のゆるキャラを車体にラッピングするコミュニティバスは数多いが、当初コミュニティバス専用に制作されたキャラクターが市民の人気を集め、市全体の公式キャラクターに「昇格」した例として特筆される。

立川駅北口のペデストリアンデッキに「ようこそ立川へ」という文字を掲げた「くるりん」の立像も建設された。また着ぐるみも制作され、市内を中心に各地のイベントなどに出演している[13]

脚注


注釈

  1. ^ 収支率=運賃等収入÷運行経費×100。

出典

  1. ^ 市民バス(くるりんバス) 立川市公式サイト、2023年3月28日閲覧。
  2. ^ 土屋正忠『ムーバスの思想 武蔵野市の実践』東洋経済新報社、2004年、66頁。ISBN 4-492-22252-9 
  3. ^ 広報たちかわ 2010年4月25日号 立川市公式サイト
  4. ^ 広報たちかわ 2012年7月10日号 立川市公式サイト
  5. ^ 統計年報(平成24年版) 交通・通信 所収 2表 (4)「バス系統別利用客数の推移」、立川市公式サイト
  6. ^ 統計年報(平成27年版) 交通・通信 所収 2表 (4)「バス系統別利用客数の推移」立川市公式サイト
  7. ^ 広報たちかわ 2016年5月25日号「くるりんバス再編計画を策定」 立川市公式サイト、2017年2月11日閲覧。
  8. ^ 広報たちかわ 2016年7月10日号「くるりんバスは9月1日から新規・変更ルート、新運賃で運行」 立川市公式サイト、2018年4月29日閲覧
  9. ^ a b くるりんバスの運行について 立川市公式サイト、2018年4月29日閲覧。
  10. ^ 広報たちかわ 2019年6月25日号「くるりんバスのルートとダイヤが変わります」 立川市公式サイト、2020年4月10日閲覧。
  11. ^ くるりんバスご利用案内 立川市公式サイト、2017年2月11日閲覧。
  12. ^ a b くるりんの部屋 プロフィール 立川市公式サイト
  13. ^ 「くるりん」の出演状況 立川市公式サイト





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