介音
介音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 09:47 UTC 版)
母音の開合、すなわち介音 [w] の反映の仕方は声母の種類によって異なる。牙音・歯音・喉音は原則として介音 [w] が反映され、舌音は反映されない。 果 goa(과)〔牙音〕,坐 joa(좌)〔歯音〕,話 hoa(화)〔喉音〕 堕 ta(타)〔舌音〕 母音の直拗、すなわち介音 [i] は多くの場合反映される。 一部の漢字音に重紐が反映されている。例えば、止摂の諸韻や仙韻などは、介音 [i] を伴う音と介音 [ɪ] を伴う音とで朝鮮漢字音の現れ方が異なる。重紐の違いは牙音と喉音で反映され、唇音では反映されない。 移 ’i(이) ― 意 ’yi(의) 遣 gien(견) ― 件 gen(건) この違いは中国漢字音(北京音)や日本漢字音では失われている。
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