しんたいしょうがいしゃ‐ふくしほう〔シンタイシヤウガイシヤフクシハフ〕【身体障害者福祉法】
身体障害者福祉法
身体障害者福祉法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 00:24 UTC 版)
日本では身体障害者福祉法によって身体障害者等級を定めている。聴覚障害の程度に応じて、以下の等級の身体障害者手帳が交付される。 以下は、「身体障害者福祉法施行規則別表第5号」の「身体障害者障害程度等級表」による。 身体障害者障害程度等級表級別障害程度1級 該当なし 2級 両耳の聴力レベルがそれぞれ100dB以上のもの(両耳全ろう) 3級 両耳の聴力レベルが90dB以上のもの(耳介に接しなければ大声語を理解し得ないもの) 4級 両耳の聴力レベルが80dB以上のもの(耳介に接しなければ話声語を理解し得ないもの) 両耳による普通話声の最良の語音明瞭度が50%以下のもの 5級 該当なし 6級 両耳の聴力レベルが70dB以上のもの(40cm以上の距離で発声された会話語を理解し得ないもの) 一側耳の聴力レベルが90dB以上、他耳の聴力レベルが50dB以上のもの 7級 該当なし 同一の等級について2つの重複する障害がある場合は、1級上の級とする。ただし、2つの重複する障害が特に本表中に指定されているものは、該当等級とする。異なる等級について2つ以上の重複する障害がある場合については障害の程度を勘案して、当該等級より上の級とすることができる。5級および7級の欄には記載がない。 また片側のみの難聴(一側性難聴)は等級外となるため、障害があっても制度上は障害者と見なされない。
※この「身体障害者福祉法」の解説は、「聴覚障害者」の解説の一部です。
「身体障害者福祉法」を含む「聴覚障害者」の記事については、「聴覚障害者」の概要を参照ください。
身体障害者福祉法と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 身体障害者福祉法のページへのリンク