疑似体験とは? わかりやすく解説

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疑似体験

読み方:ぎじたいけん

現実起きたのではないものの本物に近い感覚体験することを意味する語。疑似体験は、シミュレーション装置などの手作られ環境に身を置いたり、物語の登場人物自分重ねたりすることによって起こる。

ぎじ‐たいけん【疑似体験】

読み方:ぎじたいけん

[名](スル)現実似せた状況に身を置き、現実に起こるであろう感覚体験すること。「地震を—する」「—ソフトウエア


バーチャル・リアリティ

(疑似体験 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 03:26 UTC 版)

バーチャル・リアリティ: virtual reality)とは、コンピューターによって創り出された仮想的な空間などを現実であるかのように疑似体験できる仕組み[1]コンピューターによって提供される感覚刺激 (視覚像や音など) を通じて体験される人工的な環境であり、環境内で起こることを人の行動により部分的に決定することができるもの[2]。略語はVR[3]日本語では「仮想現実」とされる(後述)。


注釈

  1. ^ 2種以上の感覚器に連動し辻褄の合った刺激を与えることをクロスモーダルという[1]。クロスモーダル方式で各物ごとに複数の感覚で辻褄のあった感覚刺激を与えると、脳は "これは現実だ フィクションではない" といわば勝手に感じる。つまり "リアルさ" が格段に増す。

出典

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  2. ^ [https://www.merriam-webster.com/dictionary/virtual%20reality Merriam-Webster, virtual reality.
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