タイヤウェアインジケーター
タイヤの路面保持力を確保するため、トレッド外周の潜の底から1.6mmの位置まで摩耗したことを示す表示。JlS D4230で、すべてのタイヤに装着を求めている。スリップサインとも呼び、制動距離が急激に増加する位置に相当する。また冬用タイヤに対しては、トレッドの溝が50%まで摩耗したことを示す表示が義務づけられており、これを冬用タイヤのプラットホームと呼ぶ。これらの摩耗限度表示は、それぞれの溝に横断して設置されているため、摩耗がこの位置まで達したときに、溝がとぎれたようにみえる。その表示位置は、サイドウォール部に3角形で示されている。
トレッドウェアインジケーター
タイヤの摩耗に関する使用限界を示すマークをいう。インジケーター部は、トレッド溝の底が1.6mm(乗用車用タイヤ)高くなっており、ここまで摩耗するとトレッドパターンがつながってみえ、使用限界であることを示す。サイドウォール部のトレッド寄りの数箇所に、△マークでその位置が示される。摩耗したタイヤは、新品時に比べコーナリングパワーなどの特性が変化しているが、とくに排水機能が低下して滑りやすく、またハイドロプレーニングが発生する可能性が高まって危険であるため、この使用限界マークがある。JIS D4230に規定されている。
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