ショットピーニング
金属(鉄鋼、アルミニウムなど)表面に鋳鋼、硬鋼線などの直径0.3~1.0mm程度の小粒状にしたショットを、インぺラーや高圧エアで高速投射することをショットピーニングという。その結果、冷間加工により表面が硬化するとともに圧縮残留応力が生成されるため、耐摩耗性や耐疲労性が向上する。焼入れ焼もどしスプリングなどに多用されている。最近では、ショットの硬さをより硬く(ヴィッカース硬さ600以上)したり、ショットスピードを高速にしたショットピーニングが採用され、浸炭焼入れされた歯車の高強度化に寄与している。
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