リアルタイムエンコーディング
リアルタイムエンコーディングとは、動画や音声の再生に必要なデータのコード化(エンコード)にかかる速度が、その動画や音声の再生速度と同じ速さで行われることである。
外部からデータを取り込んでエンコードする場合、まだエンコードされていない大量のデータを受信と同時に再生できるので、ディスクに保存する必要がなく、ディスクに対する負担を抑えられる。
リアルタイムエンコーディングは、例えば家庭用デジタルビデオカメラのデータをパソコン上で再生する際などに用いられる。ただし、そのような動画をリアルタイムでエンコードするには、必要となる膨大な量のデータを高速に処理できるだけの処理能力が必要となる。とりわけ大画面、高画質な動画のリアルタイムエンコーディングには、それ相当に高性能な機器が必要となる。他方、音声については、ソフトウェアでも再生時間を上回る速度でエンコードする技術が実現されており、リアルタイム(か、あるいはそれ以上)でのエンコードディングは現在広く行われている。
技術・規格: | QCIF QuickTime ラインダブラ リアルタイムエンコーディング ソフトウェアエンコーダ ソフトウェアエンコード ソフトウェアデコーダ |
Weblioに収録されているすべての辞書からリアルタイムエンコーディングを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- リアルタイムエンコーディングのページへのリンク