病原体特異的分子パターン
PAMP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:24 UTC 版)
「病原体関連分子パターン」の記事における「PAMP」の解説
病原体に限らず、ほとんどの微生物は検出された分子を発現していることから「PAMP」という用語は批判されてきており、微生物関連分子パターン(英: microbe-associated molecular pattern、MAMP)という用語が提案されている。病原性受容体に結合する病原性シグナルは、MAMPと組み合わせて、病原体特異的なPAMPを構成する一つの方法として提案されてきた。植物免疫学では、用語「PAMP」と「MAMP」を同じ意味で使うことがよくある。これらの認識は、植物免疫の最初のステップであるPTI (PAMP誘導免疫)であり、宿主植物がそれを損傷するかまたはその免疫応答を阻止する病原性エフェクターを認識しないときに起こる比較的弱い免疫応答であると考えられている。
※この「PAMP」の解説は、「病原体関連分子パターン」の解説の一部です。
「PAMP」を含む「病原体関連分子パターン」の記事については、「病原体関連分子パターン」の概要を参照ください。
- pampのページへのリンク