n 年生存率 n year survival rate
(1)観察終了の n 年以前に観察対象となった(n 年間の観察があった)ケースのみを分母として,その内の観察開始から n 年以内に死亡したものを分子にした場合には,n 年間の観察が終了していない(最近になってから観察が始った)ケースを考慮しないので,情報を完全に利用していないことになる。
(2)登録された観察対象数全てを分母,そのうちで n 年以内に死亡したものを分子にした場合には死亡率はアンダーエスティメイトされる(すなわち,最近になって登録されてまだ生存しているものは n 年間の死亡リスクに曝れていない)。
(3)観察開始から n 年以内に死亡したものと n 年生存したものの和を分母に,観察開始から n 年以内に死亡したものを分子にした場合には死亡率はオーバーエスティメイトされる(最近になって登録された観察期間が n 年未満の生存例が分母に含まれない)。
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