地磁気センサー
磁石と励磁コイルおよび検出コイルで構成される電磁気利用のセンサーで、地磁気がこのセンサーを通るとき、このセンサー内で直行するように配置された1組の検出コイルに生じる電圧差を検出して磁方位を算出する方式で、推測航法を支える重要なセンサーである。地磁気は地下鉱物によって乱れたり、高圧電線や踏み切りなどの強磁界下で、車体の鉄板着磁によるセンサー出力異常などによって生じる誤差に留意が必要であり、衛星測位システム(GPS)が発達した現在では、電波航法などの補助的手段として用いられている。
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