folk guitar

音楽用語辞典

フォーク・ギター［folk guitar］

現在の日本では総称してアコースティック・ギターとも呼ばれる。ボディはやや小さめで、ボディのくびれがウエスタン・ギターに比べて深い。スティール弦を使用し高音の伸びが良いのでリードをとったり、フィンガー・ピッキングに適している。一般的なタイプは黒い涙型のピック・ガードがサウンド・ホールの下に貼り込まれている。

アコースティックギター用語集

フォークギター

【英】：folk guitar

スチール弦のフラットトップアコースティックギターの総称、またはその中でも比較的ボディが小さいもののこと。

後者の意味で使われる場合、ボディが大型のものはウェスタンギターと呼び分けるが、その基準はあいまいである。

なお、フォークギター、ウェスタンギターという用語が最も一般的だったのは、おそらく1960年代から70年代にかけてのフォークソングブームの頃。その後、“アコースティックギター”など他の呼び方が日本に定着するにつれ、用語としての汎用性は薄れ、意味合いも徐々に限定的なものに変質してきた。たとえば今“フォークギター”という言葉は、（上記の意味に加え）あえて懐古的な雰囲気を帯びさせるために使われることもある。