気候温暖化
エネルギー消費は19世紀の産業革命以降急速に増大し、人類の放出する二酸化炭素の量も爆発的に増えた。実際に大気中の二酸化炭素濃度は産業革命前の1.3倍程度に達していることが知られている。二酸化炭素は温室効果ガスであるため、地球の気温は0.3~0.6℃上昇したと推定されている。もし現在のペースで二酸化炭素の放出を続けると、21世紀後半には気温が2℃程度上昇するとの計算結果も示されている。このように急速な気温変化は、海面上昇や予測困難な気候の激変をもたらす。温暖化防止の国際的取組みとして、1992年には気候変動枠組み条約が採択された。
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