チュヂ族
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/04 22:40 UTC 版)
チュヂ族[1][2](ロシア語: чудь)は、キエフ大公国期の史料に言及される、フィン・ウゴル系の部族である[3]。一般に、ヴォヂ族[注 1]、ヴェシ族、スミ族(ru)、ヤミ族と同じく、沿バルト=フィングループ[注 2]とされる。
注釈
- ^ 「ヴォヂ」はロシア語: Водьの転写による。vaďďalaizõd。
- ^ 「沿バルト=フィングループ」はロシア語: прибалтийско-финской группыの直訳による。
- ^ チュフネツは現在もフィンランド人、エストニア人に対する侮蔑語として用いられることがある[9]。
- ^ ロシアとエストニアの間にある一連の湖を、ロシア語では北から順に、チュド湖(Чудское озеро)、チョプロエ湖(ru)(Тёплое озеро)、プスコフ湖(ru)(Псковское озеро)の3湖に区分している。(エストニア語では北からペイプシ湖、レーミ湖、ピヒクバ湖。)詳しくはペイプシ湖を参照されたし。
出典
- ^ 田中陽兒『世界歴史大系 ロシア史 1 -9世紀~17世紀-』p75・76
- ^ 和田春樹編『ロシア史』p21
- ^ 田中陽兒『世界歴史大系 ロシア史 1 -9世紀~17世紀-』p75
- ^ 中村喜和訳『原初年代記』// 『ロシア中世物語集』p8
- ^ 中村喜和訳『原初年代記』// 『ロシア中世物語集』p9
- ^ 國本哲男訳『ロシア原初年代記』p23
- ^ a b c 田中陽兒『世界歴史大系 ロシア史 1 -9世紀~17世紀-』p76
- ^ Труды IV археологического съезда. Казань, 1884. Т. I.
- ^ 井桁貞義『露和辞典』p1266
- ^ Пименов В. В. Вепсы: очерк этн. истории и генезиса культуры. М.; Л., 1965.
- ^ Напольских В. В. Географическая привязка и этноязыковая идентификация летописной Югры.
- ^ АЛФАВИТНЫЙ ПЕРЕЧЕНЬ НАЦИОНАЛЬНОСТЕЙ И ЭТНИЧЕСКИХ НАИМЕНОВАНИЙ
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