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アンセリン【anserine】

読み方:あんせりん

脊椎動物筋肉中に含まれるペプチド一種。β-アラニンとメチルヒスチジンという二つアミノ酸からなる鳥類大型回遊魚筋肉多く分布し、筋の収縮のほか、燐酸代謝尿酸産生関わりがあると考えられている。


アンセリン

分子式C10H16N4O3
慣用名 アンセリン、Anserine、Nα-β-Alanyl-1-dehydro-3-methyl-L-histidine、L-アンセリン、L-Anserine
体系名: Nα-β-アラニル-1-デヒドロ-3-メチル-L-ヒスチジン


アンセリン

(anserine から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/30 09:57 UTC 版)

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アンセリン
識別情報
CAS登録番号 584-85-0 
PubChem 112072
ChemSpider 100482 
KEGG C01262 
ChEBI
ChEMBL CHEMBL448301 
特性
化学式 C10H16N4O3
モル質量 240.25904
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

アンセリン (anserine) は、哺乳類骨格筋[1]、および鳥類で見られるジペプチドである。別名、β-アラニル-N-メチルヒスチジン(β-alanyl-N-methylhistidine)。つまり、ヒスチジンイミダゾール環を構成する窒素のうちの片方がメチル化されたものと、β-アラニンとがアミドを形成した構造をしたイミダゾールジペプチドである。

ヒスチジン残基のイミダゾール環の酸解離定数(pKa)は7.04であり、これが生理的pH(水素イオン指数)の緩衝効果をもたらす[2]

関連項目

出典



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