エアバッグ
自動車に採用されている乗員保護装置としては、シートベルトと併用された場合、事故などの衝突に対し、乗員を保護するのにもっとも効果が高いとされる装置。折りたたまれた袋状のものを、インフレーター(火薬などによるガス発生装置)からの不活性ガスを0.05秒前後というわずかな時間で充填して展開させ、乗員の身体が室内へ2次衝突することを防ぎ、身体(とくに前面衝突では頭部・胸部)への衝撃を緩和する。エアバッグの容量は、運転席側で60L前後、助手席側で180L前後である。エアバッグの基本構想は、小堀保三郎が1965年に考案・試作したとされている。その後67年、イートン社(アメリカ)が発表し、81年以降急速に採用が増加した。
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